知っていますか?セミナー配信がぐっと楽になる「Zoom ウェビナー」
Web会議システムの「Zoom ミーティング」を使ってセミナー配信している方に一度試していただきたい「Zoom ウェビナー」。活用シーンや使い分けについて解説したZoom製品カタログをぜひご覧ください。
2022.06.27
ウェビナーは感染症の影響を受けずに開催できたり、遠方からでも気軽に参加できたりといったメリットから、マーケティング手法の1つとして採用している企業も多いでしょう。
ウェビナーツールは数多くありますが、Zoom ミーティングのオプションとして認知度の高いツールがZoom ウェビナーです。Zoom ウェビナーはライブ配信だけでなく、視聴者がいつでも視聴できるオンデマンド配信にも対応しています。
ウェビナーのオンデマンド配信を導入すれば、より多くの人に配信を届けられるため、見込み客獲得の増加が期待できます。本記事ではZoom ウェビナーを利用している担当者様向けに、オンデマンド機能の活用法や使い方を紹介します。
Web会議システムの「Zoom ミーティング」を使ってセミナー配信している方に一度試していただきたい「Zoom ウェビナー」。活用シーンや使い分けについて解説したZoom製品カタログをぜひご覧ください。
Zoom ウェビナーのオンデマンド配信機能とは、ライブ配信のときだけではなく、アーカイブ動画として視聴者がいつでも視聴できる機能のことです。
視聴者はオンデマンド配信を見るために新たにソフトウェアやアプリをダウンロードする必要はありません。時間があるときにどこでも視聴できるため、視聴者は気軽にウェビナーに参加可能です。より一層多くのユーザーにウェビナーを届けられるようになるため、さらなる見込み顧客につながります。
Zoom ウェビナーでオンデマンド配信をする場合には、Zoomのシステム上でウェビナーの録画・録音データが保存され、そのデータを共有することでオンデマンド配信ができます。録画データを保存したり、別途動画配信プラットフォームを用意したりする必要がなく、手軽に配信できるのが特徴です。
具体的なZoom ウェビナーでのオンデマンド配信の方法は「Zoom ウェビナーのオンデマンド配信の設定方法を解説!」の記事で詳しく解説しています。
Zoom ウェビナーの配信方法は、ライブストリーミング、オンデマンド、ダウンロードの3種類です。それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて配信方法を選んでください。
|
ライブストリーミング配信 |
オンデマンド配信 |
ダウンロード配信 |
リアルタイム再生 |
できる |
できない |
できない |
オフライン再生 |
できない |
できない |
できる |
メディアの保存 |
できない |
できない |
できる |
端末のストレージ容量 |
使用しない |
使用しない |
使用する |
セキュリティー |
低 |
中 |
高 |
コスト |
低 |
中 |
高 |
ライブストリーミング配信は、テレビ番組でいう生放送と同じ配信形式です。リアルタイムで動画データのアップロードとエンコードが同時進行される仕組みで、視聴者側ではダウンロードしつつ動画を見るストリーミング再生が行われます。
ライブストリーミング配信は質疑応答時間を設けられるため視聴者との距離が近い配信はできますが、予定が合わない視聴者は動画を見ることができません。また途中参加となってしまった場合、それまでの内容をさかのぼって見られないというデメリットもあります。
ダウンロード配信は動画を視聴者の端末へ保存してから視聴してもらう形式です。ただ、ウェビナー動画は短いセミナー形式でも30分〜1時間程度のボリュームがあるものも多く、視聴者は大容量データをダウンロードできる環境が必要になります。
ダウンロードする手間や空き容量の確保に手間を感じるユーザーも多いため、このようなダウンロード配信は、社内の映像資料や動画素材の共有に向いています。
オンデマンド配信は、視聴者の都合のよいタイミングで、なおかつダウンロード不要で動画を見られます。無理に予定を合わせなくても自分のタイミングでウェビナーを視聴できるうえ、繰り返し見ることや、一時停止や巻き戻しも活用可能です。
オンデマンド配信なら時間を選ばずに動画を視聴できるため、当日スケジュールが合わない人でもウェビナーに参加可能です。オンデマンドで視聴をしてもらうことにより、当日の不参加者へも情報を提供できるため、歩留まりの解消が期待できます。
Webサイトやメールマガジンでウェビナーのオンデマンドを案内することで、ウェビナーの開催コストを必要とせずに見込み客へアプローチが可能になります。
通常であればウェビナーは一回限りのコンテンツとなってしまいますが、オンデマンドを配信することで、コンテンツを資産として蓄積していくことが可能となります。
ウェビナーを視聴するのは社外に限った話ではありません。製品理解や研修のため、社内からもウェビナーに参加する、といったケースもあるでしょう。
こうした場合にもオンデマンド配信であれば、従業員が自身の空いたタイミングでウェビナーを視聴できるため、無理にスケジュールを都合する必要がなくなります。
Zoom ビデオウェビナーはライブストリーミング配信、オンデマンド配信、ダウンロード配信が可能です。より多くのユーザーに動画を届けるためには、オンデマンド配信も可能な設定にし、自動で録画をしておきましょう。
録画したデータはURLだけで簡単に共有できます。どうしてもセミナーの都合が合わない相手に共有したり、見逃し配信イベントとして集客につなげたりするのにも活用できます。
オンラインで完結するウェビナーは、オフラインだとこれまで参加できなかった方にアプローチできるメリットがあります。ライブ配信だけでなくオンデマンド配信も上手に取り入れて、見込み客獲得につなげましょう。
Web会議システムの「Zoom ミーティング」を使ってセミナー配信している方に一度試していただきたい「Zoom ウェビナー」。活用シーンや使い分けについて解説したZoom製品カタログをぜひご覧ください。