使いやすいWeb会議システムは?
テレワークの普及に伴い、社内外を問わず多くの場面でWeb会議システムを利用することが増えました。Web会議システムには無料・有料の2種類の製品があり、用途やシチュエーションによって適した製品が異なります。
本資料では、有料・無料のWeb会議システムの各製品の特徴をまとめて紹介しています。「どのツールを選べば良いか分からない」という課題をお抱えの方はぜひお役立てください。
2022.01.18
テレワークが浸透し、Web会議システムを使った打ち合わせも当たり前になってきました。しかし、クライアントや商談相手によって、ZoomやTeamsなどツールが異なり、複数のシステムを使い分けている方も多いでしょう。
では実際に企業としてWeb会議システムを導入する際、どちらを選ぶのがよいのでしょうか?
本記事では、Web会議システムのツール選定にあたり、ZoomとMicrosoft Teamsが候補に上がっており、比較検討している方に向けて、それぞれの特徴を解説します。特徴とおすすめの使い方もご紹介しますので、ツール選定にお役立てください。
テレワークの普及に伴い、社内外を問わず多くの場面でWeb会議システムを利用することが増えました。Web会議システムには無料・有料の2種類の製品があり、用途やシチュエーションによって適した製品が異なります。
本資料では、有料・無料のWeb会議システムの各製品の特徴をまとめて紹介しています。「どのツールを選べば良いか分からない」という課題をお抱えの方はぜひお役立てください。
Zoomとは、Zoom社が提供するWeb会議システムです。様々なOS、デバイスでアクセス可能で、大規模なWeb会議を安定的に開催できます。挙手やグループセッションなど、Web会議を効果的に行うための機能が備わっています。
Teamsとは、Microsoft社が提供するコラボレーションツールです。Web会議だけでなく、チャットやファイル共有、他サービスとの連携もできます。Officeなどと連携して利用できます。
ZoomとTeamsを、Web会議システムとしての機能面から比較します。プランによってできることに差があります。
Zoom | Microsoft Teams | |
---|---|---|
会議の長さ | 最大30時間 ※無料プランの場合は40分まで |
最大60分 ※新型コロナウイルス流行に伴い延長中 |
録画・録音 | ◯ ※無料プランではローカル保存のみ |
◯ ※有料版のみ |
参加人数 | 最大100人 | 最大100人 ※新型コロナウイルス流行に伴い300人まで |
外部ユーザーの招待 | ◯ | ◯ |
利用環境 | デスクトップ Webブラウザ モバイル |
デスクトップ Webブラウザ モバイル |
バーチャル背景 | ◯ | ◯ ※デスクトップ版とスマートフォン版(iPhone)のみ |
画面共有 | ◯ | ◯ |
遠隔操作 | ◯ | ◯ |
外部ツール連携 | ◯ | ◯ |
ウェビナーの各機能 | ◯ ※有料プランのみ |
◯ ※有料プランのみ |
契約プラン・料金 | プロ(小規模チーム向け):2,200 円/1ライセンス/月 ビジネス(中小企業向け):お問い合わせください 企業(大企業向け):お問い合わせください 詳細はこちら https://jp.vcube.com/zoom/plan |
Microsoft 365 Business Basic:540円/1ユーザー/月 Microsoft 365 Business Standard:1,360円/1ユーザー/月 Office 365 E3:2,170円/1ユーザー/月 |
Zoomの特徴として、以下のような点が挙げられます。
社外ユーザーとの会議が多い場合や、Webセミナー・ウェビナーを開催したい場合は、Zoomの利用がおすすめです。
Zoomを活用すれば、社外ユーザーをWeb会議に招待しやすいです。ミーティングをスケジュールすると、会議用のURLが発行され、そのURLを共有するだけでZoomアカウントを持っていない人でも参加できます。
ウェビナーとしての機能も充実しているのがZoomです。有料プランで最大100〜10,000人が参加できるオンライン上のイベントを開催できます。ウェビナー参加者はお互いにやり取りすることはなく、チャット上で質問などを投稿するのみです。
Teamsの特徴として、以下のような点が挙げられます。
Officeをすでに利用している場合や、会議中以外にもチャットやファイル共有を行いビジネス上のコミュニケーションを活性化させたい場合は、Microsoft Teamsの利用がおすすめです。
TeamsはMicrosoft社が提供するOfficeとの連携が簡単で、より便利に利用できます。Outlookで会議を設定し、TeamsでExcel資料やPowerPoint資料を共同編集することも可能です。すでにOfficeを導入しているのであれば、Teamsが便利でしょう。
TeamsはWeb会議中以外でも、チャットやファイル共有ができ、コミュニケーションが円滑になります。チャットの内容を保存したり、ファイルをアップロードして共有したり、共同編集したりできます。
Web会議システム以外の機能も活用していきたい場合は、Teamsがおすすめです。
ZoomとTeamsは組み合わせて利用することもできます。ただし連携には、Zoomをプロプラン以上の有料プランを契約し、Teamsの管理者権限が必要です。
連携させると、TeamsからZoomを利用できます。Teams内でアプリのZoomを検索し、インストールし、両方でログインを行いアクセスを許可すると、Teamsをメインに使いながらZoomでWeb会議を行うことができるのです。
もし日頃からOfficeを利用しておりTeamsを導入する場合でも、Zoomの便利な機能を使いたい場合は連携させることをおすすめします。
ZoomとTeamsの機能面での違いを解説してきました。それぞれ機能が異なるので利用目的によって適切なツールを選ぶ必要がありますが、ビジネス利用する場合はどちらも有料プランの購入がおすすめです。Zoomは3人以上のミーティングが40分、Teamsは60分(新型コロナウイルス流行のため延長中)までという接続時間に制限があります。
社内会議の1回あたりの平均時間は約79.5分といわれており、オンラインミーティングの利用が多い場合、無料版では打ち合わせの時間が足りません。そのためどちらのツールを利用するにしても、有料版での購入が良いでしょう。
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※Zoom社による直販を除く再販(リセラー)サイトにおいて公表されている価格との比較による
今回は、ZoomとTeamsの違いをご紹介しました。
Zoomは、Web会議に特化したツールで、会議中以外は別のオンラインツールを使ってチャットやファイル共有などを行う必要があります。ただ、会議を開いて外部ユーザーを招待しやすく、音質もクリアに共有できるのが特徴です。
ウェビナーの機能が充実しているのはZoomで、Web会議やウェビナーとして使いたい場合はZoomを導入しましょう。
Teamsは、Web会議以外にもチャットやファイル共有など、コミュニケーションツールとして使用します。そのため、Web会議を終了したあともスムーズに会話できます。ただ、社外ユーザーを簡単に招待することはできず、アカウント登録が必要です。
共同編集やチャットでのコミュニケーションを重視したWeb会議を行いたい場合は、Teamsの導入がおすすめです。
自社で重視したい機能を洗い出し、比較検討してください。
テレワークの普及に伴い、社内外を問わず多くの場面でWeb会議システムを利用することが増えました。Web会議システムには無料・有料の2種類の製品があり、用途やシチュエーションによって適した製品が異なります。
本資料では、有料・無料のWeb会議システムの各製品の特徴をまとめて紹介しています。「どのツールを選べば良いか分からない」という課題をお抱えの方はぜひお役立てください。