導入事例

株式会社八十二銀行 様

作成者: ブイキューブ|2021.03.16

セキュアな動画制作・配信機能を持つプラットフォーム採用でオンデマンド研修によって移動時間とコストを削減

八十二銀行は、長野県の地方銀行として地域密着型金融を推進。銀行というセキュリティ要件が厳しい業種であるため、これまでオンプレミスのテレビ会議システムとそれに付帯する録画機能と動画配信機能を活用していたが、テレビ会議システムの更改をきっかけに、動画録画・配信システムも検討し、クラウド化することに。セキュアで誰でも使いやすい動画録画・管理・配信プラットフォームとして「Qumu」を選択した。

社員研修に関する課題

集合研修は移動時間とコストがかかる

県内全域の支店から研修所に移動して集合研修を行うと、移動時間が業務時間の増加につながり、コストもかかるので、効率的ではない。

オンライン研修はセキュアな環境が必須

金融という業種柄、セキュリティ面の要件が厳しく、これまでサーバーはオンプレミス、オンライン研修は支店に専用P Cを1台置いて皆で利用していた。

より簡単に、動画を制作して配信したい

ITに不慣れな人であっても簡単に動画を制作し、配信できるようにすることで、コンテンツを増やし、オンライン研修を促進したい。

「Qumu」でこう解決!

集合研修をオンラインに置き換えて移動時間とコストを削減

可能な限り集合研修を減らしてオンデマンド化することで業務時間の効率化と移動コスト削減を実現。

これまでは集合研修が中心だった社員研修をオンデマンドに振り替えたことで、店舗から研修所に移動しなくても受講できるように。コロナ禍のBCP(事業継続計画)の面でも、オンデマンド研修が有効な施策となった。

セキュリティ要件をクリアしている「Qumu」でクラウド化を実現

クラウド化でコストを削減しつつセキュリティ要件は満たし、専用PC+タブレットでも視聴可能に。

これまでオンプレミスだったシステムをクラウド化することで、導入コストを削減。セキュリティ要件はクリアしつつ、タブレットでも視聴できるようになったことで利便性も向上。

動画の制作・管理・配信が簡単な「Qumu」で利便性を向上

これまで動画制作や配信を行ったことのないスタッフでも、操作性に優れた「Qumu」で一連の業務が可能に。

「Qumu」のデモを行い、スライド連動のコンテンツ制作や、動画のカット並べ替え、動画の検索などの使いやすい機能があることを確認。これまで以上に簡単に、動画を制作し、配信できるようになった。

「Qumu」選定のポイントは?

誰でも簡単に動画を制作し、配信できるか?

動画作成や配信に慣れていなくても、複雑な作業が不要で動画を制作・配信できること。

  • 「Qumu」のデモで、機能や操作性を確認
  • 不明点はテクニカルサポートサイト「クムニティ」での質問が可能

セキュリティ要件をクリアしているか?

金融機関特有の厳しいセキュリティ要件をクリアしていること。

  • セキュリティ管理や認証機能があり、大企業への導入実績も豊富

お客様の声

テレビ会議システムの更改をきっかけに、動画システムをクラウド化

当行では東日本大震災をきっかけに導入した、オンプレミスのテレビ会議システムを使ってきました。このシステムに付帯していた動画録画機能や配信機能を活用していたのですが、更改時期がきたことによって動画制作・配信システムも見直すことに。

金融機関はシステムに厳しいセキュリティが求められるため、これまではオンプレミスでしたが、時流やコスト面もあり、クラウド化に踏み切ることになりました。研修所で集合研修を受けるために各自が移動する時間やコストも削減したいという目的もあり、動画によるオンデマンド研修を促進するため、コンテンツが作りやすく、配信しやすいこと、セキュアな環境であることが必須要件でした。

具体的なシステムの候補の選定などはシステム部が主導で行い、「Qumu」のデモを見たところ、これまでよりも圧倒的に使いやすく、制作・管理・配信が一貫してできるということが決め手に。運用が始まってからも、サポート体制が充実しており、質問への回答も早いので、とても助かっています。

株式会社八十二銀行 企画部 経営企画グループ 平沢 俊介 氏

制作・管理・配信まで一貫して簡単にできる「Qumu」を採用

動画システムを検討する際にいくつか候補を選定しましたが、制作だけ、配信だけというのは数多くあったものの、それらを全て兼ね備えており、当行のセキュリティ要件に合ったものがなかなかありませんでした。「Qumu」はセキュリティ面も問題なく、社内承認のための書類もブイキューブさんの支援によりスムーズに作成することができました。

例えば、法改正に関する研修や投資信託に関する新商品の学習など、主に研修を目的に動画を制作・配信しています。これまで視聴環境は専用PCのみだったのですが、システムを新しくしたことでタブレットでも視聴できるようになりました。将来的には、お客様向けの動画も「Qumu」で制作し、店頭でサイネージとして配信したり、オンラインで観られようにしたりと、さらに幅広く活用したいと考えています。

株式会社八十二銀行 システム部 OA・分散系チーム 原 克己 氏

株式会社八十二銀行様における「Qumu」の活用方法

「Qumu」を導入してまもなく緊急事態宣言が発令され、コロナ禍における研修に対して、よりオンデマンド配信のニーズが高まった。八十二銀行では、これまで長野市にある研修所に各支店の社員も集まり、集合研修を行っていたような内容もオンデマンド配信型の研修に転換。セキュアな環境の「Qumu」を使って配信し、各支店では専用PCもしくはタブレット画面を大きなディスプレイに映すといった方法で視聴されている。

社内の研修用コンテンツに「Qumu」を活用

1. 法改正の学習など、全員の学習が必須なものは「通達」でお知らせ

研修内容は、事務的なマニュアルのようなものから全員の受講が必須の法改正に関するものなど幅広い。全員が学ぶ必要があるものは「通達」という形で知らせ、「Qumu」で配信し、各支店ではシンクライアントの専用P Cもしくはタブレット端末を大画面に映して、学習を進めている。

2. 既存の資料も動画にすることで、よりわかりやすく

新商品のスライドも、「Qumu」を使ってテロップをつけたり、音声で解説したり、重要なところを強調するといった動画編集で、よりわかりやすく。自主学習用の資料はとくに通達は行わず、各自が空いている時間にオンデマンドで視聴している。

3. 動画タイトルに対象部署名を入れることで、検索しやすく

動画のタイトルには対象となる部署名を入れることで、自分に関係する動画がすぐにわかるようになっている。