2022年06月29日
「ウェビナー(Webセミナー)」とは?時間・場所に縛られず全国・海外の新規顧客を開拓へ
「新商品・サービスのセミナーを開催しても、思うように集客できない」
「時間や場所の兼ね合いから、どうしてもアプローチできる参加者が限られてしまう」
セミナーを開催するにあたり、このような悩みを抱えている企業担当者の方は多いのではないでしょうか?
いま抱えている悩みを解決するためには、ウェブ上でセミナーを行う「ウェビナー(Webセミナー)」の開催が効果的かもしれません。
本ページでは、ウェビナーの利用シーンやメリット、開催時のポイントなどを解説します。ぜひ、自社でWebセミナーを開催するかどうか検討する際の参考にしてください。
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目次
[非表示]「ウェビナー(Webセミナー)」と「会場で実施されるセミナー」の違いとは?
ウェビナーは、ウェブとセミナー2つの単語を組み合わせた造語で、ウェブ上で開催するセミナーを指します。「オンラインセミナー」や「ウェビナー」とも呼ばれており、PCとインターネット環境さえあれば、国内外問わずどこからでも開催することができます。
会場で実施される従来のセミナーとウェビナーには、運営側・参加側で以下のような違いがあります。
会場で実施されるセミナー | ウェビナー(Webセミナー)・オンラインセミナー | ||
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運営側 | 準備 |
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当日 |
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開催後 |
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参加者 |
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ウェビナーの運営で得られる4つのメリット
ウェビナーの開催は、運営側にとって次のような4つのメリットがあります。
1. 準備にかかる手間やコストを軽減
参加者への告知や会場の手配に、大きな手間とコストがかかってしまい、悩まれた経験はありませんか?全国で開催するセミナーの場合、講師が地方各所を駆け回って何度も同じ講義を行わなければならず、多大な時間とコストを要してしまうことも少なくありません。
ウェビナーでは、このような運営側に生じるコストを大幅に削減することができます。なぜなら会場はオンライン上なので会場設置の準備はいらず、資料は事前に投影もしくは画面共有するスライドを準備しておくだけで印刷も不要だからです。
2. 全国・海外の幅広いエリアに情報を届けられる
ウェビナーは、インターネットがあれば国内外問わず、多くの方に同時に情報を発信できます。これまで会場で実施されるセミナーの場合、参加者は会場に足を運べる人に限られており、場所や日時の制限がありました。しかし、ウェビナーなら参加者も会社や自宅など好きな場所から参加できるため、会場まで移動する必要はありません。
また、録画を配信することができるため、参加者の都合の良い時間にセミナーに参加ができます。同じセミナーの内容でも、ウェビナーの方がより多くの方へ自社の情報を届けることができます。
3. リアルタイムな質疑応答と、データ収集でスムーズな効果測定・分析
せっかくセミナーを開催したものの、参加者に理解してもらえたのか把握しにくいと感じたことはありませんか?参加者にとって、大勢の前で質問をするのはハードルが高かったり、「質問をしたかったけれどタイミングを逃した」ということもあるようです。
しかしウェビナーでは、チャットで意見や感想を投稿できる機能があり、参加者が気軽に質問ができます。アンケート機能を活用して、セミナーの感想や意見を集めることも可能です。
また、チャットやアンケート以外に、視聴ログも取れるのでスムーズなデータ収集を行えます。
ウェビナー参加者の5つのメリット
ウェビナーの開催は、参加者にとって次のような5つのメリットがあります。
- これまで時間や場所の都合で参加が難しかったセミナーに参加できる
- 会場までの移動時間や交通費がかからない
- チャット機能で、他の参加者や講師対面でのセミナー同様にコミュニケーションが取れる
- 当日参加できなくても、録画のオンデマンド配信で参加可能
- オンデマンド配信なら見逃した箇所や復習したい箇所を見返すことができる
運営側と同様に、参加者にとっても時間と場所の制約がないのは大きなメリットです。
ウェビナーの活用シーン
ウェビナーは、以下のシーンで効果的に活用されています。
1.採用活動のための会社説明会
