“ Agora ” 記事一覧
2025年09月23日
AIが変えるファンエンゲージメントの未来と新たな収益モデル〜セレブのアバターからIPキャラクターまで広がる、心ときめく体験〜
※この投稿は、Agoraの日本総代理店であるブイキューブが、Agoraブログを翻訳した記事です。 個別最適化が当たり前になった今、ファンダムは「見るだけ」から「参加する」へ変わりました。 推しとの関係はリアルタイムで更新され、やり取りが継続します。 その結果、ファン体験は日常のタッチポイントとして定着しています。 リアルタイムエンゲージメント(RTE)の世界的リーダーであるAgoraは、最新の会話型AIでファン向けプラットフォームの進化を牽引します。 会話型AIは、ファン向けプラットフォームに新しい時代をもたらします。 AIが生む親密な体験と、実際に触れられるインタラクティブなアクセサリーの融合が、 アーティストやインフルエンサー、ブランドとコミュニティのつながり方を根本から変えていきます。
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2025年09月19日
レイテンシー(レイテンシ)とは? 原因・測定と遅延の短縮方法
レイテンシーは、しばしばインターネットの「速度」として語られる帯域幅と混同されがちです。多くのインターネットサービスプロバイダーは「○○Mbpsで速い」「競合より30%速い」と帯域幅を強調しますが、体感の速さや操作の反応の速さは帯域幅だけでは決まりません。 正しくは、帯域幅=一度に流せる量(道路の幅)、レイテンシ=最初のデータが届くまでの時間(目的地までの時間)という別の指標です。道路がどれだけ広くても、目的地までの時間が長ければ到着は遅いのと同じで、レイテンシは実効的な速さ(ページの表示開始やクリック後の応答)を支える一方で、しばしば上限を決めるボトルネックになります。 本記事では、レイテンシーの意味、帯域幅との違い、主な原因、かんたんな測定方法、そして改善のコツをわかりやすく解説します。
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2025年09月06日
WebRTCの仕組みを図解で解説|動作の流れ・必要サーバー・基本用語
※この記事はAgora社の「How does WebRTC work?」を翻訳したものになります。 WebRTCの定義から、WebRTCとWebSocketsの比較やその仕組みを解説します。 <WebRTCの仕組み概要> 端末が getUserMedia() でカメラ/マイクを取得し、RTCPeerConnection を作成。 シグナリング経由で SDP と ICE候補を交換し、STUN/TURNで到達経路を確立。 DTLSで鍵交換→SRTPで暗号化してメディア送受信(P2P or SFU中継)。
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2025年06月24日
会話型AIティーチングアシスタントでEdテックを変革する
教育テクノロジー(Edテック)はこの5年間で大きく進歩し、イノベーションとアクセスの両立が進みました。バーチャル教室、オンライン講座、デジタルツールの普及により学習機会は大幅に拡大しましたが、採用拡大とともにオンライン学習にはいくつかのギャップも明らかになっています。主な課題は、学習者のエンゲージメントやコース修了率の低さ、パーソナライズの不足、そして講師が個々の学生ニーズに十分対応できないという現実的な制約です。 会話型AIは、こうした課題を解決しオンライン教育の体験を向上させる切り札となります。高度な大規模言語モデル(LLM)を活用することで、仮想ティーチングアシスタント(TA)を通じてリアルでインタラクティブな学習環境を提供できます。
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2025年06月22日
信仰技術のための会話型AI:エンゲージメントとリーチの強化
テクノロジーの進化にともない、信仰コミュニティでは会話型AIの活用が進んでいます。つながりを深め、礼拝体験を向上させ、地域との関係を強める手段として注目されています。最近のデータもその傾向を示しています。2023年には教会の約37%がAI技術を時折利用していましたが、2024年にはその割合が急増し、教会スタッフの66%以上が日常的にAIツールを取り入れるようになりました。 会話型AIは、聖書をもとにした励ましの言葉やガイド付きの祈り、あらゆるスピリチュアルな伝統に根ざした前向きなメッセージを通じて、信仰に基づく対話を豊かにする可能性を秘めています。 以下では、会話型音声AIが信仰テック(Faith-Tech)の分野でどのように活用されているか、その革新的な事例をいくつか紹介します。
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2025年06月20日
リアルタイム音声AI(会話型AI)を簡単に実現!Agora Conversational AI Engine 入門
近年、顧客体験の向上や業務効率化のため、AI、特に「対話型AI」の活用が急速に広がっています。テキストチャットだけでなく、より自然で直感的な「声」によるコミュニケーションへの期待が高まっています。 しかし、人間とAIがリアルタイムでスムーズに音声対話するシステムを構築しようとしても、遅延、ネットワークの不安定さ、背景ノイズ、精度の問題といった課題が、しばしばユーザー体験を損ない、フラストレーションの原因となってきました。 この記事では、そうした課題を解決し、高品質なリアルタイム音声AIアプリケーションの開発を加速する「Agora Conversational AI Engine」について、初めての方向けに分かりやすく解説します。製品の概要とその強み、そしてこの製品を試していただく方法に焦点を当ててご紹介します。
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2025年06月20日
リアルタイム音声AI(会話型AI)を簡単に実現!Agora Conversational AI Engine 入門 その 2: RESTful API による AI エージェントの制御と LLM/TTS 連携
はじめに 前回の記事では、Agora Conversational AI Engine の基本的な概念と Console の Playground を通じた対話体験の概要を紹介しました。Playground での体験は、本製品が提供する対話型 AI の可能性の一端を示すものです。 本記事「その2」では、Agora Conversational AI Engine の RESTful API の活用方法を掘り下げます。API を利用することで、開発中のアプリケーションや既存のサービスと Conversational AI Engine を直接連携させ、より柔軟かつ高度な対話型 AI 機能の実装が可能になります。
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2025年03月25日
Agoraの文字起こし機能の精度を検証してみる(在宅・カフェ店内・駅のホーム)
AIを活用したリアルタイム音声認識(Speech-to-Text: STT)は、カスタマーサポート、字幕生成、多言語会議、ライブ配信、通話記録、など多くのユースケースで活用されています。 そしてAgoraが提供するクラウドベースの文字起こし機能(Real-Time Speech to Text)も、低遅延かつ高精度なSTT機能を提供します。 Real-Time Speech to Textの公式ドキュメントこちら また、LLMを併用した応用的なアーキテクチャを構成する際にも、文字起こしの精度が非常に重要となります。 そこで本記事では、Agoraの文字起こしがどの程度の精度であるか、発話音声に対して意図的にノイズを混入させ、Agoraの文字起こし精度を確認していきます。
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