子育て中のスタッフのために「Web会議」を検討
Zoom ミーティング導入前の課題について教えてください。
小磯氏 働き方改革が社会的に推進される中、産休・育休に入る社員の復職という現実に直面し、「テレビ会議」よりも手軽に始めることのできる「Web会議」の導入を検討しました。
社員が育休から復職する際、子どもを保育園に預けてからオフィスに出勤したのでは往復の通勤時間もふくめ、 1日の実働時間はどうしても短くなってしまいます。また、子どもの体調不良により急遽保育園にお迎えに行く場合など、オフィスからでは時間がかかるケースも考えられるので、在宅ワークをスムーズに行える体制づくりが必要でした。
無料の「Zoom ミーティング」で使い勝手を確認
「Zoom ミーティング」を選んだポイントはなんでしたか?
小磯氏 いくつかのサービスを比較し、「Zoom ミーティング」を選びました。決め手となったのは、Webサイトから簡単なアカウント登録をするだけで簡単に無料で試せたことですね。
「Zoom ミーティング」の無料アカウントは、会議の時間制限などがあるものの資料共有など主な機能が使えるので、すぐに使い勝手を確認しました。マニュアルなどの情報を見なくても直感的に操作できたのもよかったです。これにより「Zoom ミーティング」が思ったよりも簡単に使えるとわかり、導入を決定しました。
ムダな時間がなくなり、生産性があがる「Web会議」
導入後の効果はいかがですか?
小磯氏 オフィスに出勤しなくても「Web会議」で打ち合わせが可能になったため、在宅でもオフィスにいるのと同様の業務ができるようになりました。在宅ワークしている社員は、オフィスへの通勤時間を業務に充てて、子どもの体調や行事などにあわせた柔軟な働き方が可能になり、生産性が上がっていると思います。
「Zoom ミーティング」を社外との打合せにも活用されていますか?
小磯氏 当社では外部のデザイン会社やライターなどの外部パートナーと一緒に制作することも多いのですが、そんなとき「Zoom ミーティング」で招待URLをメールで送り、手軽に打合せをしています。以前は短時間の会議のためにわざわざ会社に来てもらうことがあったのですが、それもなくなりお互いに時間を有意義に使えるようになりました。
ビジュアルの共有機能が想像以上の効果を発揮
特に使い勝手のよいと感じる点はどこでしょうか?
小磯氏 デザイン案などビジュアルの確認作業です。「Zoom ミーティング」の資料共用では上からコメントを書き込めるので、その機能を使って同じ場にいるような感覚で、ストレスなく打合せができます。
その他、どんなシーンで活用されていますか?
小磯氏 マッチングサイトを介して外部パートナーと仕事をする際の面接に活用しています。新規の方に依頼する際、顔を見ないとどうしても安心できないので、どのような人物なのかを「Zoom ミーティング」を使って把握してから業務依頼するようにしています。
実際に業務を依頼してからも、「Zoom ミーティング」で、社内スタッフ、在宅ワークのスタッフ、外部パートナーなど複数所を日常的に結んで、業務を遂行しています。手軽に10分程度の打合せができるので、今や当社の業務遂行に欠かせないツールとなっています。