オンラインで会社説明会は、手持ちのPC・モバイルのデバイスから場所を問わないため、就活生は交通費をかける必要がありません。自宅やカフェなどの公共スペースからでも、「ちょっと気になる」会社の説明会に気軽に参加することができます。企業にとっては採用候補への幅広いアプローチが可能となり、結果的に自社が望む人材と効率的に接点を持つ手助けとなるでしょう。
2.従業員のスキルアップに向けた研修
Webセミナーのオンデマンド配信を活用することで、各従業員が自分の都合の良いときに研修を受けることができます。研修内容を学ぶ機会を逃すことなく、また開催者側・参加者側が双方に過度なスケジュール調整をせずに研修を行えます。
3.自社商材の認知のためのセミナー
自社の商材を認知してもらうための、特定の課題の解決方法など商材に即したテーマのWebセミナーにも最適です。最終的に解決策として自社製品を紹介する際に、会場まで足を運んでくれる、関心度の高い顧客に対してだけでなく、直接会場まで足を運ぶほどではないが、興味はあると言った顧客に対してもアプローチが可能です。
初めてにおすすめの、ウェビナー配信サービス2選
初めてウェビナーを利用する方におすすめする、2つの配信サービスをご紹介します。
1.インストール不要!高機能なウェビナー配信サービス「V-CUBE セミナー」
V-CUBE セミナーとは、全国・海外にライブ配信・オンデマンド配信ができるクラウド型配信サービスです。ライブ配信・オンデマンド配信両方に対応しているV-CUBE セミナーには、以下のような特徴があります。
- 最大26,000拠点に同時配信可能
- 日本国内・海外両方に配信可能
- 日本語・英語・中国語(簡体字・繁體字)、タイ語、インドネシア語に対応
- チャット機能・アンケート機能搭載
24時間365日サポートを行っているので、はじめてWebセミナーを開催する企業も安心して利用できます。
2.双方向機能が充実、多機能な配信システム「Zoom ウェビナー」
Zoom ウェビナーは、最大で10,000名の視聴者に向けた大規模セミナーを簡単に開催できるサービスです。「Q&A機能」や「チャット機能」を備え、視聴者からのセミナーに関する質問や内容をリアルタイムで確認し、コミュニケーションを取りながら進行できます。
Zoom ウェビナーで使える機能の一部をご紹介します。
- 画面共有
- Q&A機能
- 投票機能
- 事前申し込み
- レポート作成
Zoom ミーティングのプロ/ビジネスプランに追加オプションとして「Zoom ウェビナー」を契約するか、エンタープライズプランであれば標準機能としてウェビナー配信が可能です。
また、長期間の契約は必要ない、1~数回限りの配信を行いたいという場合も、ブイキューブにご相談ください。初めてでも安心の配信サポート付きで承ります。
ウェビナーの配信方法とは?
ウェビナーには、リアルタイムでセミナーに参加する「ライブ配信」と録画データを視聴するオンデマンド配信」の2種類があります。Webセミナーの開催目的に合わせて、配信方法を選択するようにしましょう。より視聴者を増やしたいときは、ライブ配信とオンデマンド配信を併用することもできます。
ライブ配信
ライブ配信は、開催しているセミナーをリアルタイムで配信する方法です。チャット機能を活用して、参加者がセミナー中に質問できるという特長があります。
また、途中でアンケートを取り、参加者の満足度や疑問点などを確認しながら、セミナーを進行することも可能です。参加者とコミュニケーションを取れる特徴を活かし、次のような用途でライブ配信を活用する企業が多いです。
- ワークショップ形式のスキルアップ研修
- 新卒・中途採用向け企業説明会
- 自社製品・サービスに関するセミナー
- 株主総会
従来の会場で開催するセミナーに近い形式で開催したい場合は、ライブ配信をおすすめします。
ライブ配信を行う際は、全国・海外最大26,000拠点に同時配信できる「V-CUBE セミナー」の活用が最適です。はじめてWebセミナーを開催する企業も安心できる、配信前・当日・配信後のサポートが充実しています。
オンデマンド配信
参加者が、自分の都合が良い時間帯を選んで視聴できるのが特徴です。また、繰り返し視聴できるので、動画を何度も見て理解を深めてほしいケースに向いています。
この特徴から、オンデマンド配信は以下のような場面で活用されています。
- 社内研修
- 資格試験学習用の講座
- 採用活動用のプロモーションビデオ
「V-CUBE セミナー」はこうしたオンデマンド配信にも対応しています。ライブ配信したデータをオンデマンドで配信することが可能です。対外的なセミナーに活用すれば、より確度の高いリードを特定するなど、リードナーチャリングの手段としても活用することができます。
ウェビナーを行う際に押さえておきたい3つのポイント
参加者に満足してもらえるWebセミナーを開催するためには、ストレスなく参加していただける環境を整えるなど、意識しておきたいポイントがあります。
