オンライン研修とは、遠隔にいる講師と受講者が、インターネット回線をつなぐことでオンライン上で行う研修です。
Web会議システムを用いることが一般的で、パソコン、研修に利用するシステム、そしてインターネット環境の3つがあれば、遠隔地同士でも研修を行うことが可能です。
オンライン研修の参加方法には、会議室に拠点ごとに集まり研修を受ける「多拠点参加型」と、個人が各自参加する「個人参加型」があります。
研修の配信方法には大きく分けて「ライブ配信型」と「eラーニング(オンデマンド)型」の2つがあります。
ライブ配信型はリアルタイムで行う研修を指します。ワークショップやロールプレイングなど相互コミュニケーションを必要とする研修も実施することができます。
ライブ配信をメインとしたオンライン研修でおすすめなのが「V-CUBE セミナー」です。チャットやアンケート機能で双方向のコミュニケーションができるため、受講者の理解度を確認しながら進めることが可能です。
出典:V-CUBE セミナー
全世界26,000拠点(台)のデバイスに対してライブ中継できる強力なシステムでもある上に専用アプリのインストールもいらずに研修を視聴することも特徴です。
eラーニング型は、研修の動画や資料などをアーカイブしてオンデマンド配信する研修方法です。
ライブ配信とは異なり、受講者が好きなタイミングで研修を受けることが可能です。同じ時間に調整することが難しい場合でも、従業員各自がそれぞれのペースで研修を受けることができます。
社内へのオンライン研修をオンデマンド配信する時におすすめのツールが、動画の作成から配信までを一括で行えるサービス「Qumu(クム)」です。
出典:Qumu(クム)
Qumu(クム)は、ビジネスシーンで使われる、営業動画、研修動画、社長訓示などの動画を、簡単に作成・オンデマンド配信できるサービスです。
初心者でも簡単に「スライド連動コンテンツ」や「画面キャプチャー動画」などで本格的なビジネス動画を作れるようになっているため、動画制作の外注コストを削減したい企業に特におすすめです。
自社役員や外部講師の登壇コンテンツを伴う研修では「ライブ配信型」、一定の期限を決めて行うタスク式研修や、反復演習を要する新入社員・内定者研修、技術研修では「eラーニング(オンデマンド)型」など、利用シーンによって使い分けることをおすすめします。
特に大きなメリットである「コスト」「参加ハードル」「学習効果」について解説していきます。
オンライン研修の最大のメリットは以下のコストを削減できる点です。
例えば全国に支店があり、研修をする際本社に社員を集めていた企業であれば、社員の交通費や宿泊費を削減できます。仮に1人当たり1,500円を支給していた場合、100人であれば150,000円です。
研修に使う社外施設のレンタル料や、社内会場の椅子準備やレイアウト変更などにかかる人件費もおさえられます。
また、オンライン研修は社内で録画した動画や研修用に販売されている動画を用いれば、無人で開催可能なのもメリットです。録画した動画を視聴して学習してもらう形にすると、外部講師を依頼したり、社員のリソースを割いたりする必要がなくなります。
ただし、強制力がなくなる点には注意しましょう。例えばインターネット上にアップされた動画を見てもらうのではなく、オンラインのミーティングルームに入室した状態で動画を見てもらうと有効です。
オンライン研修ではWeb会議システムを利用すれば、遠方の社員や出張など移動が頻繁な社員ともコミュニケーションをとることが可能です。
今まで遠隔で研修をする際は、社員がWeb上のプログラムに沿って自身で進める「eラーニング方式」や配られたテキストを進めていく形式が一般的でした。しかし、Web会議システムが普及した現在では、リアルタイムでコミュニケーションをとれます。
対面研修より一人ひとりのコミュニケーションの密度は低くなるかもしれませんが、支店が違う人や普段は業務フローがかぶらず話す機会がない人とも接点を持てるのがメリットです。
なお、チャット機能やリアクション機能、共有した資料に記入できるホワイトボード機能などが備わったシステムを使えば、交流を活発化させることも可能でしょう。
対面方式のほうが慣れているため、コミュニケーションがしやすいと感じる方も多いですが、上記のようなオンライン研修ならではのメリットもあるのです。
オンライン研修の学習効果は、対面での学習効果とさほど変わらないとされています。パーソル総合研究所が企業の研修担当者に対して実施した調査では、学習目標8割以上を達成した回答の割合は以下となりました。
