連載の第二回目です。第一回目ではエンタープライズビデオを視聴する際に重要な配信インフラをCDNというソリューションを通して説明しました。
今回は数多くのデバイスにどのように対応していくべきかを説明させていただきます。
働き方改革が始まり、「何から手をつければ良いかがわからない……」そうお困りの企業担当者さまも多いことでしょう。そのような課題解決の一手として導入を検討していきたいのが、テレワークです。
テレワークの導入には以下のようなメリットがあります。
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アクセスしてきたデバイスを認識することは難しいことではありません。
しかしながら市場に数多くリリースされ続ける、ありとあらゆるデバイス、またこれから登場するであろう新しいデバイスに対して、サポートされているビデオフォーマットを提供することは簡単ではありません。
このような状況下ではデバイス認識の技術は決して重要ではなく、フレキシブルで、拡張性が容易であるルールを用いて認識していくことが重要です。
お使いのビデオソリューションで視聴者に「このデバイスでは視聴できません」といったメッセージを表示させることのないように、様々なデバイスでサポートされているビデオフォーマットを使用する必要があります。
また、その視聴者が地理的にどこにいるのかも重要な要素です。東京本社、大阪支店、九州支店のオフィスからビデオを視聴しているのか。または在宅、出張先からの4GLTEネットワークを使用してのアクセスか。
このような状況下でビデオを最適に配信することは、接続情報から、自動的に配信品質を選択していく必要があります。またすべてのアダプティブビットレートにも対応し、ビデオトラフィックがそれ以外のトラフィックに干渉することがないように、ビットレートの上限値を制限して配信するこが重要になります。
様々なモバイルデバイスで対応している最適なフォーマットに対応していくことは重要ですが、その中でも様々なフォーマットがあります。
一つはアダプティブストリーミングです。
これはアダプティブビットレートとも呼ばれ、一つのビデオの中にいくつかのビットレートを同梱しておきます。
そのビットレートは高画質のなものから中画質、低画質なものまで準備しておきます。
そして接続している、ネットワーク帯域幅と連動して帯域が大きくしようできれば高画質、ネットワーク帯域が不足すれば画質を下げて視聴を継続させます。
代表的なフォーマットはApple HLSとMicrosoft Smooth Sreamingです。
ただし、実はこのアダプティブビットレートも落とし穴があります。
常に接続しているユーザーに対して最大限のネットワークを用いてなるべく高画質で再生をさせようとします。
そうすると同時にネットワークを使用する他のトラフィックへ大きく影響を与えます。
この問題には次回の連載第三回目で解決策を提示させていただく予定です。ご期待ください。
いずれにせよ、様々なデバイスでの視聴のすべてに対応していくのは簡単な問題ではありません。
デバイスの種類が増えるとすなわち、アクセスしてくるネットワークの種類も増えていきます。
そのような対応を企業内のビデオでどう対応していくかは、今後のシステム導入の際には一番気をつけるべきことでしょう。
働き方改革が始まり、「何から手をつければ良いかがわからない……」そうお困りの企業担当者さまも多いことでしょう。そのような課題解決の一手として導入を検討していきたいのが、テレワークです。
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