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Zoomウェビナーを録画して実施後も動画を活用しよう

 2022.06.27

オンラインでセミナーを行うウェビナーを開催する機会も増え、Zoomウェビナーを利用する企業も多いのではないでしょうか?Zoomウェビナーには録画機能があるため、ウェビナーの記録を残して、あとからオンデマンドとして配信をしたり、社内に共有することが可能です。

Zoomウェビナーを録画することでどんなメリットがあるのでしょうか?本記事ではZoomウェビナーの録画方法や録画権限についての解説、録画した動画の活用方法をご紹介します。

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Zoom ウェビナーで録画する方法

Zoomウェビナーの動画を録画するには、自動で録画する方法と手動で録画する方法の2種類があります。

自動で録画する方法

自動で録画されるように事前設定をすることで、ウェビナーを開始すると自動に録画が開始されます。自動設定をしておくことで、録画のし忘れを防ぐことができます。自動録画の場合、録画データはZoomのクラウド上に保存されます

  1. WebブラウザでZoomウェブポータルにサインイン。
  2. [ウェビナーをスケジュールする]をクリック。
  3. ウェビナーの設定の中で[自動的にウェビナーをレコーディングします]を有効にする。
  4. ウェビナーを開始すると自動でレコーディングが開始されます。

手動で録画する方法

自動で録画されてしまう場合、配信中のすべてが記録されます。最初の冒頭はカットしたいなどの場合は、手動で録画を開始することも可能です。この場合、録画ボタンを押す際にローカルに保存をするかクラウドに保存をするかを選択できます。

  1. ウェビナーを開始する。
  2. 録画を開始したいポイントで画面下にある[レコーディング]をクリック。
  3. ローカルに保存する場合には[このコンピュータにレコーディング]、クラウドに保存する場合には[クラウドにレコーディング]をクリックで録画が開始されます。

録画を止める

録画はウェビナー配信が終了すると自動で止まりますが、終了前に録画を停止したい場合は、自動で始めた場合も、手動で始めた場合も以下の通りです。

  1. 録画を止めたい場合は[レコーティングを停止]をクリック。
  2. ローカルに保存した場合は指定したフォルダ、クラウドに保存した場合はWebポータルサイトの[記録]からデータを確認できます。

Zoom ウェビナーでの録画の注意点

Zoomウェビナーで録画をする際の注意点をいくつかご紹介します。

録画権限はホストと共同ホスト、パネリストのみに付与される

ウェビナーの録画権限はホスト及び共同ホストと、ホストに許可をされた場合に限りパネリストに付与されます。ホストと共同ホストについてはクラウド上に録画が可能ですが、パネリストが録画をする場合にはローカル保存のみ可能です。ローカル保存をする場合には、事前にPC内に十分なフォルダ容量があるかの確認が必要です。

録画の際は参加者へ通知される

ウェビナーを録画する際には、参加者に「このウェビナーは録画されています。」という通知が表示されます。この通知はオフにできないため、視聴者全員がこの通知を受け取ります。

画面に表示されているものすべてが録画される

ウェビナーを録画すると主催者の顔はもちろん、共有画面など画面に表示されているすべてのものが記録されます。

オンデマンド配信機能を利用する際の注意

オンデマンド配信をZoom上で行う際には「自動録画機能」を有効にする必要があります。また、クラウド上にある録画のみがオンデマンド配信可能なため、ローカル保存をしてしまった録画はZoom上でのオンデマンド配信ができません。

 ローカルに保存してしまった録画はYouTubeなどの動画配信サービスに再アップをして共有する必要があります。

Zoomビデオウェビナー録画のメリット・デメリット

メリット

リアルタイムのみのウェビナーで一番のネックになってくるのが、「その時間に都合がつかないと参加できない」ということです。ウェビナーを録画しておくことで、リアルタイムで参加できなかった人も、いつでも都合の良いタイミングで視聴が可能になります。また、見逃したところや聞き逃したところ、難しくてすぐに理解ができなかった部分などを繰り返し視聴できることもウェビナーを録画し、オンデマンド配信することのメリットです。

デメリット

Zoomウェビナーは、ミーティングに比べると双方向のコミュニケーションは少ないといえ、オンタイムで質問に答えたり、投票機能などを使ってインタラクティブなやり取りが可能です。オンデマンド配信では、そういった双方向のコミュニケーションが取れないため、視聴者が一方的に見るだけの状態になってしまいます。

主催者側が参加者の様子を把握できないことに加え、参加者側も受け身となってしまい、臨場感にかけてしまうのがデメリットです。

Zoomウェビナーの録画の活用方法

Zoomウェビナーの録画方法はわかりましたでしょうか?せっかく録画した動画はぜひ活用していきたいですよね。ウェビナーの録画の活用方法をご紹介します。

オンデマンドとして当日欠席者へ送付

ウェビナーはリアルタイムで参加してもらうのが一番ではありますが、都合がつかず参加できないという人もいます。そういった人に向けて、クラウドで録画したものをオンデマンド配信として共有することができます。

オンデマンドウェビナーの共有方法

  1. Zoomウェブポータルにサインイン。
  2. [個人]>[記録]をクリック。
  3. 共有したいウェビナーを選択。
  4. ウェビナーの録画ファイル画面の右上[共有]をクリック。
  5. 「このクラウドレコーディングを共有します」というポップアップ画面が出てくるので、「記録をオンデマンドで表示(登録が必要)」がオンになっていることを確認し、「共有情報」の[表示]をクリック。
  6. [共有情報のコピー]をクリックし、メールなどで登録者に共有をします。

オンデマンド動画を視聴するためには登録が必要なため、共有された視聴URLをクリックすると、動画の前に必要情報を登録する画面が表示されます。

ここで登録された情報は、[個人]>[記録]>各ウェビナーのページの[登録者の表示]から確認することができます。

社内への情報共有

ウェビナーのオンデマンド配信を利用して社内に対して「こんなウェビナーを開催しました」という情報共有をすることが可能です。社員がウェビナー自体から学びを得ることもできますし、「自分の会社はこんなことをやっているのか」という自社理解にもつながります。

今後のウェビナーに向けた改善に生かす

ウェビナーを開催している最中は、主催者側も進行することに集中をしてしまうため、客観的にウェビナーを見ることができません。実際に開催したウェビナーを録画して、あとから参加者目線でウェビナーを視聴することによって、今後のウェビナーに向けた課題を見つけることができます。

まとめ

Zoomウェビナーは、自動手動どちらでも録画をすることができます。せっかくたくさんの準備をして当日を迎えるウェビナーですので、録画を残して有効活用するのがおすすめです。Zoomビデオウェビナーの自動録画機能を利用することで、社内に共有をしたり、リアルタイムで参加できなかった人向けのオンデマンドの配信がZoom上で簡単に行うことができます。

もちろんオンデマンド配信のみとなってしまうと、コミュニケーションという点で臨場感が希薄になってしまうため、リアルタイム配信をしながら、オンデマンド配信はあくまでも補助的な機能として利用するのがおすすめです。

Zoomウェビナーの便利な機能を活用して、主催者側も参加者側も快適なウェビナーを開催しましょう。

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ブイキューブ
著者情報ブイキューブ

ブイキューブは映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダとして、世界中どこにいても働ける働き方・環境の実現を目指しています。創業時よりテレワークを活用し、2016年には総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出されました。

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