視聴者を飽きさせない魅力的なコンテンツを、2拠点の掛け合いでもタイムラグのない安定した配信で提供
情報システムをはじめ、さまざまな製品・サービスを手掛ける三谷産業。同社が約30年前から北陸地域への情報発信のほか地域貢献事業としても続けてきたのが、情報通信の専門家に加え各界の著名人を招いて開催する「三谷情報フェア」。同社では、新型コロナウイルスの影響でリアル開催が困難になった2020年から、同フェアをオンライン化。2021年12月には、金沢の本社特設ステージと東京都内にあるブイキューブのウェビナー専用スタジオをリアルタイムでつなぎ、テレビ番組仕立てでフェアの模様を配信し大きな話題となった。これらを実現させたのが「V-CUBEセミナー」。2拠点の掛け合い環境下でも高品質な映像の配信を可能にした。
配信システムにおける課題
高品質な映像を安定して配信する必要があった
ノイズが入ったり映像が途切れたりすることのない、高品質な映像と音声が求められた。
視聴ログを詳細に分析する必要があった
イベントを通してお客様の興味・関心を把握し提案活動に繋げるため、ログ解析が求められた。
かんたんに視聴できるツールが必要であった
リアルイベントと同様幅広い層に参加していただくために、インストールレスでかんたんに視聴いただけるツールが必要だった。
「V-CUBE セミナー」でこう解決!
高精細な映像をタイムラグなく共有
多くの企業や自治体で採用されてきた「V-CUBE セミナー」は映像・音声の高品質化はもちろん、サーバーを冗長構成しているため、配信トラブルが発生した際でも配信を継続することが可能。
配信実績は年間5,000件。トラブルが許されないビジネスシーンでの利用でも、安定した配信を実現。
正確な視聴ログデータで適切なフィードバック
視聴ログによる効果測定・分析をもとに、配信内容を適切にブラッシュアップ。
視聴者の入退室タイミングなどを分析して配信内容のブラッシュアップにつなげられるほか、未視聴の申込者へのオンデマンド視聴を案内することでアフターフォローもできる。
専用アプリのインストールは不要
アプリなどを事前にインストールする必要がなくマルチデバイスに対応。誰でもかんたんに接続可能。
視聴環境やデバイスがバラバラでも問題なし。シンプルなUIで誰もが使いやすい視聴環境を構築。
「V-CUBE セミナー」選定のポイントは?
高品質な映像を安定して配信できるか?
映像が途切れたり音声にノイズが入ったりしないこと。
- 1万人以上の大規模な同時接続に対応
- サーバーを冗長構成しているため、配信トラブルが発生した際でも配信継続が可能
- 低遅延モードの使用で、映像・音声はさらにスムーズに
視聴ログを取得できるか?
セミナー申込者の視聴ログを取得し、効果検証や分析ができること。
誰でもかんたんに使用できるか?
視聴環境やデバイスを問わず誰でも使いやすいこと。
- 参加者の状況に応じたデバイスで視聴可能
- 専用アプリのダウンロードも不要なので視聴者の環境に左右されにくい
お客様の声
オンライン化でイベント参加者が約2.5倍に増加
弊社が開催している「三谷情報フェア」は約30年前から定期的に開催しているイベントです。ビジネスに関する情報発信の場でもありますが、基調講演にはジャンルにとらわれずさまざまな分野で活躍するゲストを毎回お呼びし、地元である北陸地域の方々にもご聴講いただける地域貢献事業としても続けてきました。
そのため、新型コロナウイルスの影響でリアル開催が難しくなってからもなんとか代替手段を使って開催したいと考えていました。そこで2020年から同イベントをオンライン化したところ、北陸地域の方々だけでなく全国から約2,500人のアクセスがあり、従来のリアル会場では考えられなかったような視聴数となりました。「V-CUBEセミナー」を使って配信したこれまでの延べ視聴者数は1万人近くになります。
オンライン化後は、セミナーの形も徐々に変化しています。視聴者の方々は自宅でテレビ番組を見るように視聴される方が多いため、私どもも単にセミナーの内容を伝える、というだけでなく楽しさや「魅せる」ということを意識しています。
一方で、リアル会場だからこそ伝わるものもあると思います。新型コロナウイルスの収束後は、そうした声に応えつつ、オンラインのメリットを最大化できるハイブリッド形式での開催を考えています。
三谷産業株式会社 執行役員 情報システム事業部長 兼 ICTソリューション事業部長
深堀 俊彰氏
金沢・東京の2拠点をつなぐ配信形式にも柔軟に対応
