“ WebRTC ” 記事一覧
2025年09月06日
WebRTCの仕組みを図解で解説|動作の流れ・必要サーバー・基本用語
※この記事はAgora社の「How does WebRTC work?」を翻訳したものになります。 WebRTCの定義から、WebRTCとWebSocketsの比較やその仕組みを解説します。 <WebRTCの仕組み概要> 端末が getUserMedia() でカメラ/マイクを取得し、RTCPeerConnection を作成。 シグナリング経由で SDP と ICE候補を交換し、STUN/TURNで到達経路を確立。 DTLSで鍵交換→SRTPで暗号化してメディア送受信(P2P or SFU中継)。
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2025年09月04日
WebRTC商用サービス比まとめ|Agora / Twilio / SkyWay / Sora / Vonage / Amazon Chime / LiveKit(2025年最新版)
(2025/5/30更新) オンライン会議やビデオ通話は、今やビジネスや個人のコミュニケーションに欠かせないツールとなりました。遠隔地にいる相手とも、まるでその場にいるかのようにリアルタイムで繋がれるこれらの体験は、私たちの働き方や暮らしを大きく変えています。 このようなリアルタイムコミュニケーションをWebブラウザ上で実現する中核技術がWebRTCです。特別なソフトウェアのインストールを必要とせず、Webサイトにアクセスするだけで利用できる手軽さが大きな特徴です。長年にわたり開発と仕様策定が進められてきましたが、2021年にはW3CとIETFによって正式に標準化されました。これにより、技術的な安定性やブラウザ間の互換性がさらに向上し、開発者はより安心してWebRTCを様々なサービスへ組み込めるようになりました。 現在、WebRTCはオンライン会議システム、ビデオ/音声通話サービス、ライブ配信プラットフォーム、オンライン教育、遠隔医療、さらにはライブコマース、オンラインゲーム、メタバース空間での交流といった多種多様なサービスで活用され、その重要性はますます高まっています。 この記事では上記のようなWebRTCを使って実現できることだけでなく、代表的なWebRTC用プラットフォームの商用サービスとそのメリットを含めてご紹介します。今後も様々なサービスで活用が進むWebRTCを知って、ぜひ自社のサービス開発にお役立てください。
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2024年10月25日
Astroを用いたトークン生成システムの構築
※この投稿は、Agoraの日本代理店であるブイキューブが、Agoraブログを翻訳した記事です。 Astroは、明示的に要求しない限りJavaScriptを使用せずに静的HTMLをWebサイトにレンダリングを行う、コンテンツの多いウェブサイトに適したフレームワークです。コンテンツが多いサイトは、ほとんどがフロントエンドのコードです。 このガイドでは、Agoraビデオ通話用のバックエンドトークン生成システムを構築します。 Astroを用いたビデオ通話アプリのフロントエンド構築については、以下の記事を参照ください。 話題の最新フロントエンドフレームワーク「Astro」とReactJSを使用してビデオ通話アプリを構築する
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2022年06月02日
ビデオ通話やライブ配信、メタバースまで対応する映像・音声向けAgora SDK【デブサミ2022】
コロナ禍の影響もあって、テレワークなどの映像・音声込みネット・コミュニケーションが大きく進展した。またオンラインエクササイズ教室やライブコマースなど、映像・音声込みビジネスも盛んだ。しかし実際、映像・音声込みのシステムを構築しようとすると、遅延、低品質、参加人数による影響など課題は多い。本講演では、そんな悩みを一気に解決できるPaaSを紹介する。Agoraは米国生まれの映像・音声向けのSDKで、わずか数行で実装が可能。国内取扱窓口のブイキューブ社によれば導入企業がコロナ禍1年間で約6倍と大きく成長している。デブサミではその特徴やメリットなどが紹介された。 ※CodeZine(2022/04/11)からの転載です。
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