リアルタイムではない、eラーニング方式では学習効果が下がることがわかりますが、集合形式であれば対面でもオンラインでも学習効果に差はないと考えられます。
以上、オンライン研修の代表的なメリットとして「コストの削減」「遠方の社員との交流」「学習効果」を取り上げました。
感染症予防がきっかけとなり、現在テレワークを導入する企業が増えています。それに伴い、転職市場で「テレワークの制度があるか」は企業を評価する明確な価値基準になっています。
株式会社MS-JAPANが2020年に実施した調査では「新型コロナウイルスの流行を受けて、より重要視したい条件はどれですか?」という設問に対し、年収55%に次いでリモートワークが47%と続きました。
リモートワークは働き方の自由度を示すものとしても考えられるため、今後転職市場で自社を魅力的に見せたいと考えている企業は、リモートワーク下でも研修を実施できるオンライン研修を導入するといいでしょう。
オンライン研修はPCやモバイル画面を介した遠隔コミュニケーションが主体となってしまうため、参加者が手を動かす作業が伴うワークショップや、実際に経験しながら学ぶ研修(OJT)、大人数での議論を、オンライン研修のカリキュラムとして組むのはハードルが高いといえます。
ただ、参加者同士のコミュニケーションが希薄になることに関しては別途、オンラインもしくは対面で交流の場を設けるなどの工夫をすることで大きな改善が見込めるでしょう。
モチベーション維持に関しては講師や運営者の飽きさせない工夫、ファシリテーションの方法次第で対策していくことが必要です。
対面での集合研修とオンライン研修の比較に関しては関連記事『「Webセミナー」とは?時間・場所に縛られず全国・海外の新規顧客を開拓しよう』をご覧ください。
このように大きなメリットもあればデメリットもあるオンライン研修ですが、運営側が工夫することでデメリットを縮小することも可能です。具体的にどのようにすればデメリットを最小化できるのか、いくつかの方策を挙げてみました。
気になる項目だけでも確認してみてください。
オンライン研修を実施するには、事前にツールを導入し、その使用方法や研修の進め方などを従業員に説明することをおすすめします。
部署や部門、世代によってオンラインによるコミュニケーションや作業の慣れには差があることが多いです。
もし事前の説明なしにオンライン研修を実施すれば、途中で研修を止めて説明する必要が出てきたり、理解度が大幅に下がる危険性も考えられます。
限られた時間を有効に使い、オンライン研修についてこれない参加者を作らないためにも、事前に説明時間を用意しましょう。
オンライン研修はPCやモバイルの画面と長時間対峙する必要があるため、参加者が自分で意識しているよりも体力的・精神的にも消耗されやすくなります。
そのためオンライン研修を運営する際には、集合研修よりもこまめに休憩時間を作るなど無理のない研修スケジュールを組む必要があります。
休憩以外にも受講者がリフレッシュできるような工夫を考えてスケジュールを作成してみてください。
事前にオリエンテーションや説明資料を配布しても、研修中にトラブルが発生したり、参加者で理解に遅れてしまう人が出たりすることが考えられます。
そのような場合を想定し、研修当日はトラブルに対応する担当者を1人は配置しておくと良いでしょう。
いざというシステムエラーの時に対応できる専任メンバーがいることで、受講者・講師共に安心してオンライン研修に集中することができます。
ライブ配信型のオンライン研修では、受講者にできるだけ画面を「ON」にしてもらうことをおすすめします。
講師・運営側は受講者の顔が見れない状態ではリアクションを把握しにくく、進行しにくいです。また、受講者も音声やチャットのみの受講だと集中力の維持がより一層難しくなります。
そこで画面をONにして貰い、運営側はリアクションを確認可に、受講者は一定の緊張感を持ちながら受講できる状態を作ることで上記の問題を解決することが可能です。
受講者のプライベート保護には背景が映らない方向で受講してもらうことや、Zoom ミーティングの背景設定で変更してもらうことで対策できます。
受講者の画面をONにしてもらい運営側が受講者に分かりやすい反応を求めても、意思疎通が難しい多い場合も多々あります。
そのような困った状況ではチャットやアンケート機能を利用することで受講者とのコミュニケーションを図っていくことがおすすめです。
