ここでは代表的な7つのオンライン集客手法について、特徴やメリット・デメリットを解説します。
自社サイトやオウンドメディアを持っている場合、まずはそこを活用しましょう。すでに自社に関心を持っている層が訪問しているため、親和性が高いのが特徴です。
SNSは拡散力が高く、まだ自社を知らない層(潜在層)へのアプローチに有効です。ターゲット属性に応じてプラットフォームを使い分けるのがポイントです。
短期間で確実にターゲットへ情報を届けたい場合、予算を投じてWeb広告を出稿するのが最も確実です。
自社で保有している顧客リスト(ハウスリスト)へのメール配信は、最も費用対効果(ROI)が高い手法の一つです。すでに接点があるため、全くの新規層よりも申し込みのハードルが下がります。
自ら集客する力が弱い場合、すでに「セミナーを探している人」が集まっているポータルサイトを利用するのが効率的です。
大規模なカンファレンスや、社会的な意義が強いテーマのセミナーであれば、プレスリリース配信サービス(PR TIMESなど)を活用するのも手です。
他社と共同で開催する「共催ウェビナー」は、近年非常に人気のある手法です。
ここでは、代表的な4つのオフライン集客手法について解説します。
ターゲットの手元に物理的に届くDMは、デジタル情報が溢れる現代において、逆に印象に残りやすい手法です。
BtoB(企業間取引)において、依然として根強い効果を持つのがFAX DMです。特に、IT化がそれほど進んでいない業界や、店舗・現場型の業種へのアプローチに適しています。
ターゲット企業の決裁者や、特定のキーマンに直接アプローチしたい場合に有効なのがテレアポです。
確実性が高いのは、営業担当者などの社員が、普段やり取りしている既存顧客へ直接案内する草の根活動です。
以上のまとめとして、主な4つの手法を表にまとめてみました。
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手法 |
費用 |
即効性 |
ターゲット層 |
特徴 |
|---|---|---|---|---|
|
ハウスリスト配信 |
低 |
高 |
既存・休眠顧客 |
最も高コスパ。関係性が重要。 |
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Web広告 |
高 |
高 |
潜在・顕在層 |
予算次第で確実に集客可能。 |
|
SNS活用 |
低〜中 |
中 |
幅広い層 |
拡散力があるが運用に時間がかかる。 |
|
共催セミナー |
中 |
高 |
新規ターゲット |
相手のリストにアプローチできる。 |
まずは「誰に」「何のために」開催するのかを定義します。「新規リードの獲得」が目的なのか、「既存顧客のエンゲージメント向上」が目的なのかによって、アプローチ方法は全く異なります。ここがブレてしまうと、その後の企画や集客施策がすべて中途半端になり、失敗する原因となります 。できるだけ詳細なペルソナ(人物像)を描きましょう。
ターゲットが抱えている課題を解決できる企画内容を考えます。特にタイトルは集客の生命線です。単なる内容説明ではなく、「参加することでどのようなメリット(ベネフィット)が得られるか」が一目で伝わるタイトルを作成しましょう。ターゲットがついクリックしたくなるようなキーワードを盛り込むのがコツです。
開催日から逆算してスケジュールを組みます。「いつまでに、何人の応募が必要か」という具体的な目標数字を設定しましょう。この際、申し込み=参加ではない点に注意が必要です。当日の欠席を見越して、歩留まり(参加率)を考慮した目標設定を行うことが重要です。
集客の受け皿となるランディングページ(LP)を作成します。講師の紹介や当日のアジェンダ(プログラム)といった基本情報はもちろん、申し込みフォームの使いやすさも重要です。入力項目が多すぎたり、スマートフォンで入力しにくかったりすると、せっかくページに来てくれた人が離脱してしまうため、ユーザビリティには細心の注意を払いましょう。
ターゲットの属性に合わせて、前章までに紹介したオンライン・オフラインの手法を組み合わせます(メディアミックス)。告知の開始時期は、一般的に開催の1ヶ月前〜2週間前が目安です。早すぎると忘れられ、遅すぎると予定が埋まっているため、適切なタイミングを見極めて情報を発信しましょう。
申し込み後の「ドタキャン」を防ぐために、リマインドメールは必須です。開催の1週間前、前日、当日朝などにメールを送り、参加意欲を維持させましょう。当日の参加URLや、緊急連絡先などを改めて案内することで、参加者の不安を取り除く効果もあります。
