導入事例

西日本電信電話株式会社 様

作成者: ブイキューブ|2023.04.04

コロナ禍でも内定の実感を得られるオンライン内定式を目指して

西日本電信電話株式会社(NTT西日本)では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2021年度から内定式をオンラインで実施している。Web会議ツールを使用してオンライン内定式を開催したときは、視聴者である内定者の期待感をどのように高めていくかが課題だった。最先端のICTを活用して事業を展開するNTT西日本だからこそ新たな取り組みを行い、没入感のあるオンライン内定式により内定の実感を持ってもらうべく、2022年度の内定式は「2DCG」の技術を使ったメタバース空間で開催した。

Web会議ツールを活用したオンライン内定式の課題

特別な演出が難しく、マンネリ化してしまう

オンラインイベントが一般的になった今、ウェビナー配信で特別感を演出することは難しい。視聴者を惹きつけるような仕組みや演出を施すことができないと、マンネリ化してしまう。

視聴者がウェビナー配信に慣れ、内定の実感を得にくい

コロナ禍になりオンラインイベントの開催も増加。それに伴い視聴者である内定者もウェビナーに慣れており、特別な式典に参加している感覚を持ちづらい。

最先端のICTを活用して事業展開する企業としてPR要素が不足

「Remote World」を掲げ、ICT遠隔ソリューションを提供しているNTTグループ。そのグループ企業として、一般的なウェビナーツールで配信することは先進的な取り組みとしてPRしづらい。

ブイキューブの「オンライン配信ソリューション」でこう解決!

2DCG/3DCGなどの最新技術を用いて、惹きつける演出が可能

背景合成やオリジナルのイベント空間で、エンゲージメントを高める演出ができる

ブイキューブの専用配信スタジオ「ROYAL STUDIO」で、最新技術「2DCG」を用いた配信を行う。精巧な背景合成によって、よりリアルなイベント空間が出来上がり、没入感のある演出が可能になる。

ウェビナーとは異なる演出で惹きつけ、自分ごと化して実感を高める

先進的な取り組みで興味を持ってもらい、没入感のある空間でより実感を得る

オンライン配信イベントに慣れている内定者を、2DCG技術による演出で惹きつけ、特別な式典に参加していることを認識してもらう。その上でコンテンツ設計を行い、内定の実感を持ってもらう。

最新技術を用いた特別な配信で、先進性のあるPRが可能

オンライン内定式を2DCGなど最新技術を用いて開催することがPR要素に

Web会議ツールを使ったオンライン配信では、他社の内定式や就活セミナーなどとの差別化が難しい。ICT遠隔ソリューションを提供する企業として、新たな取り組みを行うことがより良いPRになる。

「オンライン配信ソリューション」の選定ポイントは?

配信の安定性や高いクオリティを担保できるか?

ソリューションを提供するブイキューブが、高い安定性やクオリティで配信を実施できること。

  • 冗長化構成でトラブルに強く、サービス稼働率100%達成
  • 2DCG/3DCGなどの精巧な背景合成や映像演出で「映える」画面構成を実現

配信の実績が豊富で、複雑な配信にも対応できるか?

オンライン配信の実績が豊富で、あらゆるリスクや複雑な配信にも対応できること。

  • ライブイベント全体では年間7,800件以上の配信実績
  • 配信に必要な機材を常設し、遮音性にも優れた配信専用スタジオ

準備から当日の配信まで任せられるか?

経験豊富なブイキューブのスタッフが、準備から当日の配信まで全面的にサポートしてくれること。

  • リスクや回避策を想定したプロジェクトマネジメント
  • 配信イベントの運営に集中できるようなサポート体制

お客様の声

特別な演出により内定者の印象に強く残り、より実感を持てる配信を実現

西日本電信電話株式会社(NTT西日本)の新卒採用担当として、就活セミナーや選考、入社に際した諸手続き、内定式や入社式等式典などの企画運営を担当しています。

コロナ禍の影響を受け、昨年の内定式はウェビナー形式でオンライン内定式を実施しました。その頃すでに世間ではオンライン配信イベントが一般的になり、視聴者側がウェビナーに飽き始めていることを感じていました。そこで「どのように内定者の ”内定の実感” を高めるか」を課題として挙げ、最新技術を用いた特別なオンライン配信を検討し始めました。