オンライン上では発言する人数が限られ、顔色をうかがってしまう受講者が必ずいます。なので、自由なタイミングで送れるチャットやみんながリアクションできるアンケートだとリアクションをしやすくなるでしょう。
ロールプレイングやワークショップなど、チームでの議論を必要とする研修をオンライン研修で行う場合もあるでしょう。その場合にはツールのグループ分け機能を使うことで研修をスムーズに進めることができます。
例えば、「Zoom ミーティング」のブレイクアウトセッションはランダム・任意の小さいグループを作成することが可能です。大きな部屋の中に小さな部屋を複数作っているのをイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
このようにツールの機能を使い、小さなグループを作ることでオンライン研修でもロールプレイングやワークショップのハードルを下げることが可能です。
オンライン研修のデメリットである、参加者同士のコミュニケーションの希薄化。これを解消する一つの方法としては、研修の前後にアイスブレイクや雑談タイムなどの時間を設けるのが良いでしょう。
研修本番外でコミュニケーションを取る時間を作ることで、参加者同士の繋がりを強くすることができます。
ライブ配信による研修中はできるだけ参加者全員が顔出し(カメラ機能をONにして画面に顔を映し出す)することが重要です。集合研修さながらに、お互いの顔を見ながら受講することで相互のコミュニケーションが促進されやすくなります。
研修カリキュラムがすべて終わってから「オンライン飲み会」を開催するのも良いでしょう。
オンライン研修のカリキュラムが終了するごとに、その日の振り返りを提出してもらうようにすると良いでしょう。
内容は、講義のポイントやまとめ、疑問点、感想などカリキュラムに関することならどのような内容でもかまいません。この振り返りを義務付けることで、オンライン研修で不安定になりがちな受講生の集中力を上げることができます。
オンライン研修の参加者からのフィードバックは、講師や研修を実施する側にとっても、従業員の理解度・習熟度を把握する良い材料になります。
オンライン研修をスムーズに進めるためには、適切なシステムの選択が重要です。選ぶ際には以下の点を確認しましょう。
コミュニケーション機能とは「アンケート」「チャット」「ホワイトボード(共有資料への描画)」「文字起こし」などです。オンライン研修は対面研修のように交流を活発化させるのが難しいため、このような機能があると進行が楽になります。
なお、オンライン研修に利用できるシステムの中には無料のものもありますが、なるべく有料のシステムを利用すると良いでしょう。無料ツールの多くは会議の時間制限や録画機能の制限など、利用できる機能に制限があるものが多く、接続の安定性も有料プランに劣るケースもあるためです。
たとえば、Zoom、Skype、Google Meetは無料プランだと時間に制限があり、Teamsは研修内容の録画ができないデメリットがあります。もちろん、それぞれのシステムに制限をなくした有料プランがありますが、申し込む際はサポート体制も確認しましょう。
特に海外製のツールは、サポートの問い合わせに時間がかかったり、理解しやすいマニュアルが整備されていなかったりする場合があります。少人数の会議であれば、多少トラブルに伴う遅延があっても許容できるかもしれませんが、大勢が参加するオンライン研修ではスケジュール通り進めたいところです。
システムの理解に自信がある場合以外は、設定や配信のサポートが充実したシステムを選ぶことをおすすめします。
上記のような点に留意しオンライン研修で成果を出している企業は数多く存在します。今回はWeb会議ツール「V-CUBE」を利用している企業の中から、V-CUBEをオンライン研修の目的で利用し、成果を上げている企業を3つピックアップしてご紹介いたします。
工場・製造業における人材マッチングやキャリア形成支援を行うUTグループ株式会社。北海道・東京・神奈川・大阪・鹿児島など全国各地にグループ会社を持ち、距離(地理)的な問題で全従業員に同一の研修を受講させることが困難だという背景があります。
対策としてエリアを分割した集合研修で対応していましたが、講師によるばらつきがあり受講生の理解度に差が生じるという事態に陥っていました。そこでオンライン研修を導入することで全国同一レベルのスキルアップを実現するという決断を下したのです。
