コニカミノルタは複合機やプリンター、医療機器、計測機器、さらにはプラネタリウムなどを開発、製造する電気機器メーカー。2020年4月の入社式は、全国的な非常事態宣言も見込まれていたため、実地開催を見送ることとなった。もともと全社員向けのキックオフなどのイベントを「Qumu」の活用によってオンライン化していた同社は、「Qumu」を用いて入社式をオンラインで開催。本社から映像を中継して配信することで入社式のオンライン化を実現した。
全社的なイベントの1つである入社式は新入社員にとっても一生に一度の重要なイベント。安定した稼働が必須であった。
多くの社員が同時視聴するイベントであるため、多数の視聴者が接続できるシステムを求めていた。
入社式を視聴する社員が簡単に操作できるシステムでなければ、操作説明などのサポートが必要となり、配信側の負担が増大してしまう。
全社キックオフ等ですでに利用していた「Qumu」でスムーズな配信を実現。
端末ごとに最適な形式で動画を配信できるため、動画や音声が途絶えることがない。全社イベントなどの特に安定した稼働が求められる状況下でも性能を発揮。
既存のWeb会議システムで対応できなかった接続数の問題を「Qumu」で解決。
5,000人を超える全社員向けの配信にもQumuは対応可能。入社式以外にも全社キックオフや社内向けの決算報告などに利用実績があり、ノウハウが活用できる。
社員のサポート工数も減り、配信のみに集中。
視聴者が操作に手間取ってしまうと、その分のサポートが必要となり配信者の負担が増大してしまう。直観的に目的の動画を探し視聴を開始できる「Qumu」であれば、操作説明の必要もなく、配信側の負担を軽減。
全社員が同時接続しても映像・音声が途切れずに視聴できること。
社内情報を扱うため、外部に情報が流出しないセキュリティが整っていること。
全国的な非常事態の中、2020年の3月上旬に4月の入社式をオンラインで開催することを検討し始めました。全社キックオフで利用していた「Qumu」であれば、全社員へ向けての配信であっても安定して動画を配信できると考え、準備を進めていきました。
新入社員にとっては一生に一度の入社式ですし、映像系の事業を行っていることもあり、クオリティにはこだわりたいと思っていたので、安定稼働の実績があり、簡単に外付けのカメラを活用できる「Qumu」を利用する事になったのは自然な流れでしたね。
コニカミノルタ株式会社 IT企画部 中村 哲也 氏
もともと「Qumu」は社内でのキックオフや決算情報の共有などをオンライン化するために導入していたので、動画の視聴にパスワードを設定するなどのセキュリティ機能が備わっていることが必須でした。「Qumu」であればパスワードを設定することで、社外からのアクセスを防止できます。
コニカミノルタ情報システム株式会社 河上 剛 氏
動画を視聴する社員が簡単に操作できることで、配信側としての負担が軽減されました。中継での配信であればリアルタイムでカメラやスライドの切り替えが必要となるため、安定した稼働とともに操作の簡単さが重要でした。「Qumu」は簡単に動画を選んで視聴できるため、当日は配信の進行のみに注力できました。
コニカミノルタ情報システム株式会社 香取 諒哉 氏
全国に拠点を持つコニカミノルタは、社内の情報共有の効率化を目指し「Qumu」を導入。全社キックオフや社内の決算報告を中継していた。さらに、2020年4月に全国的な非常事態に直面した際にも、入社式などのイベントを、セキュリティ機能が備わっている「Qumu」を活用してオンライン配信した。
上期下期の年2回、社長からのメッセージを「Qumu」を使って全社へ中継。安定した配信により社内全体への情報共有を効率化。
四半期ごとに決算情報を「Qumu」を活用して管理職以上の社員へ共有。パスワードの設定や視聴権限の付与が行えるため、センシティブな内容であってもオンラインで情報共有が可能に。
コニカミノルタは例年入社式を本社で実地開催していたが、2020年は本社に集まっての実地開催が不可能に。3月上旬からオンラインでの入社式の実施を検討。
本社には関東地区の新入社員のみが集まり、「Qumu」を活用して入社式を中継、配信。関西、東海地区の新入社員は自分の配属地に近い拠点に集まり、本社の中継を視聴。
外部カメラなどを活用することでオンラインであっても満足度の高いクオリティの式典に。