北九州市に本社を置き、福岡県を中心にさまざまな企業へネットワークシステムソリューションを提供しているシステージは2018年4月、大きな商圏である福岡市内にサテライトオフィスを設立。テレビ会議「V-CUBE Box」を用いて本社と福岡オフィスを常時接続し、拠点間・社員間のコミュニケーション活性化、生産性向上につなげている。
チャットやメールといった文字ベースのコミュニケーションでは、話題のニュアンスが伝わりづらい。
離れた拠点で仕事をしていると、話しかけたい相手がどのような状態かわからず、コミュニケーションが取りにくい。
顔をあわせて打ち合わせをするにも、拠点が離れていると移動時間や交通費がかさんでしまう。
テレビ会議なら顔を見ながら口頭で話せるので、表情や口調でニュアンスが伝わりやすい。
テレビ会議越しに対面で話すことで、文字だけでコミュニケーションを取るよりも齟齬が生まれにくくなる。また、タイムラグがないのでスムーズに業務を進めることが可能。
オフィス間をテレビ会議で常時接続することで、連絡を取りたい相手の状況がすぐわかる。
話しかけたい相手が席にいるか、応対できる状態か把握できるため、ムダなやり取りが解消。「チャットやメールを送っておく」「テレビ会議で話しかける」など、状況に応じて適切なコミュニケーションが取れる。
移動せずに自拠点から打ち合わせに参加できるようになり、残業時間やコストが低減。
拠点間を移動することなく打ち合わせに参加できるので、移動時間や交通費の節約に。打ち合わせだけでなく、ちょっとした相談もしやすくなる。
システージ株式会社 営業部 取締役部長 天野 朝貴 氏
以前は北九州市の本社に勤める社員が10名、福岡市の客先へ常駐している社員が7名〜8名いましたが、2018年4月に福岡市へサテライトオフィスを設置しました。当初からオフィス間をV-CUBE Boxで空間共有していますが、空間共有が可能だからこそ福岡オフィスを設置した側面があります。
北九州市と福岡市は約60km離れており、車で1時間〜1時間半かかります。商圏としては福岡市も大きく、朝から福岡市に行く社員も少なくありません。福岡市にサテライトオフィスがあれば移動時間や残業も減りますし、通勤しやすい環境なので採用もしやすくなると考えています。
私は福岡オフィスにいることが多いのですが、部下は北九州市の本社におりますので、何らかのコミュニケーションツールが必要です。今まではチャットやメールを使っていましたが、画面越しでも見えていた方がお互いに働いている様子がわかりますし、会話したい時には呼びかけられます。会っていなくても、久しぶりという感覚はないですね。
システージ株式会社 営業部 営業課 萱野 征二郎 氏
空間共有は、上層部が取り組んでいる「働きやすい環境づくり」の一環だと捉えています。離れたオフィスで働く社員ともコミュニケーションが取りやすくなりますし、お客様や業務に合わせて働く場所を選ぶことができます。
福岡市には当社のお客様が多くいらっしゃるので、往訪の合間にサテライトオフィスに立ち寄って仕事ができるのが良いですね。またV-CUBE 製品を使うことで、フィールドワーク部隊が現場から本社へ接続し、情報共有を行うことも可能になりました。外出先で会議を行ってそのまま直帰できるといったメリットにもつながっています。
システージで使われている会議用カメラ「Logicool MeetUp」は、120度の広画角が特徴。同じ部屋にいる感覚が重要な“空間共有”では、オフィスの様子を広範囲で映すことのできる「画角」は重要なチェックポイントとなる。画角が異なるカメラでは、実際のオフィスがどのように見えるのか? システージのオフィスで画角70度、90度、120度のカメラを同じアングルに配置して比較したところ、その差は一目瞭然となった。
画面端には机を並べたエリアがあるが、その半分も映し出せていない。
画角70度のカメラより広く見渡せるが、オフィス全体を映すには至っていない。
机を並べたエリアの端まで捉えており、接続先のオフィス全体が見渡せる。
小・中規模の会議室に最適な、マイクやスピーカーを搭載した一体型のテレビ会議用カメラ。USBとHDMIケーブルを接続するだけで簡単に使用可能。120度の広視野角で参加者全員を捉え、パン/チルト/ズームで参加者の表情や会議室のホワイトボードを映すことができる。
高さ×幅×奥行き:104×400×85(mm) 重量:1.04kg 接続:USBケーブル