導入時から全国の拠点に対し同一の研修カリキュラムでオンライン研修を実施。当初はMTM研修やリーダー総合研修で利用していましたが、やり方を工夫するなどして研修範囲を拡大し、専門研修である設備保全技術者養成プログラムなどへも研修範囲を拡大しました。
今後は採用面接などもオンラインで行うよう、活用場面を増やしていく計画です。
企業名:UTグループ株式会社
事業内容:製造・設計・開発・建設分野等の無期雇用派遣事業
従業員数:非公開
カルディブランドの小売店を全国に展開している株式会社キャメル珈琲。月1回、全国から70名前後のエリアマネージャーが集まる「代表者ミーティング」を集合形式で開催していましたが、出張旅費が大きな負担となっていました。
また、会議の都度大きな会議室をレンタルしており、そのスケジュール調整も大変だったとのことです。そこで、エリアごとに集まって行う分散型のミーティングに移行するためWeb会議システムの導入を行いました。
課題となっていた出張旅費に関しては、導入前よりも40%削減することに成功。会場確保にかかる時間とコストも削減され、移動が少なくなったことによる参加者の拘束時間も短くなりました。
また、参加できなかったマネージャーに対しても録画データを後から見ることで参加者と同じレベルで情報共有を行うことができるようになりました。
企業名:株式会社キャメル珈琲
事業内容:カルディコーヒーファーム事業、卸売り事業、海外事業、飲食事業
従業員数:9,700人
宮崎銀行は九州の宮崎県に本店を置く地方銀行です。地域密着型金融機関として九州を中心に複数の拠点を設け事業展開しています。
当初、新商品に関する勉強会を集合研修方式で行っていました。しかし、コストや時間の課題や参加者のスケジュール調整が難航していたことなどを理由にWeb会議システム「V-CUBE」を導入。
オンラインで対応できる研修プログラムはすべてV-CUBEで行うように移行しました。
約3か月の試行期間を経て本格導入したオンライン研修。これまで研修会場までの移動に平均1~2時間かかっていた時間を削減することに成功。同時に移動コストの削減も図ることが出来ました。
また新入社員研修や入社5年目研修など参加者同士のコミュニケーションが求められる研修は従来の集合研修方式で対応。メリハリをつけることで全体の営業力強化を図っています。
企業名:株式会社宮崎銀行
事業内容:普通銀行業務、外国為替業務、投資信託業務、代理店業務ほか
従業員数:1,421人
オンライン研修に際し、パソコン以外に主催者側で用意すべきものは以下の4つです。選び方やおすすめツールなどを紹介していきます。
オンライン研修を行うためのプラットフォームとして、Web会議やライブ配信、オンデマンド配信などのツールが必須です。オンライン研修に最適なツールとして以下3つをまとめています。
自社に合ったサービスを探してみてください。
出典:V-CUBE セミナー
V-CUBE セミナーは、Webセミナーのライブ配信や、オンデマンドコンテンツの配信ができるクラウド型配信サービスです。
映像音声とホワイトボード同時にリアルタイムな配信が可能なので、資料を説明しながらチャットやアンケートなどのツールを使用し、受講者との双方向のやり取りができます。
チャットやアンケートの機能により、受講者の理解度や主体意識を高めることができるでしょう。またセミナー後は、コンテンツをアップロードすることで、受講者の都合のいいタイミングで視聴も可能です。
V-CUBE セミナーの主な特徴は以下です。
インストールや設定、メンテナンスなどの手間もなく、誰もが簡単に利用できるというのもV-CUBE セミナーの特長です。
出典:Zoom ミーティング
Zoom ミーティングは2020年時点、Web会議システムで最も高いシェアを誇っています(株式会社MM総研の調査より)。普及率が高いため、使用経験がある人も多く比較的スムーズに導入ができるのが最大のメリットです。
Zoomは主催者から送られてくるURLをクリックするだけで参加できます。アプリを入れると操作性が良くなりますが、ブラウザからでも利用可能です。Zoomの特徴は以下があげられます。
特にオンライン研修で重宝するのは「ブレイクアウトルーム」でしょう。ミーティングルームに参加したメンバーを分けて、数人で話せるミーティングルームを作成できます。
グループワークやOJT制の研修に役立ちます。Zoom ミーティングには3種類の「プロ」「ビジネス」「エンタープライズ」の3つのプランがあり、主な違いは最大参加可能人数です。それぞれ100人、300人、500人が参加できます。
