オンラインイベントツールとは

オンラインイベントツールとは、ウェビナーやオンライン展示会、カンファレンスなどを円滑かつ効果的に運営するための専用プラットフォームのことです。
一般的なWeb会議システム(Zoom ミーティング等)とは異なり、数千人規模の同時接続に耐えうる「大規模配信機能」に加え、申し込みフォーム作成やメール配信といった「参加者管理機能」、視聴ログや行動履歴を追跡する「分析機能」など、イベント運営に必要な機能が網羅されています。単なる配信手段ではなく、イベントの成果を最大化するための基盤となるツールです。
おすすめのオンラインイベントツール7選

参考:目的別】オンラインイベントツール比較一覧
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イベント形式
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推奨ツール
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主な特徴・メリット
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視聴方法
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大規模セミナー・ 講義
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Zoom ウェビナー
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圧倒的な知名度。操作が簡単で参加者が迷わない。
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アプリ/ブラウザ
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ブランド重視・ 高品質配信
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VCP (ブイキューブ)
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独自のデザインが可能。高画質な映像で世界観を演出。
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ブラウザのみ
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失敗できない 重要行事
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V-CUBE セミナー
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国産ならではの手厚いサポート。安定した通信環境。
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ブラウザのみ
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オンライン展示会・ 学会
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EventIn
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ブースを自由に「回遊」できる。個別相談への移行がスムーズ。
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ブラウザのみ
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商談創出・ B2Bイベント
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EventHub
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AIマッチング機能。チケット販売からログ分析まで一元管理。
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アプリ/ブラウザ
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社内総会・ 全社研修
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Teams ライブイベント
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Microsoft 365ユーザーなら低コストかつセキュアに開催可能。
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アプリ/ブラウザ
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懇親会・ ワークショップ
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oVice
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アバターで交流。リアルに近い偶発的な会話が生まれる。
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ブラウザ
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(補助) インタラクティブ強化
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Slido
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匿名Q&Aやリアルタイム投票で参加者の熱量を可視化。
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連携/ブラウザ
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数あるツールの中から、特に定評のある7つの主要プラットフォームと、利便性を高める補助ツールをご紹介します。自社のイベント規模や目的に合わせて最適なものを選定しましょう。
Zoom ウェビナー|世界シェアNo.1の安心感と圧倒的な集客のしやすさ
世界的に広く利用されているZoomのウェビナー特化型プランです。使い慣れたインターフェースで操作が分かりやすく、参加者側の心理的ハードルが低いのが最大の特徴です。
最大5万人まで参加可能
ライセンスに応じて、数百名から最大5万人規模の大規模配信まで柔軟に対応できます。
パネリストと視聴者の明確な役割分け
画面共有や発言ができる「パネリスト」と、視聴専用の「参加者」を厳格に区別でき、スムーズな進行が可能です。
質疑応答(Q&A)やチャット機能
テキストによる質疑応答機能が標準搭載されており、リアルタイムな双方向コミュニケーションが行えます。
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VCP|アプリ不要のブラウザ視聴で、ブランドの世界観をリッチに表現
ブラウザだけで高品質なライブ配信や双方向通信を実現する、カスタマイズ性の高いプラットフォームです。アプリのインストールが不要なため、法人向けの硬いイベントでも案内がスムーズです。
ブラウザ完結の独自UI
企業のブランドイメージに合わせた視聴ページのデザインカスタマイズが可能です。
多彩なレイアウトカスタマイズ
資料と登壇者の映像を自由に配置し、視聴者にとって見やすい画面構成を構築できます。
視聴データの自動収集・分析
「誰が・いつまで」視聴したかのログを詳細に取得でき、リード獲得後の追客に活用できます。
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V-CUBE セミナー|失敗できない重要行事を、国産の安定通信とプロが完結サポート
長年の実績を誇る、安定性とサポートに定評のある純国産ツールです。特に企業の決算説明会や大規模な社内表彰式など、失敗が許されないシーンで選ばれています。
高画質・高音質な安定配信
専用ネットワークを用いることで、通信環境に左右されにくい安定した配信クオリティを提供します。
充実した運営サポート体制
当日の配信オペレーション代行や会場手配など、プロによる手厚いサポートが受けられます。
インストール不要のブラウザ視聴
参加者は送られてきたURLをクリックするだけで視聴を開始できるため、離脱を防げます。
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EventIn|オンライン展示会で「回遊」と「商談」を最大化する仕掛けを提供
オンライン展示会やカンファレンスに特化した、回遊型のイベントツールです。一方的な配信に留まらず、参加者が自発的に動ける体験を提供できます。
複数ブースを自由に移動可能
会場内に複数のルームやブースを設置し、参加者は興味のある場所へ自由に移動できます。
個別相談や商談へのスムーズな移行
ブース内でのやり取りから、ワンクリックで個別のWeb会議へ移行でき、商談化を促進します。
参加者同士のネットワーキング機能
誰が参加しているかを可視化し、参加者同士のチャットや接点を創出する仕組みが整っています。
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Microsoft Teams ライブイベント|既存のライセンスで、数千人規模の社内イベントをセキュアに
普段からMicrosoft 365を利用している企業にとって、最も導入ハードルが低い大規模配信機能です。社内向けの全社総会や研修に最適です。
Microsoft 365ユーザーは追加コストなし
既存のライセンス内で利用できる場合が多く、コストを抑えて数千人規模の配信が可能です。
最大1万人の大規模配信
組織内外を問わず、多くの参加者に対して安定したライブストリーミングを提供します。
強固なセキュリティと認証管理
Azure ADと連携したアクセス制限が可能で、機密情報の漏洩を防ぎたい社内イベントに強みがあります。
EventHub|申し込みから商談までを一元管理。B2Bイベントの営業成果を可視化
集客から商談創出までを一つのプラットフォームで完結させる、イベントマーケティング特化型ツールです。特にB2B展示会やマッチングイベントで威力を発揮します。
マッチング・チャット機能が充実
AIによるおすすめの参加者提示や、会期前後のチャット・面談予約機能が非常に強力です。
チケット販売からデータ分析まで完結
申し込みフォーム作成、有料チケット決済、当日の受講ログ管理をこれ一台で管理できます。
多言語対応・ハイブリッド開催対応
グローバルイベントや、オフライン会場とオンラインを併用する形式にも柔軟に対応します。
oVice|アバターで「偶発的な会話」を再現。一体感を生むバーチャル交流会場
2次元のバーチャル空間上にアバターで参加する、新感覚のイベントツールです。まるで同じ会場にいるかのような「偶発的な会話」をオンラインで再現します。
アバターによる直感的な移動と会話
自分のアイコンを相手に近づけるだけで声が聞こえる仕組みで、気軽な挨拶や立ち話が生まれます。
自由なレイアウトカスタマイズ
オフィス、展示会場、パーティー会場など、用途に合わせたマップを自由に設計できます。
懇親会やワークショップに最適
固定された座席がないため、グループワークや自由な交流がメインのイベントで真価を発揮します。
Slido|匿名Q&Aとリアルタイム投票で、参加者の「本音」を引き出し熱量を高める
配信ツールと組み合わせて使用する、質疑応答や投票に特化したツールです。ZoomやWebexなどの画面上に連携して表示させることで、イベントのライブ感を高めます。
匿名での質問投稿が可能
匿名性が担保されるため、普段質問しづらい内容でも活発な意見交換が期待できます。
リアルタイム投票・クイズ機能
選択式のアンケートや単語のクラウド表示(ワードクラウド)で、会場の一体感を醸成します。
既存の配信ツールと簡単連携
ZoomやTeamsとプラグイン連携が可能で、参加者は別のタブを開く手間なく操作できます。
オンラインイベントツールの比較ポイント