そこで今年新たに挑戦したのが、2DCG技術を取り入れたメタバース環境でのオンライン内定式です。ブイキューブの配信専用スタジオ「ROYAL STUDIO」で安定的に配信しながら、「2DCG」で没入感のある特別なイベント空間を作って開催することにしました。

VR空間だけだと入りにくい、ハードルが高いと感じる人も多いですが、物理空間とバーチャル空間を併用し、そのハードルを下げることによって、コミュニケーションの幅を拡げることができるのではないかと思います。新規事業の創出とともに、コミュニティの創出にも活用していきたいと考えています。

ブイキューブのオンライン配信ソリューションを選んだのは、配信の安定性やクオリティに豊富な実績があり安心感を持てたからです。企画段階から細かな部分まで相談に乗ってもらい、当日も安心して内定式のコンテンツに集中することができました。

結果、内定者のアンケートでは、ブイキューブが関わる配信コンテンツが印象に残ったとの回答も多く集まり、従来のウェビナー配信とは異なる姿勢で参加してもらえたと感じています。内定者の表情を見ていても、緊張感のある表情をしていて、いよいよ内定だと実感を持ってもらえただろうと思います。

NTT西日本の社員になると、ある程度社会にも影響力を持つことになります。その自覚を内定者に持ってもらい、さらに会社の方向性について理解してもらうことができる、そんな内定式を実現できました。

配信環境や準備などブイキューブの全面サポートを受け万全な体制で実施

今回初めて2DCGといった最新技術を使ってオンライン内定式を実施するにあたり、ブイキューブと一緒に取り組むことができてよかった点があります。それは、配信の設備の豊富さと、細かなサポートがあった点です。

今回利用した「ROYAL STUDIO」には、映える画面構成を実現できる背景合成や、視聴者を惹きつける演出ができる機能がありました。スタジオ内には配信に必要な機材が揃っており、回線も安定しているため、より魅力的なイベントに仕上げることができたと思います。

また、配信形式に関してのアドバイスだけでなく、投影するスライドのフォントサイズを見やすいように大きくしたり、人とかぶらないように位置を調整したりと、細やかにサポートいただきました。

今後は、内定者にさらに式典の重要性を感じてもらえるような、参加のモチベーションを高めてもらえるような配信形式を検討していきたいと考えています。

西日本電信電話株式会社様が実施したオンライン内定式

西日本電信電話株式会社(NTT西日本)では、コロナ禍におけるオンライン内定式を、2021年度はウェビナー形式で、2022年度は2DCG技術を用いたメタバース空間で実施した。オンライン内定式の課題は「内定者の期待感や内定実感をどのように醸成していくか」。2022年度の内定式では、先進性のある配信で特別な演出を実現することで、内定者を惹きつけ内定の実感を高めてもらえるような配信を行った。

マンネリ化しない「オンライン内定式」を実現すべく2DCG技術を活用

コロナ禍の影響で、オンライン配信イベントも増え、視聴者もウェビナーに慣れてマンネリ化してしまうことが課題。内定者がオンライン内定式に参加することで、会社がめざす未来について理解できたり、社会人になることの実感を持てたりと、前向きに参加してもらえる工夫が必要だった。そこで、内定者を惹きつける工夫として取り入れたのが、2DCG技術を活用した没入感のあるオンラインイベント演出だ。

より内定の実感を持ってもらえる特別な演出を実現

従来のウェビナー配信では実現できない2DCGのバーチャル空間に内定式の会場を用意。スライドを投影しながら役員や幹部が目の前で話している感覚を持てるような演出をした。

より内定の実感を持ってもらえる特別な演出を実現

初の開催となった2DCG技術を用いたオンライン内定式。Web会議ツールを使ったオンライン配信よりも、内定者の興味関心を惹きつけることができたが、さらに式典の重要性を感じてもらえるような内容を考えている。今後は内定者がアバターとしてイベント空間に参加できる形式など、さらに参加のモチベーションを高められるような形式を検討する。