社内動画の予想外の副次効果(Secondary effect)について、本題に入る前にひとつ例をあげると、比較的記憶に新しい、アイドルグループ・AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の振り付けを民間企業の従業員が踊った動画。日本交通のタクシードライバーの方々のぎこちなく、リズムも少しズレて踊る姿は、見る側に親近感を覚えさせました。ジャパネットたかたの社長が右左逆に踊るのも、ジャパネットの従業員にしても、テレビで見ている視聴者にしても、微笑ましく見る方が多かったと思います。
この場合の副次的効果とは、「ブランディング」です。一般人が企業に持つイメージというのは、経営の根幹を揺るがしかねないほど大変重視されています。今回は、そういったブランディングを目的として作成された動画ではないのに、社内活性化、インナーマーケティング、社内広報目的で作成された動画が、一般公開されたとき、反響を呼び顧客の心をつかみます。
働き方改革が始まり、「何から手をつければ良いかがわからない……」そうお困りの企業担当者さまも多いことでしょう。そのような課題解決の一手として導入を検討していきたいのが、テレワークです。
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超伊勢丹ファンの矢野顕子さんが作詞作曲した『ISETAN-TAN-TAN』を、国内外のスタッフ500名で踊る動画。4分25秒ぐらいから、メイキング風景なども流れ、すべて見終わった最後(5分15秒あたりから)「拍手喝采」するスタッフの一体感が羨ましいほどに「伊勢丹で働く幸せ」やこの踊りと同じようにスタッフ一人ひとりの「日々の一生懸命さ」を感じられます。矢野顕子さんご本人も登場されるサプライズもありますし、伊勢丹によく行く顧客には、「あ、ここはあのフロアだ」などとわかり更に親近感を覚える動画です。企画した方のインタビュー記事はこちら(Business Journal)
Business Journal のインタビュー記事にもありますが、歌詞の中の「お金があっても無くても、買ってあげたい人がいる/もらうばかりじゃつまんない」という部分。どんな人にも共通する伊勢丹で買い物したことない人も行ってみたいと思わせていると思います。Youtube のコメントにも、自分の住むエリアには伊勢丹がないんだと残念がる方も多いのが印象的でした。
番外編で、イセタン羽田ストアもあるようです。若い女性従業員に踊らせてるだけじゃなくて、お偉いさんも踊っています。すてきです。「え。この人が?!」というサプライズが見る側には得した気分にさせてくれます。
社内動画活用の事例(社内広報、社内コミュニケーション等)をもっと知りたい方はこちらからお問い合わせください。
次回は、あの世界的にも有名な企業の成功事例をご紹介します。
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