ニオイを可視化する「Kunkun body」など独創性あふれる製品を開発
Kunkun body
コニカミノルタ BIC Japanは、顧客に価値をもたらす事業アイデアを提案・実現させる、新規事業開発の専門チーム。2018年1月にニオイを見える化する製品「Kunkun body」を発売するなど、既存事業にとらわれない取り組みを続けている。オープン化、コワーキングスペース化されたオフィスでプライベートな空間を確保するべく、テレキューブを導入した。
オープン化したオフィスにおける課題
会議室が少なく個室空間が不足
業務を行うエリアは、取引先とミーティングもできるオープンなスペースになっている。社外の人間も出入りする中で、プライベートな空間の確保が難しい。
オープン化したゆえに営業コールがしにくい
固定電話やFAXがなく、メールが主なコミュニケーションツールとなっている。その反面、セールスコールなど、周囲を気にせず電話が使える場所が少ない。
人的リソースが多くないため営業効率化が必須
オープンイノベーションを掲げて事業を行っており、社外とのやり取りが多い。しかしスタートアップ企業ゆえに、営業にかけられるリソースが少ない。
テレキューブでこう解決!
会議室の増設よりも手軽にプライベートスペースを設置
オープン化された現代的なオフィスの中に違和感なく個室スペースを作り、共創スペースと調和させている 。
オープンイノベーション、コワーキング化といったオフィスのコンセプトを損なわずに、プライベートな空間を確保。機密性の高い内容の電話や、時間を要する電話をする際に活用している。
高い防音性で周囲を気にせず商談を展開
完全防音設計で、周りの環境を気にすることなくセールスコールを実施。
コニカミノルタ社とは異なる商流のため、ローンチの際には全国的に営業活動を行う必要がある。防音性の高いテレキューブにより、セールスコールに適した空間を確保。
内蔵したWeb会議システムで遠隔営業が可能
ブイキューブ製品を含めた3つのコミュニケーションシステムを搭載し、営業先のシステムにも柔軟に対応。
遠隔営業への営業スタイルの変更を視野に、Web会議システムを利用して移動時間を削減し、社内リソースの効率的な活用を目指す。
テレキューブ選定のポイントは?
オープン化されたオフィスの中でも個室スペースを作ることができるか?
オープンイノベーションを実践するオフィスでプライベート空間を確保できること。
完全防音設計で、音が漏れ聞こえることのないセキュアなプライベートスペースを実現
スピード感をもった仕事に役立てることができるか?
フリーアドレス制を採用し、電話などを極力使わない新しい仕事のやり方にマッチしていること。
固定電話やFAXがないオフィスの中で、電話をかけられる場所を補完
営業先のWeb会議システムに合わせられるか?
客先とのコミュニケーションが取りやすい環境であること。
「V-CUBE ミーティング」など、他社サービスを含め3つのWeb会議システムを搭載し、相手の環境に合わせて遠隔コミュニケーションが可能
お客様の声
コニカミノルタ株式会社 BIC Japan 田原 真一 氏
防音性の高い個室空間を手軽に設置
BIC Japanは、顧客起点に立ち、コニカミノルタの既存ビジネス以外の分野で新たなサービス、商材の開拓を推進する専門チームです。
BIC Japanのオフィスは、取引先と一緒にミーティングもできるコワーキングスペースになっています。また、スタートアップにならい、スピード感をもって仕事を進めていくうちに、固定電話もFAXもオフィスからなくなっていきました。
ただ、どうしても取引先に電話しなくてはならないシーンもあり、そのための場所が必要でした。会議室を増やすにも上限があるので、ブース型スペースの導入を検討し、テレキューブを設置しました。
今後は遠隔営業にも活用
プロジェクトが増え、それぞれがオープンイノベーションの形で事業を進めているので、社外の方と関わることが圧倒的に多いです。また、スタッフが20名弱と少数精鋭のため、1プロジェクトの人数は多くありません。
1人で何役もこなしているので、販売を始めたからといって全国に飛び回ることはできません。そのセールスをWeb会議でやろうとしています。テレキューブにブイキューブ製品以外のWeb会議システムが搭載されていることを知った時は、「懐が深い会社だ」と驚きました(笑)。これからたくさん活用すると思います。
テレキューブは、包括的な言い方をするとパーソナルなWeb会議スペースですが、他にも色々と使い道があるのではないかと考えています。今はちょっとした長い電話やWeb会議用のスペースとして使用していますが、各事業が新たなステージに進むにつれ、それ以外の使い方が出てくるかもしれません。
コニカミノルタ BIC Japan様でのテレキューブ活用例
コニカミノルタ BIC Japan には、新規事業を行っているチームが複数存在する。中には1人でビジネスを進めているプロジェクトもあり、スピード感をもった仕事のやり方が求められている。固定電話やFAXをほとんど使わない働き方をするとともに、その隙間に生じる電話のニーズを、テレキューブによって満たしている。
現代的なオフィス環境とプライベート空間との融合
フラットなオフィス環境では、社内コミュニケーションが活発になる反面、電話で話す声も通ってしまう。そのため、セールスコールなどの電話は防音性の高いテレキューブの中で行っている。
また、予約形式ではなく、空いている時に自由に入れるように運用している。
効率的な営業活動のためのスペースに
新製品をローンチするタイミングでは、全国的な営業活動が必要。既存ビジネスとは異なる領域の事業であるため、新規顧客開拓が求められる。それを少ない人的リソースでまかなうべく、今後はテレキューブのWeb会議システムを使い、効率的な営業活動を行う方針だ。
テレキューブに搭載されているWeb会議システム
Web会議システム「V-CUBE ミーティング」
コミュニケーションプラットフォーム
「Skype for Business」
「WebEx Meeting Center」
標準規格(H.323, SIP)に準拠した ハードウェアテレビ会議システムとの接続機能