2021年12月の「三谷情報フェア」はコロナ禍のため、前回と前々回に続いて「V-CUBEセミナー」を導入し、オンラインで開催しました。単にオンラインセミナーをご視聴いただくだけではなく、参加いただいた皆さまに「三谷情報フェア」を楽しんでいただけるよう、タレントさんをお迎えしたり、セミナー前には漫才で内容の紹介を行ったり、ランチタイムには「DX」をテーマにした創作落語を行っていただくなど、にぎやかで多彩なコンテンツを用意しました。
金沢市内にあります弊社内の特設ステージからは各種セミナーはもちろんのこと、進行やお楽しみコンテンツを撮影、一部セミナーや基調講演は都内のブイキューブのスタジオから撮影を行い、2拠点をオンラインでつないで配信を行いました。こうした配信形式にも柔軟に対応していただけたこと、高品質な映像を安定して配信できたことは「V-CUBEセミナー」だからこそだと考えています。
オンラインで配信したことで、北陸以外の地域からのアクセスは半数近くに上り、従来よりも幅広い地域の方々に視聴して頂けました。内容も好評を頂いており、こうしたコンテンツとテレビ番組仕立ての配信をぜひ続けていきたいと思います。今後はハイブリッド形式を前提に、地域の方々にもお楽しみいただきつつ、全国のお客様にリーチしていければと考えています。
三谷産業株式会社 情報システム事業部 営業支援課
菅波 裕樹氏
ツールの使いやすさも満足度高く
実はコロナ禍以前の2019年末ごろから営業活動の効率化という点で、動画配信ツールの情報収集は行っていました。2020年に情報フェアをオンライン化するにあたり、各社のツールやサービスを本格的に比較検討したのですが、弊社としてはマーケティングツールとしても活用できること、安定した配信ができること、オンラインツールに慣れていない人でもかんたんに扱えることの3点にポイントを置いて選定を進めていました。
「V-CUBEセミナー」はこれらの条件をすべて満たしています。特に満足しているのが配信の安定性で、これまで大きな問題が起きたことはなく、映像の遅延も現在はほとんど感じられず、ツールが常にバージョンアップされていると感じます。
従来のリアル開催時には幅広い年齢層の方々にお越しいただいていたので、アクセスのしやすさは特に懸念していたのですが、「迷いなく視聴することができたか」という参加者アンケートに対して、ほとんどがトラブルなく視聴できたとの回答を頂き、誰でも使いやすいシンプルなUIであることをあらためて実感しました。
三谷産業株式会社 情報システム事業部 営業支援課
石津 純子氏
三谷産業株式会社様における「V-CUBE セミナー」の活用法
情報システムをはじめ、さまざまな製品・サービスを手掛ける三谷産業。同社が約30年前から北陸地域への情報発信のほか、地域貢献事業としても続けてきた「三谷情報フェア」は、新型コロナウイルス感染拡大のため2020年から「V-CUBEセミナー」を導入してオンライン化。2021年12月の開催時は、金沢市内にある本社に設営した会場より、タレントとアナウンサーの進行で、セミナーを中心としたテレビ番組仕立てのコンテンツを撮影。都内のブイキューブ「PLATINUM STUDIO」からはセミナーと基調講演を撮影し、金沢と東京の2拠点をオンラインでつなぐことで、それぞれの映像をシームレスに切り替えながら配信を行った。
多拠点を結んだテレビ番組仕立ての配信を実現
金沢市内の三谷産業本社内の特設ステージと都内のブイキューブ「PLATINUM STUDIO」をつないで配信された2021年12月の「第56回 三谷情報フェア」。テレビ番組仕立ての配信では、ITやDXに関連した内容のセミナーやゲストによる基調講演を行い、合間にはセミナー紹介漫才やテーマに関連した創作落語、加えて特別企画として開催したビジネスコンテストの様子など、多彩なコンテンツを「V-CUBEセミナー」の安定した高品質な映像のもと配信した。
金沢の三谷産業本社の特設ステージ
PLATINUM STUDIOでは、高速インターネット環境が整備され、遮音処理もなされているため、高品質な配信が可能なだけでなく、専用機材・技術が必要な背景合成や複数のカメラ映像のスイッチングといったことも、専門スタッフのサポートのもと、手軽に実現できる。
ブイキューブのPLATINUM STUDIO(東京)
視聴ログをもとにした効率的なデータ分析
「V-CUBE セミナー」で視聴ログ分析による効果測定を行うことで、データに基づいた配信内容の検証が可能に。視聴IDと顧客データを統合・管理することもできるため、配信後のマーケティングにも有効に活用できる。