遠方の株主や海外の役員も遠隔で出席
ハイブリッド出席型バーチャル株主総会を開催

オリンパス株式会社 様

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりハイブリッド参加型バーチャル株主総会の方法を採用したオリンパス。ただし「参加型」では、株主総会の視聴のみで、議決権行使や質問はできません。そこで、より株主とのコミュニケーションが取れる形を目指し、翌2021年6月の株主総会はブイキューブのプラットフォームを利用し、ハイブリッド出席型バーチャル株主総会を開催しました。

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課題と効果

課題

  • 通信障害が起こった場合にどうすればよいか
  • ベンダーと信託銀行との連携が取れているか
  • 初めての「出席型」開催なので、きめ細かいサポートが必要

効果

  • システム構成を冗長化するなど、万が一通信トラブルが発生しても配信を継続できる仕組みを構築
  • 信託銀行と連携したオンラインでの議決権行使の方法を提供。会社法上に則った形で議決権行使の集計を適切に実行できる
  • 年間約5,000件のライブ配信を実施するブイキューブがシステム、運営面で包括的にサポート。

選定のポイント

通信障害リスクを想定した万全なシステムであるか

システムの冗長構成によってトラブル時も継続可能。上場企業で数多くの開催実績があるブイキューブがサポート

「出席型」開催にあたり法的な面をクリアしているか

議決権行使や質問の機能が備わっている。信託銀行と連携し、当日は迅速に集計

イベント詳細

バーチャル出席の場合の議決権行使方法

バーチャル出席の株主は、株主総会開会後から決議事項の採決時まで議決権を行使できる。行使の際はライブ配信画面の「議決権行使」のタブをクリックし、決議事項について「賛成」、「反対」または「棄権」を選択する。すべての決議事項に対してボタンを押下後、下部の「行使する」ボタンを押して行使完了となる。
バーチャル出席の場合の議決権行使方法

バーチャル出席の場合の質問方法

バーチャル出席の株主は、株主総会開会後から質疑応答の開始5分後まで質問を行える。質問は配信画面の「質疑」のタブをクリックし、質問を入力。確認画面で内容を確認してから「送信する」ボタンを押して送信となる。なお、質問は1人1問まで、最大300文字とした。

お客様の声

コロナ禍の影響で「出席型」の株主総会を開催するにあたって、他社での実績があることや、信託銀行との集計の連携が整っている点に大きなメリットを感じ、導入を決めました。配信ではメイン回線とサブ回線の2つを用意して、すぐに切り替えられる体制を整えてくれるなど、通信トラブルの対策も万全だったので、その点も安心でした。

海外からオンライン出席する役員向けの通訳音声も同時に接続する必要があったのですが、配信面はすべてブイキューブのプロのスタッフに任せられたのは非常に安心できましたし、業務の大幅な増加を避けることができました。また、議決権集計や法的要件の整理など、ブイキューブの担当者に相談して、様々な提案を参考にさせてもらいました。

株主様にとっての利便性も高く、質問時に大勢の前で手を挙げることを躊躇される株主様も、手を挙げることなくオンライン上で質問できるのは良い点だと感じました。

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      バーチャル株主総会

企業情報

オリンパス株式会社  様

オリンパス株式会社 様

所在地:東京都新宿区西新宿2-3-1
URL:https://www.olympus.co.jp/
メイン事業は内視鏡事業と治療機器事業から構成される医療分野。消化器内視鏡は世界シェア70%以上を誇る。さらに高精度な顕微鏡技術を活かしたライフサイエンス分野や、産業分野など幅広いジャンルで研究開発に取り組み、様々な製品の開発、製造、販売を手掛けている。

設立:1919年

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