企業内で業務として動画/ビデオを使っているケースも増えてきていると思います。トップからのメッセージをビデオで配信したり、製品トレーニングやマニュアル類もビデオ化してどんどん共有して配信しているでしょう。
しかし、従業員間のコミュニケーションを促進する為にいろんなビデオを実際にアップしてみても、ろくに視聴もされないビデオもあると思います。
あなたが面白いと思って撮影してアップしたビデオは、実は同僚にとっては見る価値のない、つまらないものかもしれません。
もしあなたの会社がエンタープライズビデオ(企業内動画・社内ビデオシステム)を導入しているならば、次にあなたがアップロードする際にはどんなことを気をつければ良いのでしょうか。
米国大手HRコンサルタントのRagan Communication社が「20 ideas for your next corporate video(あなたの次のコーポレイトビデオの為の20のアイディア)」という記事をアップしています。
どこの会社も法務部門があり、法務部門は常に様々なクレームに発展しそうなものを排除したいと考えています。
そのためどうしてもビデオはつまらなく、中身のない退屈なものになってなっていく傾向があります。みなあなたのビデオを「これ本当に見ないといけないもの?」と思っているかもしれません。
Ragon Communications社はそのようなあなたの為に20のクリエイティブなアイディアを記事の中であげています。
いくつか抜粋してピックアップしてみますので、是非次回のビデオ作成時に参考にしましょう。
誰も経験したことのないような社内で起こった、面白い出来事やハプニングなどをいくつかピックアップしてビデオにしてみましょう。
インタビューなども交えて、もしあなたの会社の社風が許せば、インシデントケースについてもビデオに含めてみるのも良いでしょう。
1対1でインタビューして、「なぜあなたがその仕事を愛しているか」尋ねてみます。なるべくなぜその人にとってその仕事が素晴らしいのか、素晴らしくしている要因は何かというものにフォーカスすると良いでしょう。
面白い人で、カメラ映えのする従業員を選び、その従業員の一日を追ってみましょう。(情熱大陸ビデオの社員版といったところでしょうか)
また、インタビューして彼は何にフォーカスして、どのように取り組んでいるか、自宅を出るところから帰宅までを追ってみましょう。
従業員が何らかの表彰を受けたときにはビデオを作成しましょう。
そしてなぜその賞を獲得できたか、インタビューしてみましょう。これはその賞の一覧を眺めるよりはるかに価値があります。
カンファレンスやトレードショウが終わった際にはイベント全体に関する、5分間程度のサマリービデオをまとめて見ましょう。
RSAカンファレンスのサンプルです。
何か新規プロジェクトが始まる際にはまずなにが目標なのか、何が、チャレンジなのか尋ねてみてください。そしてプロジェクトが終わった後に、再度同じ質問をしてみましょう。期待通りに物事が運んだか、それとも何か予期せぬことが起こったか?
コンフィデンシャルな情報は隠したままで構いませんので、新製品・新サービスを作ったら、なぜそのような製品・サービスが生まれたかステップごとに説明してみましょう。
あなたの製品、サービスを実際にお客様がどのように使っているか、協力してもらって撮影して皆で共有しましょう。我々の予期しない使い方をしているかもしれませんね。
最後に、
最後に不適当な質問をしてみましょう。
回答が無くてもリアクションを楽しみましょう。あなたの産業における不適当な質問とは何でしょうか?
サンプルビデオ:
セキュリティカンファレンスにおいて 「あなたのパスワードは何ですか?」 という質問を投げかけてみた。
これは一部の抜粋です。実際には20項目もあります。
あなたの会社では、次はどのようなタイプのビデオが一番あうでしょうか?
楽しんで企業内のビデオを作って行きたいですね。
Ragan Comunications社による原文はこちらから
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