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Zoom有料版「エンタープライズプラン」とは?料金や機能紹介、プロ・ビジネスプランと迷った時の選び方

作成者: ブイキューブ|2021.12.14

新型コロナウイルス流行の影響で、Zoomでのオンラインミーティングやウェビナーの開催が一般的となりました。自社でもウェビナーの開催を検討している中で、どのプランで契約すれば良いのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Zoom有料版「エンタープライズプラン」について詳しく解説し、他の有料プランであるプロ・ビジネスプランとの違いや、プラン選びのポイントについてご紹介します。ぜひプラン選びのご参考にしてください。

Zoom有料「エンタープライズ」プランとは

Zoom有料版「エンタープライズプラン」とは、Zoomをフル活用したい企業様向けの有料プランです。

エンタープライズプランはZoom有料版の中でもっとも大規模な利用者向けの有料プランです。またウェビナー機能が利用できるため、ウェビナーを開催したいと考えている企業にもおすすめのプランです。

利用は50ライセンス〜

エンタープライズプランでは、50ライセンスから購入可能となっています。Zoomにおけるライセンスとは、会議を開催するときに「ホストになれる人」のことを指します。「ホストになれる人」とは会議を主催できる主催者のことです。

「ライセンス数=ホストの人数」となり、すべての社員が有料のライセンスを持っておく必要はありません。会議に参加するユーザーは有料ライセンスは不要です。

たとえば、エンタープライズプランで50ライセンスを保有している場合、500人まで参加できる会議室が、50部屋同時に利用可能な状態だと考えてください。

1つの会議で500人までが参加可能

エンタープライズプランはZoom有料プランの中で、1つの会議に参加可能人数がもっとも多いプランです。会議を開く場合、1ライセンスごとに1回の会議で参加できる参加者の人数が決まっています。エンタープライズプランの場合、1つの会議で最大500人/ライセンスまで参加可能です。

他の有料プランでの1つの会議に参加できる参加可能人数は次の表の通りです。

プロ ビジネス

エンタープライズ

100人まで 300人まで 500人まで

録画OK

エンタープライズプランでは、会議中の映像を録画できます。例えば都合があわず、参加できなかった社員へ会議終了後に録画を共有することで、参加できなかった社員も会議の内容が把握できます。

会議の共有は議事録など文字ベースでの共有が一般的ですが、新型コロナウイルスの流行により、直接会う機会が減っている現状で、社員1人1人や場の空気を把握できるのは録画のメリットです。

また全体の流れが時系列でわかるので、会議で決定された内容の背景や経緯も把握がしやすくなります。

ここまでの機能は、すべての有料プランで共通で利用できる機能です。次の項目からは、有料プランの中でもビジネスプラン、エンタープライズプランでのみ利用できる機能をご紹介します。

シングルサインオン(SSO)

シングル サインオン(SSO)とは、会社の認証情報を使用してサインインする方法です。 そもそもシングル サインオン(SSO)とは、1つのライセンス・パスワードで複数のサービスにログインできるようにする手法です。管理者側で認証情報を設定しておくことで、ユーザーはライセンス・パスワードを覚えたり管理する必要がなく、情報漏洩のリスクも軽減できます。

Zoomのシングルサインオン(SSO)は、例えば会社のドメイン情報をあらかじめ設定しておき、社員は会社のドメインを利用してZoomアプリまたはZoomのWebにログインできます。

ブランディング

Zoomのビズネス・エンタープライズプランでは、バニティURLという自社独自のURL(https://xxxxxx.zoom.us)の発行が可能です。またブランディング用に独自の専用ページを持つことができ、バニティURLへアクセスした際に表示されます。

専用ページではタイトルやバナー、ロゴなどが設定できるだけでなく、招待用メールの設定もでき、ブランディング効果が期待できます。

管理対象ドメイン

Zoomでは、会社のメールアドレスドメイン(@xxxxxx.comなど)に一致するメールアドレスを持つユーザーを追加または自動作成できます。 またこの方法でアカウントを作成すると、Zoomシングルサインオン(SSO)のサインイン方法を強制することも可能です。

会社単位でZoomを導入する際、ユーザーの管理が煩雑になりますが、ビジネスプラン以上のプランを契約することでこれらの機能が利用できるようになります。

ウェビナー機能も利用可能

Zoomにはウェビナー開催に最適化された「Zoomビデオウェビナー」のサービスがあります。有料プランの中でも、エンタープライズプランのみ標準で利用できる機能です。プロ・ビジネスプランはオプションとなります。

