導入事例

株式会社あしたのチーム 様

作成者: ブイキューブ|2018.02.09

人事担当部長は毎日5~12回のWeb面接を実施
入社後の人材育成でもWeb会議をフル活用

人事評価クラウド型運用支援サービス「ゼッタイ!評価®」など、ユニークな人事評価制度のクラウドサービスを提供している株式会社あしたのチームでは、創業から10年という短期間に、全47都道府県に営業拠点を開設予定だ。そのため社員数も急ピッチで増えており、採用のための面接は毎日のように実施されている。同社では面接のスピードを重視し、人事担当の部長による採用面接はV-CUBE ミーティングでのWeb面接で実施している。また、採用後の人材育成でもWeb会議を活用し、新卒採用から半年で支社長となる人材も登場している。


人材の採用における課題

面接のための来社は応募者の負担に

仕事をしながら転職活動をしていたり、面接場所までが遠い応募者にとっては、採用面接のための移動時間や交通費が負担になる。

応募者の都合に合わせた時間調整が大変

多数の応募者に対する、来社前提の面接は時間の調整が難しく、効率的に面接日程を組むことができない。

入社後の研修参加のための移動時間が負担


全国各地の拠点から、本社やエリアの中心拠点に社員を集めると、移動のための時間がかかり、業務が効率化できない。

V-CUBE ミーティングでこう解決!

面接のための訪問不要で就職活動がしやすい

スマホやパソコンを通じて面接できるので、遠距離の移動をしなくても就職活動ができる。

1次面接は各拠点で行っているが、2次面接や拠点が開設されていないエリアの1次面接は、東京本社の人事担当の部長が実施している。応募者は東京本社を訪問することなく、転職活動、就職活動を行えるので負荷が低減できる。

平日の日中でも面接でき効率的な採用活動ができる

30分程度の時間を作れば、平日の日中にWeb面接ができるので、応募者は終業後の夜間などに面接をする必要がなくなり、採用側も効率的に面接の日程を組める。

仕事をしながら転職活動をしている応募者に対し、平日の日中に訪問前提の面接は実施しにくかったが、Web面接により、柔軟に面接の日程を組むことができるようになった。人事担当の部長は1回30分のWeb面接を、毎日5~12回行っている。

研修や営業同行にも Web会議をフル活用

採用後の研修もWeb会議を活用し、短期間で飛躍的に人材を育成。社歴が浅い営業担当に、上長が遠隔での営業同行を行うこともある。

営業活動を行えるのは、Web会議でプレゼンを行い、コンサルタントと認定されたスタッフのみ。全営業マンを前にしてのプレゼンは、短期間で高いスキルを持つコンサルタントの育成に役立っている。

お客様の声

人事担当急ピッチの拠点増により採用面接は毎日実施 30分の面接を12回行う日も

株式会社あしたのチーム 経営企画本部 人財開発部 部長 石田 至子 氏

当社は人事評価のためのクラウドサービスを提供していますが、人事専門の部門を持たない中小企業は、地方に多いのが実情です。クラウドサービスの提供とともに、月1回、その地域の実情をよく知っている評価コンシェルジュが訪問するフェイストゥフェイスも大切に考えているため、2014年から拠点展開を急ピッチで広げ、2018年には全47都道府県に開設予定です。

それにともない、人材の採用も行う必要があります。地方拠点の採用に関しては、その拠点で1次面接を実施しますが、2次面接は私が行います。実際に対面で行う面接の方が、表情の詳細や雰囲気などがはっきりわかるのですが、採用のスピードを重視すると、面接の日程を調整しやすいWeb面接が有効です。

面接予定の時間に、V-CUBE ミーティングから招待のメールを送り、応募者の方にログインしてもらうのが主流で、自宅や出先からスマートフォンで面接を受ける方が多いです。

Web面接は毎日のように行っており、少ない日で5回、多い日では12回実施していますが、これも柔軟に面接日程を調整できるWeb会議ならではだと思います。

新卒の支社長ある日突然上長に呼ばれて支社長に 新卒半年で支社を起ち上げ

株式会社あしたのチーム 営業本部 第2営業部 京都支社 支社長 峯村 茜 氏

2017年4月に新卒で入社しましたが、就職活動時にWeb面接だったのはあしたのチームだけ。「最先端をいっている会社だな」という印象を持ちました。

入社後にまず求められるのは、社内の認定会制度をクリアすることです。ペーパーの筆記試験と、テーマに即した動画プレゼンを行い、これにパスすると、Web会議を通じて全国の営業部員を前にしたプレゼンを行います。ここでコンサルタントとして認定されると、初めて1人で営業活動を行えるのですが、大変なプレッシャーをクリアするからこそ、お客様に対峙できるクオリティを持つことができるわけです。

私は大阪支社におりましたが、「入社2年以内にマネージャーになりたい」「京阪神ならば転勤OK」と、定期的に行われる社内アンケートに書いていました。実際にコンサルタントと認定されたのは入社3ヵ月目であり、その3ヵ月後には突然上長に呼び出され、いきなり京都支社長を拝命し、京都支社の起ち上げを行うことになったのは、自分でも予想しておらず、かなり驚きました。

現在は、私も含め2名という規模の拠点ですが、新卒時のメンターが他の拠点で支社長になっているため、いろいろ相談に乗ってもらっていますが、その際にWeb会議を利用することもあります。

あしたのチーム 様におけるV-CUBE ミーティングの活用法

あしたのチームでは、積極的な拠点展開にともない人材採用も急ピッチで行っている。新卒・中途採用を含め、採用における面接や採用後の研修プログラムなど、人事や人材育成のためにV-CUBE ミーティングをフル活用している。

創業10年で47都道府県に拠点を開設

人事評価に関するクラウドサービスと、月1回の訪問を含む評価支援サービスを両輪とするため、2014年から急速に拠点を増やし、2018年には全47都道府県に営業拠点を開設する。

当社のクラウドサービスのニーズは、人事を専任とした部門を持たない中小企業が中心ですが、中小企業の数は地方が多いのが実情です。名刺にそのエリアの住所が入っていることは、お客様の安心にもつながりますし、きめ細かい営業を行うためにも重要なので、拠点を拡大しています。(石田氏)

スピード重視でWeb面接を実施

2次面接および拠点開設が済んでいない地域の1次面接は、人事担当の部長である石田氏が行う。石田氏のスケジュールを見ると、1回30分のWeb面接が1日5~12回、毎日のように予定されている。

Web面接は、応募側にとっては30分程度の面接時間を確保できれば、あしたのチームを訪問する必要がなくなるため、求職活動がしやすくなるメリットがある。採用側にとっても、柔軟に面接の日程調整がしやすくなり、面接を効率的に行える。

新卒の説明会も、全拠点を接続してWeb会議で行うなど、あしたのチームでの採用活動にV-CUBE ミーティングは欠かせないツールとなっている。

採用以外でのV-CUBE ミーティングの活用

社内での認定制度


あしたのチームでは、営業部員を対象に認定制度を行っており、資格認定を受けないと営業活動を行うことができない。

毎月開催される認定会は、全拠点を接続したWeb会議で行われ、プレゼンターはパソコン越しに営業部全員を前にしてプレゼンを行う

遠隔による営業同行


社歴の浅い社員が営業先にパソコンを持参し、上長が遠隔での“営業同行”を行う場合もある。

峯村氏によると、実際の同行では、自分が主体になって話すことになっていても、上長がイニシアティブをとるケースもあったが、遠隔同行の場合は、確実に自分が主体になり、どうしても困った場合に上長が補足してくれるという安心感があるとのこと