医療機器メーカーだからこそ安心・信頼できるインフラを選定
医療機関や薬局向けの医療機器の製造、販売を行っているタカゾノでは、10年以上にわたり、ポリコム社のテレビ会議システムを活用してきた。導入時期が早かった分、機能も限られており、資料共有ができなかったり同時接続拠点数の制約があった。既存のテレビ会議システムの資産を活かしながら、より広範囲で遠隔会議を行うために選択したのが、既存システムと「V-CUBE ミーティング」の連携であった。
導入済みのテレビ会議システムが抱えていた課題
同時に会議できる拠点数が少ない
同時接続数を増やすためのMCU(多拠点接続装置)の追加購入やソフトウェアタイプのライセンス購入は予算的に難しかった。
会議室が限られ予約しにくい
テレビ会議を開催したくても、拠点の1つでも会議室が埋まっていると別の時間を設定しなければならないため、遠隔会議を開催できる時間が限られてしまう。
海外製Web会議は使いにくい
Skypeの活用も検討したが、インストールやインターフェースが解りにくく、全社展開は難しいと判断した。
V-CUBE ミーティングでこう解決‼
多地点の遠隔会議が簡単に
既存のテレビ会議は1対1の開催だったが、全拠点をカバーしたWeb会議を、どの拠点からも開催できるように
従来はテレビ会議システムのある大阪、東京に周辺拠点の担当者が集まり、遠隔会議を行っていたが、多地点接続が簡単にできるようになったことで、全拠点から同時にWeb会議に参加できるようになった。
自席のPCから参加も可能
PCにヘッドマイクを接続すれば、場所を選ばずにWeb会議に参加できるので、会議室を予約する必要なし
テレビ会議ができる会議室は大阪、東京でそれぞれ4室と限られている。テレビ会議システムが設置された会議室が利用されていることが多く、遠隔会議開催の制約になることがあった。場所も時間も選ばずにWeb会議を開催できるようになった。
誰でも簡単にWeb会議を開催
直感的に使えるインターフェースなので、誰でも簡単に使え、万一のサポートも日本語でOK
誰でも簡単にWeb会議を開催でき、使い方に関する問い合わせはほとんどなし。どの拠点からもWeb会議開催が可能に。
V-CUBE ミーティング選定のポイントは?
導入済みのテレビ会議システムと連携できるか?
いずれはリプレースするにしても、稼働中の資産はできるだけ活用したいので、既存のテレビ会議と連携できるWeb会議であることが必須。
- 「V-CUBE ミーティング」は導入済みのポリコム製テレビ会議システムと連携可能
- 画面上での資料共有など、円滑な会議で重要になる機能も活用
コスト削減が可能か?
テレビ会議のない拠点から、テレビ会議のある近隣拠点へ移動など、会議開催のための交通費を削減したかった。
- テレビ会議が設置されていない拠点は、パソコンを通じて参加
海外拠点とのコミュニケーションがとりやすいか?
無料の動画チャットが可能なツールであっても、多地点でのコミュニケーションができないのでは不便。ログ管理ができないのも不安。
- 海外拠点でも様々な端末を活用して簡単に多地点の遠隔会議が可能
- ログ管理も行え利用状況が把握できる
お客様の声:電話やチャットの延長で気軽に遠隔会議開催が可能に
株式会社タカゾノ 大阪本社 管理本部 情報システム部 部長 杉原庸介氏
全国約50拠点のうちテレビ会議システムを導入していたのは15拠点であったため、システムが設置されていない拠点の社員は、テレビ会議出席のために別の拠点に出張というケースも多々ありました。せっかくの遠隔会議であるのに、この交通費などがかさむことから、出張費削減の視点で既存システムとWeb会議の連携を検討しました。
ちょうどそのころ、中国やアメリカの販売拠点やベトナムの製造拠点など、海外展開も拡大したので、海外拠点とのコミュニケーションという意味でも、PC画面を通じて遠隔会議を行える点は重要でした。
従来は1対1での遠隔会議が中心でしたが、どの拠点からでもPC経由で参加できるため多地点での会議が気軽に開催できるようになりました。
テレビ会議システムが古い機種であるため、資料共有の機能がないこともあり、資料共有の必要がある場合は「V-CUBE ミーティング」で会議を開催し、そこにテレビ会議システムから加わるという形をとっています。
既存資産が更新時期を迎えたら、順次、「V-CUBE ミーティング」へと置き換えていく予定です。
株式会社タカゾノにおけるV-CUBE ミーティング活用法
既存のポリコム社のテレビ会議システムを活用しながら、それまでテレビ会議システムが設置されていなかった拠点は「V-CUBE ミーティング」からアクセス。誰でも簡単に使えることから、従来は遠隔会議を行っていなかった部門でも活用の幅が広がった。
他の活用方法
全国の営業事務担当者のプロジェクトチームによる定例会
これまで各拠点の営業事務担当者は、業務の性質上、拠点を離れるわけにはいかず出張による会議開催は難しかったが、Web会議を行えるようになったことで毎月1回、7~8名のグループによる業務改善プロジェクトに関する定例会議を開催できるようになった。
海外拠点との定例会
アメリカと中国で展開する販売拠点やベトナムの製造拠点には、テレビ会議システム導入のハードルが高いが、パソコンから気軽に活用できるので、週1回の頻度で定例の遠隔会議を実施。
株式会社タカゾノ様がV-CUBE ミーティングと共に利用している主な周辺機器
JABRA SPEAK 410 UC × 5台
あらゆる会話を瞬時にWeb会議に。 明瞭でクリアなサウンドで、USB接続可能な直感的に使用できるスピーカーフォン。 複雑な操作は必要なく、同室に最大4名が参加するWeb会議で使用できます。
YAMAHA YVC-300 × 6台
遠隔会議用スピーカーフォン。4~6名程度の小規模会議に最適。 ポータブルで利用場所を選ばず、PC・スマートフォンと簡単に接続。