Zoomビデオウェビナーは「Zoomミーティング」の契約に「アドオン」を追加する形で利用可能になります。例えばチケットの販売やクラウド録画、文字起こしなどができる機能があり、他にも便利な機能が提供されています。

またウェビナーやイベントを行うためにはイベントを企画するだけでなく、前準備や当日の運営などさまざまなノウハウが必要になります。株式会社ブイキューブではウェビナーを開催したい企業様向けに事前準備や当日運営など、ウェビナーが円滑に開催できるようにサポートが可能です。

Zoomウェビナーをご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

Zoomエンタープライズプランの利用料金

Zoom有料版「エンタープライズプラン」の購入には、「直接契約」と「代理店契約」の2種類の方法があります。

Zoomの利用できる機能に違いはありませんが、支払い方法やサポート体制などの違いがあります。

  直接契約

代理店契約

(ブイキューブ)

支払い方法 クレジットカード・PayPalのみ 請求書払いOK

価格
(プロ/ビジネス/エンタープライズ)

2,000円

2,700円

2,700円

お問い合わせください

お問い合わせください

申し込みスピード ×
サポート体制
ウェビナーサポート ×

直接契約の場合、支払い方法はクレジットカードまたはPayPalのみとなっているため、法人で導入する場合、社内承認に時間がかかる可能性があります。一方、代理店契約(ブイキューブ)の場合、請求書払いが可能です。

代理店契約の場合、直接契約よりも料金が安くサポート体制が充実しています。直接契約の場合、わからないことがあればまずは Zoomヘルプセンターで調べ、それでもわからない場合はZoomアカウントマネージャーに連絡をする流れとなります。

一方代理店契約の場合、Zoomに詳しいスタッフがすぐに対応します。またZoomの利用方法のレクチャーを受けることも可能です。

それぞれメリットデメリットがあるので、自社にあった契約方法を選ぶ必要があります。Zoomの使い方に不安がある場合は、代理店での契約がおすすめです。またウェビナーの開催をご検討の場合、企画から当日運営、ウェビナー後のフォローアップなどさまざまな対応が必要となるため、サポートが受けられる代理店での契約が安心です。

プラン選びのポイント:プロ・ビジネスプランとの比較

これまでエンタープライズプランの料金や機能について解説してきました。ただ自社にはどのプランが良いのか迷う方も多いでしょう。ここではそれぞれのプラン選びのポイントを解説します。

次の表は、Zoom有料プランのプロ・ビジネス・エンタープライズプランの比較表です。

この表からもわかる通り、エンタープライズプランは他のプランに比べて利用規模・ユーザー管理・セキュリティ対策・汎用性がもっとも高いプランとなります。購入できるライセンス数は50ライセンスからとなるため、大規模チーム・法人での利用が前提となります。

またウェビナー機能が標準でついてくるため、ウェビナーを開催したい方にもおすすめです。

プロプランについて詳しく知りたい方はこちら

ビジネスプランについて詳しく知りたい方はこちら

プロ・ビジネス・エンタープライズプランの選び方

先程の比較表では、料金と各機能について比較できる表となっていました。続いてはプロ・ビジネス・エンタープライズプランの選び方のポイントをまとめた表をご紹介します。

プロプランは無料では機能不足、または初めてZoom有料版を利用する方におすすめの低価格なプランです。ビジネスプラン・エンタープライズプランは基本的に法人での導入が前提となっているため、組織や会社でのユーザー管理・セキュリティ対策・運用が行えます。

ビジネスプランは100〜300人以内での会議がメインでありつつ、ブランディングやPRも同時に行いたいと考えている利用者に向いているプランです。エンタープライズプランは通常のミーティングに加えウェビナーの開催など、汎用的な利用を検討されている方におすすめのプランです。

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まとめ|大規模チームでの利用やウェビナー開催ならZoom有料「エンタープライズ」プランがおすすめ

本記事では、Zoom有料版「エンタープライズプラン」の機能や料金、Zoom有料版プロ・ビジネスプランで迷った時の選び方のポイントについて解説をしてきました。

エンタープライズプランはZoom有料版の中でももっとも大規模な組織や企業での導入が前提となります。またブランディングができるだけでなく、ウェビナー機能も標準で利用できるなど、汎用性が高いプランです。

どのプランもそれぞれメリットとデメリットがあり、自社にあったプランを選ぶことが大切です。この記事が最適なプラン選びにお役立ていただけると幸いです。