500人以上の参加人数に対応したプランはありませんが、オプションで最大10,000人が参加できるZoom ウェビナーが利用できます。500人以上の用途がある場合は検討してみてください。
なお、Zoomは「Webサイトからの直接契約」と「代理店契約」の2通りの申込方法がありますが、ビジネスユースであれば代理店を通した契約をおすすめします。代理店がサポートに入ってくれるため、なにかトラブルが発生した際にすぐに返答をもらえるためです。
上記の特徴から、使い慣れたツールが良く、サポート体制を重視する方にもおすすめのオンライン研修システムです。
ブイキューブが提供するZoom ミーティングの料金プランを見てみる
出典:Qumu(クム)
ブイキューブ社が提供する「Qumu(クム)」は、企業内で使用する動画を簡単に作成・配信できるサービスです。Qumuを使って可能になることを下記にまとめました。
従来は動画を作る際、動画編集ソフトで編集し、ポータルサイトやクラウドサービス、メール等を通して共有しなければなりませんでした。Qumuを導入すれば、動画の作成〜配信が同じサービス上で行なえます。
Zoomと連携してWeb会議映像を自動で配信できるため、今までZoomでのWeb会議を録画してフォルダにアップしたり、メールで送ったりして個人個人がダウンロードする必要がなくなります。
Qumuを導入した「トヨタ自動車東日本株式会社 様」の事例では、「大量の動画を共有できるシステムがない」「集合教育では学習ペースの個人差に対応しにくい」といった課題が解決されています。
オンライン研修にかぎらず、動画を通じた社内コミュニケーションを活性化したい企業におすすめです。
講師や運営側の様子を参加者に映像として伝えるために必要となります。パソコンに内蔵されているカメラでもオンライン研修は進められます。
しかし、複数人がカメラに映る場合やカメラ越しに文字や画像を見せる場合には画角や解像度などを考えた上で市販品のカメラを使用すると良いでしょう。
講義内容をクリアな音声で参加者に伝えるためにとても重要です。パソコンの内臓マイクでは周囲の雑音まで拾い、参加者に講義内容が上手く伝わらない可能性があります。
また周囲の環境によって適切なマイクをチョイスすることも大切です。
外付けのカメラ・マイクについては高品質のカメラ・マイクを厳選した「V-CUBE デバイス」をご用意しております。様々なツールで利用可能で幅広い利用シーンに対応。コストパフォーマンスにも優れた製品です。
集合研修の時と同様にオンライン研修でもプログラムを用意する必要があります。
多くの場合、研修で使用する資料は画面共有のような形で参加者にも見えるようにするため、スライドショー形式で準備するのが一般的です。
当然ながらオンライン研修中、継続してネットワークに接続可能な環境が必要です。
オンライン研修を受ける際には通信速度がある程度早く、安定しているか。加えて、定期的に接続が切れる心配がないかなどの確認を事前にしておくことをおすすめします。
オンライン研修でも参加者に発言することを求めたり、顔出しを必須とする場合もあります。従ってカメラ・マイクが内蔵されているパソコンを用意しておくと良いでしょう。
相互のコミュニケーションを必要とする研修を行う際には周囲ができるだけ静かな場所を選んで研修を受けることがおすすめです。
しかしながら、テレワーク環境では周囲が急に騒がしくなる場合も想定されます。そのような場合を想定してヘッドセットの使用を検討しても良いでしょう。
また、Krisp(クリスプ)はワンクリックで周囲のノイズを遮断して自分の声だけをクリアに届けることが可能です。また、他の受講者が発したノイズも遮断することができます。
ノイズは心配だがヘッドセットをオンライン研修時に毎回用意することが難しい、ワンクリックで手軽にノイズを遮断したいという方は是非ご検討ください。
本記事ではオンライン研修の特徴と成功に導くコツをご紹介してきました。オンライン研修は2つのパターンの配信方法を利用シーンに応じて使用することが成功への第一歩です。
そうすることで様々なオンライン研修のメリットを活かすことが出来ます。また、ご紹介した8つのコツを抑えることでデメリットを最小限に抑えることも可能でしょう。
対面の研修にはない効果をも見込めるオンライン研修は、現在多くの企業が導入を進めています。この機会にぜひ具体的に検討してみてはいかがでしょうか。