それぞれのポイントを見ていきましょう。
1.安定した配信環境を整える
ウェビナーでは、参加者が最後までストレスなく視聴できる安定した配信環境を整える必要があります。
そのためには、配信を行う前に以下のものを用意します。
- 配信するためのツール
- インターネット環境
- カメラ
- マイクスピーカー
- パソコン
ウェビナーは長時間に渡って動画を配信するので、大容量のデータ通信が可能なネットワーク環境やパソコンを選ぶ必要があります。万が一のトラブルに備え、パソコンなどの機材は予備も準備しておきましょう。
また、ウェビナーを配信するためのツールを選定する際は、以下の機能が搭載されているかも確認します。
- 最大配信拠点数
- チャット機能の有無
- アンケート機能の有無
- 英語や中国語など対応している言語
セミナーの内容やコストなどを踏まえて、目的に合ったものを選びましょう。配信環境が整ったら、映写する資料なども用意して事前にリハーサルを行い、本番に備えます。
2.参加者の反応を確認する
会場で行うセミナーでは、運営側は会場の反応を見ながら、話す内容やスピードに変化をつけることができます。一方、ウェビナーの場合、目の前に参加者がいないので、淡々と話をしてしまいがちです。
このようなケースを避けるために、ライブ配信の場合は、チャット機能やアンケート機能を使って、参加者の理解度や疑問点を把握するようにしましょう。
3. アフターフォローを忘れずに行う
さまざまなメリットがあるウェビナーですが、会場で開催するセミナーのように名刺交換や対面での会話はできません。
そのため、次のような対応でアフターフォローを行うことをおすすめします。
- ウェビナー参加のお礼メールを送る
- チャット機能でコミュニケーションを取る
- アンケート機能を活用して、ウェビナーの感想・意見を聞く
貴重な時間を割いて参加してくださった参加者の方と、良い関係を築くためにも忘れずに行いましょう。
まとめ|ウェビナー(Webセミナー)で集客力をアップする
ウェビナーは、運営側にとっては会場の予約などの作業を最小限に抑えられ、参加者にとっては自宅や会社など好きな場所から参加できるなど、多くのメリットがあります。昨今の感染症やテレワーク促進の影響から、今後よりウェビナーは、多くの場面での活用が期待されるでしょう。
ウェビナーの参加者の満足度を高めるためには、安定性の高いウェビナーツールやネットワーク環境を用意し、オンラインならではのコンテンツの構成にも配慮することが必要です。
また、ライブ配信では、チャット機能やアンケート機能を使って、参加者とコミュニケーションを取りながらセミナーを進めていくことができます。
自社での企画・運営が難しい場合は、ウェビナーの開催経験が豊富な会社にアウトソーシングすることも可能です。ウェビナーを活用して、新たな顧客や人材を集客しましょう。
ウェビナー(Webセミナー)についてよくあるご質問
ウェビナーに関する、よくあるご質問にお答えします。
Q.Webセミナーとは何ですか?
インターネットを利用してWeb上で行うセミナーや講演会、研修のことです。オンラインセミナーやウェビナー(「Web」と「Seminar」を足した言葉)とも呼ばれます。
会場で実施されるセミナーとは異なり、参加者が足を運ぶ必要がありませんので、日本国内だけでなく海外に向けても情報を発信できます。採用説明会、社内研修、Web講演会などさまざまなシーンでご活用いただけます。
Q.ウェビナーのメリットは何ですか?
ウェビナーには、運営側と参加者それぞれにメリットがあります。
運営側のメリット
- 準備にかかる時間とコストを削減できる
- 日本・海外問わずどこからでも参加していただける
- 採用説明会、展示会など幅広い活用方法がある
参加者のメリット
- 自宅や会社など、好きな場所から参加できる
- チャット機能で運営側に質問できるので安心
- 当日参加できなくてもオンデマンド配信で視聴できる
Q.Webセミナーはどのように開催すればよいですか?
カメラとマイクスピーカー、安定したインターネット環境があれば開催可能です。開催に向けて、大まかに次の流れで進めていきます。
- 配信方法の決定(ライブ配信もしくはオンデマンド配信)
- 事前準備(参加者への告知や事前の配信テストなど)
- セミナー当日、スケジュールに沿ってセミナーを開催
- 配信後、参加者の視聴率やアンケート結果を分析
Q.スマートフォンからも視聴可能ですか?
製品にもよりますが、V-CUBE セミナーではスマートフォン・タブレット・PCからの視聴が可能です。
Q.感染症などの緊急対策に有効ですか?
有効です。
自宅や会社など好きな場所からセミナーの視聴ができるため、会場に足を運ぶ必要はありません。人との接触を防げるので、感染症にかかるリスクを軽減できます。
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執筆者ブイキューブ