導入事例

四国アライアンス( 阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行 )様

作成者: ブイキューブ|2018.07.31

5つのテーマに基づいた分科会を4行で運営 Web会議でつながり、四国創生に取り組む

阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行が四国創生に向けて締結した四国アライアンスでは、「興す」「活かす」「繋げる」「育む」「協働する」という5つのテーマに基づいた分科会を開催。各分野の専門家、行員たちの知識やノウハウを結集し、四国地域の活性化に向けた施策を展開している。4つの銀行を結ぶ分科会でV-CUBE ミーティングを活用し、スピーディな会議運営を行っている。

地域をまたいだ組織の課題

1ヵ所に集まるための時間と費用がかかる

四国4県に広がる各銀行の行員が1ヵ所に集まるには、長時間に及ぶ移動が必要なうえ、高い移動費がかかってしまう。

コストがかかると分科会の頻度が減少

スピード感をもって各施策を展開するには、一定の頻度で分科会を行う必要がある。しかし時間的・金銭的なコストがかさむと、頻繁に開催することができない。

分科会開催のためのインフラ整備が急務

アライアンス締結後、すみやかに分科会運営を開始するために、コスト面の問題をクリアしたインフラを早急に導入する必要があった。

V-CUBE ミーティングでこう解決!

Web会議の活用によって時間と費用を節約

Web会議なら場所を問わずに分科会へ参加できるため、移動時間や費用をかけずに議論が可能。

4県にまたがるアライアンスのため実際に集まると大きな負担がかかるが、Web会議によって各銀行の行員が自分の職場・店舗にいながら分科会に参加できるようになった。

会場集合型の会議よりも開催頻度が大幅にアップ

場所の確保、長時間の移動といった物理的な制約がなくなり、短いスパンで分科会を開催できるように。

従来行っていた会場集合型会議は3ヵ月〜半年に1回の開催だったが、V-CUBE ミーティングの導入によって2週間〜1ヵ月に1回という頻度で開催できるようになり、議論が進めやすくなった。

分科会開催のためのWeb会議を迅速に導入

様々な要件への柔軟な対応、導入後をイメージできるプレゼンやデモによって、Web会議の環境を速やかに設置できた。

2016年11月にアライアンスを締結し、翌年4月の主要施策公表に向けて、活動する体制をいち早く整えることが喫緊の課題であった。時間が限られている中で、柔軟な対応と導入までのスピード感を重視し、V-CUBE ミーティングを選択した。

V-CUBE ミーティング選定のポイントは?

複数拠点が参加しても滞りなく会議を運営できるか?

発言者や参加者をきちんと把握して会議を進められること。

  • 発言者が自動的に拡大される機能でWebでの会議をスムーズに運営
  • カメラをOFFにすれば「音声だけ」の参加も可能

限られた時間の中で すぐにWeb会議を導入できるか?

ただちにWeb会議を導入し、分科会の活動を始められること。

  • プレゼンやデモの実施など、導入までの過程をスムーズに進行

お客様の声:今後は各銀行でのWeb会議活用も視野に

阿波銀行 経営統括部 企画調査課 四国アライアンス担当 副経営役 上原 大輝 氏

分科会によっては6画面でWeb会議を行うことがありますが、V-CUBE ミーティングは話している人がクローズアップされるので使いやすいですね。阿波銀行ではリスクや効率化を考えて、支店長を集めた会議をWebで行うことも検討しています。

百十四銀行 経営企画部 経営戦略室 調査役 谷 三洋 氏

導入前は果たしてうまく使えるのか、音声などのタイムラグがあるのではないかと考えていましたが、デモや分科会で実際に使われているところを見て杞憂に終わりました。ノートパソコンひとつでどこでも会議ができるので、非常に使い勝手が良いですね。

伊予銀行 総合企画部 四国アライアンス推進室 室長 中川 豪 氏

時間に制約があったことがとても大きな課題でしたが、提案からプレゼン実施、導入までのスピード感や価格、対応の柔軟性を評価してV-CUBE ミーティングを選択しました。伊予銀行では既にV-CUBE製品の導入実績がありますが、今後は海外拠点と国内拠点をつなげるために増設することも検討しています。

四国銀行 総合企画部 四国アライアンス推進室 室長 川田 保雄 氏

4つの拠点をつなぐなど、さまざまな形でデモを行っていただいたので、4行で分科会を開くイメージができました。音声や画質にも違和感はありませんでしたね。我々はホールディングスではないので、異なる銀行の行員たちが同じ画面に映って議論を重ねられたのはとても意味があることです。

V-CUBE ミーティングを活用した四国アライアンスの分科会

4つの銀行が共同で四国創生に取り組む四国アライアンスの主な活動は、現在20を超える分科会での討議だ。分科会では「興す」「活かす」「繋げる」「育む」「協働する」という5つのテーマをもとにV-CUBE ミーティングで議論を重ね、目先の収益にとらわれることなく各銀行のホームタウンや四国全域の活性化を目指して施策が練り続けられている。

多彩な分科会からさまざまな施策を展開

四国アライアンスの分科会には、四国の産業振興やまちづくり、観光をテーマにしたもの、お客様に関わるソリューション関係のもの、地域経済を共同研究するシンクタンク系のものなどが存在する。 これらの分科会から、ファンド運営会社の設立、四国資源のデータベース化・ブランド化、取引先を支援するビジネスマッチング、4行による証券会社の共同活用、事務の共同化による利便性向上、合同研修での人材交流・育成といった施策が生まれている。

4行が共同で課題に取り組む

各分科会では進行役となる銀行が日程や議題を決定し、それに基づいて議論が行われている。

1つの分科会には各銀行から2名〜6名ほどの担当者が参加。4行が共通の課題に対し、多大なコストをかけることなくスピーディに取り組んでいる。

会議の開催頻度は3倍に

V-CUBE ミーティング導入前、実際に集まって行っていた会議は3ヵ月〜半年に1回の開催に留まっていたが、導入後は2週間〜1ヵ月に1回の開催と約3倍の頻度で議論が可能に。分科会も短いスパンで定期的に開催できるようになり、参加者からは「非常にやりやすい」という反応が上がっている。

Web会議に適したテーマを選定

こうして効率化を志向する一方、重要な議題に関しては実際に集まって話し合うなど、Web会議に適したテーマ、そうでないテーマを選別しながら運用している。

女性活躍推進分科会の様子
分科会では発言する時だけマイク・スピーカーをONにし、ハウリングが起こらないように運用している。