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Web会議は高画質に! なぜ、Web会議サービスの画質は向上し続けているのか?

作成者: ブイキューブ|2015.10.21

「Web会議サービスは画質が低くても仕方ない…」もし、あなたがこのように思っていたとしたら、その常識はもはや古いかもしれません。最新のWeb会議サービスは、新たな映像伝送技術を採用するなど、映像品質が向上したこともあり、クリアでなめらかな画質を実現しているのです。今回は、その理由とWeb会議サービスの高画質化によるビジネスメリットについて考えてみましょう。

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Web会議サービスの高画質化は必然だった

テレビ会議システムやWeb会議サービスは、全員が同じ場所にいなくても、会議参加できるという点で普及が進んでいます。

Web会議サービスはテレビ会議システムに比べて導入コストが低く、すぐに始めることができる点や、場所を問わずPC、スマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスで会議参加できる点がその特長です。その一方で、画質については、専用システムを用いているテレビ会議システムが高画質を実現できるのに対し、Web会議サービスは難しいと考えられてきました。

そもそも、Web会議などの目的の1つに、コミュニケーションの量と質を充実させることが挙げられるでしょう。これはビジネスの意思決定のスピードを上げることにもつながります。そう考えると、映像・音声という2つの要素の質を高めることは重要です。中でも、これまでウィークポイントと見られていたWeb会議の画質を向上させることは、さらに充実したビジュアルコミュニケーションの実現を目指す上でも必然だったというわけです。

Web会議サービスが高画質化を実現できた理由

では、最新のWeb会議サービスがどのように高画質化しているのか。「V-CUBE ミーティング」を例に見ていきましょう。

1. 新たな映像通信規格の採用

高画質化の要因の1つとして、H.264/SVC映像コーデックという、回線・PCスペックに合わせて最も高い品質の映像を実現する規格を採用したことが挙げられます。SVCとは、Scalable Video Codingの略です。この規格を採用したことで、クリアでなめらかな映像通信を実現しています。

2. 接続状況に応じて最適な画質を提供できる

新たな規格を採用しても、Web会議の画質はネットワーク環境に左右されてしまいます。従来のWeb会議の場合、画質は入室した時の帯域で固定し、その後、帯域が改善しても映像品質は最初の帯域の時のままでした。

その点、「V-CUBE ミーティング」では、その時の帯域状況に合せて「最も高い品質の映像」まで自動で引き上げることができるようになりました。つまり、安定して帯域が確保できる状況ならば、常に高画質での会議が実現できるというわけです。

3. パケットロス発生時には他レイヤーのパケットで補完

従来のWeb会議サービスでは、パケットロスが発生した場合、映像データが再現できずに映像にノイズが発生し、時にはそれが遅延や映像停止にもつながっていました。

「V-CUBE ミーティング」では、他レイヤーのパケットで映像を補完し、途切れを抑止しながらノイズのないクリアな映像を再現しています。これは「V-CUBE ミーティング」がテレビ会議などにも使われている、1チャンネルには高画質の映像、もう1チャンネルには低画質の映像を収められる映像・音声技術、H.264/SVCを採用したことで可能になりました。

4. スペックの低い拠点に影響を受けず、拠点ごとに最適化された映像を配信

会議に参加する拠点の中で、1拠点だけでもインターネット接続帯域が不十分だったり端末の処理能力が低い拠点が混ざっていたりした場合(下図左)の例を紹介します。
従来であれば、会議全体の通信がスペックの低い拠点に合せて設定され、各拠点の回線の能力を発揮しきれず、画質もそれに影響を受けていました。

「V-CUBE ミーティング」では、拠点ごとに映像品質を最適化。ほかの拠点の影響を受けないので、拠点ごとで最も適した画質で表示できるようになります。

テレビ会議と同等の高画質を低価格のWeb会議サービスで実現

以前は高画質、高音質を求めるのであれば数百万から数千万円の導入費用がかかるテレビ会議を選択するしか方法がありませんでした。しかし今では、技術の進化によってWeb会議の画質はテレビ会議に近づきつつあります。

今までWeb会議の画質に不満があって導入に二の足を踏んでいたのであれば、まずはご自身の目で、クリアかつなめらかになった映像通信を、まずは試用してみてはいかがでしょうか?

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