メッセージングを提供するAgoraやTencentの制限事項を例に解説します。AgoraのSignalingSDKではチャンネル毎に200件/秒以内(チャンネル参加者数が1,000人未満の場合)を推奨、TencentのChatでは40件/秒の制限になっています。
参考リンク
Signaling Limitations(Agora)
使用制限(Tencent Chat)
パターン1
ギフトの枚数や、ハートの数を入力するUIを追加し、件数とハート又はギフトの情報を合わせ、1回にまとめて送信
パターン2
クライアント側でボタンクリック数をカウントし、数秒待機してからクリック数とハート又はギフトの情報を合わせて1回送信
・10,000人規模のライブ配信でチャットをスムーズに流したい
パターン1
視聴者をランダムで複数のチャンネルに分けて参加させる。数百人規模のグループであればメッセージも自然に流れ、盛り上がりの様子も失われない。
パターン2
チャットの投稿数が増えてきたらメッセージングですぐにメッセージを送信せずに、タイマー等で遅延させて送信する。
PaaSやSDKを提供するベンダーは、設計や実装についてベストプラクティスをドキュメントとして公開しているケースもあります。コンセプトが実装中のサービスに対する同じソリューションなので参考になる場合が多いと思います。