各企業ブースを自由に回遊できるオンラインイベント 日本語対応&シンプルなUIで参加者の満足度高く
中国地方最大の経済圏である広島県では、UIターンの促進に加え、IT企業の誘致を進めている。2021年7月には、広島県との関わりを希望する県外のIT人材、地方進出に関心の高いIT関連企業及び県内の自治体をつなげるSlackコミュニティ「HIROSHIMA SATOYAMA WORK CO」を開設。同コミュニティに登録している人材・企業・自治体のコミュニケーションを目的としたオンライン交流イベントを開催した。このイベントで採用されたのが「EventIn」。遠方からの参加者が見込まれるイベントをオンラインで効率化しつつ、イベント内では回遊を促すシステムで満足度の高いイベントを実現させた。
従来のオンラインイベントにおける課題
複数のブースを回遊できない
セミナー配信の形式だけではなく、小規模なブースを自由に回遊できるツールが必要だった。
日本語表示に対応している必要があった
海外製のオンラインイベントツールでは日本語表示ができず、不慣れな人には使いにくかった。
双方向のやり取りがしにくかった
大勢が視聴する中では企業・自治体への個人的な質問をしにくく、コミュニケーションを取りにくかった。
「EventIn」でこう解決!
複数の小規模セッションを同時開催
1対nの基調講演はもちろん、小規模ブース(少人数を対象にしたセッション)を組み合わせて開催することが可能。ブースからブースへの移動も1クリックで簡単。
画面上に表示されるブースの一覧から興味のある企業ブースを選択し、詳しく話を聞くことができる。入退室が簡単なので、たくさんのブースを回遊することが可能に。
日本語対応でUI(ユーザーインターフェース)もシンプル
全体講演やセッションの視聴、チャットツールなどはすべて日本語・英語の両方に対応。
グループ通話や1対1の個別商談画面はもちろん、会場内に設けられたブース一覧もマップ表示で視認しやすく、ブースへの招待や席決めなどもシンプルなUIで使いやすい。
「お試し視聴」機能で部屋の中を可視化
小規模ブースへの入室前に、中でどのようなセッションが行われているか、画像と音声で知ることができる。
入室中の人物はアイコンで一覧表示することも可能。入室前に中の様子がわかるのでブースを回遊しやすい。
「EventIn」選定のポイントは?
参加者同士のコミュニケーションが取りやすいか?
1対n形式の配信だけでなく、小規模なセッションを同じツールで実現できること。
複数のブースに分かれてのセッションも開催可能
どのブースに誰がいるかひと目でわかるUI
ブースからブースへの移動など自由度があるか?
ログアウトしたりすることなく、各ブースを自由に移動できること。同時に、それぞれのブースのセキュリティも保たれていること。
すべてのブースが会場マップに一覧で表示され、サイズや表示位置も自由に変更可能
ログインしたまま各ブースを回遊できる
ブースごとに自由入室の可否を設定できる
オンラインイベントツールに慣れていない人でも使いやすいUIか?
オンラインツールに不慣れな人でも直感的に利用できること。
日本語・英語の両方に対応した使いやすいUI
マルチデバイス対応
お客様の声
直感的に操作できるシンプルなUIで使いやすい
広島県が2021年7月に開設したSlackコミュニティ「HIROSHIMA SATOYAMA WORK CO」は、県内へのUIターンを希望する全国のITエンジニアなどの人材、地方進出に関心のあるIT関連企業、さらには広島県の中山間地域にある11の市町がオンラインで交流できるコミュニティです。
2021年は、それら3者がつながることを目的として、全3回の交流会イベントを開催しました。当初はリアル開催も検討していましたが、コロナ禍などの情勢からフルオンラインでの開催を決断しました。
このイベントを実現するのに最適なツールを検討する中で、本イベントの委託事業者様よりブイキューブの「EvenIn」を提案いただきました。以前利用した別のツールもありましたが、私どもが必要だと感じていた要件をすべて満たすと考え、採用を決めました。
イベント当日は、セキュリティとの兼ね合いでログインに手間取った自治体もあったようですが、その他大きなトラブルもなく、オンラインイベントに慣れていない人でも直感的に理解できるUIであること、開催中の小規模セッションをひと目で俯瞰できるので、運営側としてどのブースでどんな動きがあるのか会場全体を把握できることが高く評価できると感じました。参加した自治体職員からも「EventIn」で効率的に各市町のPRができたことを喜ぶ声が多くありました。
参加者のコミュニケーション活発化でき今後も活用を検討
このイベントの1番の目的は、すでにコミュニティに参加してくださっている方々に、密なコミュニケーションの場を提供するということにありました。
そのためのオンラインツールとして、少人数グループでの交流ができること、参加者が自分で入室したいブースを自由に選べ、回遊しやすいことなどを選定条件に挙げていました。イメージとしては、合同就職説明会のような場をオンライン環境で実現するような形を思い描いていたのですが、「EventIn」はまさにそうした場を可能にするツールだと思います。
ITに関わる参加者が多いとはいえ、従来のイベントツールは日本語に対応していない部分があり、使いやすさに難がありました。「EventIn」を導入した今回は、参加された方々からも操作性の良さを評価する声を多く頂き、特に小規模セッションが行われているブースの中を入室前に視聴できる「お試し視聴」は、入室のタイミングを計ることができるので、非常に便利な機能だと感じました。
リアル開催の実績がないため比較はできませんが、全国各地に在住しているイベントの対象者が、どこからでも、時間をかけずに参加できるというメリットや、効率的に情報収集ができるメリットを挙げておられる個人・企業関係者の方も多くいました。感染症の状況が収まった後でもこうしたメリットは大きいと考えており、今後は「EventIn」のようなオンライン環境とオフラインをミックスしたような方法で開催できないか、検討しています。
広島県 地域政策局 中山間地域振興課
広島県庁 様における「EventIn」の活用法
UIターンの促進やIT企業の誘致政策に力を入れている広島県。「HIROSHIMA SATOYAMA WORK CO」は広島県との関わりを希望するIT人材と地方進出に関心の高いIT企業、地元自治体をつなぐ中山間地域振興課主催のSlackコミュニティだ。「EventIn」を導入して開催した同コミュニティのオンライン交流イベントでは、「プレゼンタイム」と「フリートーク」の2コンテンツを用意。企業からのプレゼンテーションは1対n形式で配信しつつ、少人数で集まれるトークスペースも設置することで、参加者同士のコミュニケーションも活発化させた。
1対nも小規模セッションも同じツールで
開催したオンライン交流会では、参加した企業10社が順に企業紹介プレゼンテーションを実施。
その後、参加者は少人数で集まれるトークスペースに同じ「EventIn」の中で移動し、参加企業などと直接コミュニケーション。参加者同士のコミュニケーションも盛んに行われ、「イベント後も連絡を取り合いたい」という声をはじめ、「大変満足している」という声が80%を超えるイベントとなった。
「一人だけだったらどうしよう」をお試し視聴で解決
画面上には、トークスペースとして用意されたブースが一覧表示される。各テーブルにカーソルを合わせると、中でどのような話がされているのかを画像と音声で「お試し視聴」することができる。
これにより、「誰がいるかわからない」「一人だけだったら気まずい」といった参加者の心理的ハードルが下がり、回遊度がアップした。