セミナーは開催して終わりではありません。終了後は速やかに「参加お礼メール」を送り、アンケートの回収や商談への誘導を行います。また、次回以降の精度を高めるために、「どのチャネルから何人集客できたか」という集客経路ごとの効果測定を必ず行いましょう。
ブイキューブのサービスを活用してセミナー・ウェビナーの集客・マーケティング活用を成功させた事例を3つ紹介します。集客数の拡大から参加者データの活用・セミナー品質の向上まで、異なる課題と解決のアプローチを参考にしてください。
IT・テクノロジー分野の書籍出版・イベント事業を手がける株式会社翔泳社では、ITエンジニア向けの国内最大規模カンファレンス「Developers Summit」のオンライン化を機に、V-CUBEセミナーとEventInを組み合わせた配信環境を構築しました。
リアル会場での開催では参加者数が会場の収容人数に制限されていましたが、フルオンライン化によりその制約が解消。2020年の実地開催では4,656名だった事前登録者数が、2021年のオンライン開催では6,556名へと約40%増加し、特に地方在住の参加者は3倍に達しました。V-CUBEセミナーが大規模配信を安定して支え、EventInが講演後の質疑応答・企業ブース・懇親会の場を同一プラットフォーム上で実現したことで、コミュニケーションの質が大幅に向上し、提供リード数の増加にも繋がりました。
セミナーのオンライン化は「集客の地理的制約を取り除く」ことで、これまでリーチできなかったターゲット層へのアプローチを可能にする典型的な成功事例です。
GIS(地理情報システム)ソフトウェアの輸出入・販売を手がけるESRIジャパン株式会社では、マーケティング活動の一環として高頻度でセミナーを開催しています。2019年まではリアル会場での開催でしたが、オンライン化の際に既存の配信システムでは映像品質への不満が参加者から届き、V-CUBEセミナーへの切り替えを決定しました。
V-CUBEセミナーの導入で最も効果を実感したのが「視聴ログの活用」です。それまでは申込者の情報と視聴履歴が紐付けられておらず、全申込者への一括フォローしかできませんでしたが、V-CUBEセミナーでは個人単位の視聴ログが取得できるため、「最後まで視聴した参加者」「途中離脱した参加者」「未視聴の申込者」にそれぞれ異なるアプローチを実施できるようになりました。この個別最適化されたアフターフォローが商談化率の向上につながっています。また、ブイキューブのスタジオ(PLATINUM STUDIO)を活用することで、機材搬入の手間が不要になり、セミナー開催の工数を大幅に削減できました。
IT機器・ソリューションの販売やサポートを手がける株式会社日立ソリューションズ東日本では、新規・既存顧客向けの販促セミナーを定期的に開催しています。今回の販促セミナーは、準備段階からブイキューブのPLATINUM STUDIO(ハイブリッド特化型スタジオ)でのイベント運営・ライブ配信を一括委託しました。
外部委託により、担当者はセミナーのコンテンツ内容と参加者への顧客対応に専念できるようになりました。その結果、事後アンケートでは参加者の7割が「大いに参考になった」と回答し、過去最高の満足度を記録。運営に関わる工数の大幅削減と、コンテンツの質向上を同時に達成した事例として評価されています。セミナーの品質が高まることで参加者の満足度が向上し、受注率の改善にもつながるという集客→成果の連鎖が実現しました。
参照:ブイキューブ導入事例(株式会社日立ソリューションズ東日本)
実際に告知が開始されれば、参加者からの問い合わせに対して個別対応が必要となってくるケースもあり、リスクもあります。
「通常業務と兼務で手が回らない」 「初めての開催で、ノウハウがなく不安だ」 「もっと集客数を伸ばしたいが、やり尽くしてしまった」
もしこのようなお悩みをお持ちであれば、ぜひ当社のイベント開催支援サービスをご検討ください。
当社では、ターゲット選定などの企画段階から、効果的な集客施策の実行、当日の運営サポート、そして開催後のフォローまでをワンストップで支援することで肝心のイベント満足度にコミットします。もちろん、「集客部分だけ手伝ってほしい」「事務局対応だけ代行してほしい」といった部分的なサポートも可能です。
貴社のリソースを圧迫することなく、プロのノウハウを活用して、成果につながるセミナーを開催しませんか? まずはお気軽にご相談ください。
適切な手順を踏めば、セミナーは強力なマーケティングツールとなります。この記事を参考に、まずは次回のセミナーの「ターゲット」と「タイトル」を見直すところから始めてみてください。