通信品質の向上と幅広い活用の観点で検討
Zoom ミーティング導入を検討された際の課題を教えてください
中島氏 当社は、国内海外のグループ全体が集まって行われる会議を行うため、拠点間での統一した遠隔会議システムの導入を検討していました。導入にあたっては、既設のテレビ会議システムで重要な会議中に映像や音声が途切れるというトラブルがありましたので、通信品質の向上が一番の課題でした。次に月例で行っていたグループ全体のWeb会議の事前準備が、PC起動、プロジェクタ接続など総務・システム部門の大きな負荷となっていたため、それを軽減したいということ。さらに、遠方クライアント先への出張がコンサルタントの負担になっていたため、それを軽減したいと考えていました。
通信の安定と充実のサポート体制が決め手に
Zoom ミーティングを選んだポイントはなんでしたか?
中島氏 「Zoom Rooms」 「Zoom ミーティング」は、クラウド型遠隔会議システムで世界でもトップレベルのシェアであったことが選定のポイントでした。ネットワークが脆弱な環境でも通信が安定していて、途切れることのない高品質な映像と聞き取りやすいクリアな音声であることが大きいです。
ブイキューブを選んだポイントはなんでしたか?
泉氏 遠隔会議の管理部署としては、以前のテレビ会議システムと使い方を大きく変えず、できるだけ違和感なく使えることを最優先に考えました。ブイキューブは24時間365日サポートがあり、万一のトラブルにもリアルタイムで対応してくれるので、管理部署の問い合わせ対応などの業務が不要になることも決め手となりました。
使い勝手のよさで幅広いシーンで活用中
導入の効果はどうでしょうか?
中島氏 導入後は、通信環境が弱い海外拠点との会議も安定し、通信レベルは確実に改善しています。また、操作がシンプルなので、社内の幅広い年齢層でもスムーズに使えているようです。
泉氏 「Zoom Rooms」は、会議室・応接室・研修室それぞれの部屋ごとに「Zoom Rooms」専用機を設置して活用しています。据え置き端末なので、会議のたびにPCを持ち込んで設定する手間が不要、タブレットのワンオペレーションだけで会議を開始できるので業務が効率化しました。社内会議や研修でも、利用者側は特にマニュアルも必要なく、とても使いやすいと感じています。
どんなシーンで活用されていますか?
中島氏 例えば、東京のクライアント面談に、大阪支店のコンサルタントがWeb会議で参加するなど、拠点間で専門的なノウハウを連携させて、グループ全体の営業力強化につなげています。また、導入まもなく、当社の役員が遠方で長期休養する機会があったのですが、その間も遠隔で重要会議に参加したりWeb会議で社員面談を行うなどで活用し、特にサポートの必要もなく使えました。
泉氏 「Zoom Rooms」によって簡単に会議を開始できるようになり、拠点間でのコミュニケーションが活性化したと思います。クライアントとの面談では、先方は無料アカウントで参加でき、また当社がビジネスアカウントなので時間制限がなくWebミーティングを行っています。
中島氏 将来的には、リモートワークや働き方改革の推進、採用面談、業務効率化などへの活用を計画しています。