お客様自身が過去に自社配信や他社利用を経験してきたこともあり、いかにイベモンとしての価値を提供するかが重要でした。その中で、お客様からのご要望として大きく3点あり、いかに提案・準備していくかを考えました。
1つ目の要望は「①プロとしての意見を踏まえて、細かく本番当日まですり合わせたい」です。
これに対しては毎週の定例会実施や、共有フォルダを通じてToDo・QA管理表でタスクや質問事項の整理を行いました。役割分担された複数の幹事様がいらっしゃったため、週次定例会で認識共有を行い、日次では、管理表を基にお互いの確認事項を一元管理することで、スムーズな確認に繋がったと思います。また、お客様内での事前リハーサルにも同席させていただき、社長をはじめとする演者の皆様とも共通認識を持つことができました。
2つ目の要望は「②表彰式のマンネリ打破」です。
しかし、既にワイプ合成やComment Screenの利用などをされており、最初は頭を悩ませました。しかし、前年のアーカイブ動画を拝見すると、受賞者がフォーカスされるシーンが少なかったことに気づきました。です。前年は「スライドにて受賞者発表 ⇒ 社長からのコメント ⇒ 受賞者コメント」と一見すると違和感のない画変わりのように思いますが、私は受賞者がなかなか登場しないなと感じたのです。受賞者の喜びの表情を多く映したいと思い、「スライドでの受賞者発表 ⇒ 受賞者登場(発表直後の表情を映す) ⇒ 社長からのコメント」と流れを変更しました。また、社長からのコメントの際も受賞者ワイプを挿入することで受賞者がよりフォーカスされるようにしました。
3つ目のご要望は「③13名でのパネルディスカッションの実施」です。
これに関しては事前に機材配置や進行を詰めさせていただき、イメージを固めました。その上で、前日リハーサルにてカメラの画角調整、画変わりの確認など運営、演者の双方で細かくすり合わせました。司会とパネリストが「ハ」の字で向き合うレイアウトの兼ね合いもあり、現場で実際に調整する部分が多くありましたが、事前に詰めていたおかげで、テレビ番組のようなコンテンツに仕上がったのではないかと思います。
イベント後、幹事様方からお褒めの言葉も頂戴しましたが、ひとえに幹事の皆様がお忙しい中でもスムーズに確認対応いただいたおかげと存じます。誠にありがとうございました。皆様のますますのご発展を祈念するとともに、また来年度もお手伝いさせていただくことを楽しみにお待ちしております。この度は、イベモンをお選びいただき、ありがとうございました。