多様なツールの中から自社に最適なものを選定するには、単なる機能比較だけでなく、運用シーンに即した基準を持つことが重要です。以下の4つの観点から比較検討を行いましょう。
開催目的と機能の適合性
イベントが「一方的なセミナー形式(ウェビナー)」なのか、それとも「双方向のワークショップ・懇親会」なのかによって、必要な機能は大きく異なります。講演をメインとするなら画面共有やQ&A機能の使い勝手を重視し、交流を目的とするならブレイクアウトルームやアバター移動などのネットワーキング機能が充実しているものを選びましょう。
同時接続人数と通信の安定性
想定される参加人数に対し、ツールが十分なキャパシティを持っているかを確認します。特に数千人規模の大規模イベントでは、アクセスの集中によってサーバーがダウンしたり、映像が途切れたりすることは致命的なリスクです。同時接続数の上限だけでなく、過去の大規模配信における実績や、専用サーバーの有無といった通信の安定性を最優先事項として評価すべきです。
取得できるデータの種類と連携性
イベントをその場限りで終わらせず、その後のマーケティングや営業活動に活かすためには、データ活用が鍵となります。
- 視聴ログの詳細さ:単なる参加の有無だけでなく、滞在時間、途中離脱のタイミング、どの資料を閲覧したかまで特定できるかを確認しましょう。
- アンケートとの紐づけ:誰がどの回答をしたか個人単位で特定できると、確度の高いリード(見込み客)への優先的なアプローチが可能になります。
- 外部連携:取得したデータをSalesforceなどのCRM(顧客管理システム)やMAツールにスムーズに連携できるかどうかも、運用効率を左右する重要ポイントです。
トラブルを未然に防ぐ「当日のサポート体制」
自社だけで運営するのか、プロのオペレーターをアサインできるのかという視点は、有料ツールを選ぶ大きな動機になります。
オンラインイベントツールを導入するメリット
専用のツールを導入することは、単に「配信ができる」以上の大きな価値を組織にもたらします。主なメリットは以下の3点です。
コスト削減と集客範囲の拡大
リアルイベントで開催する場合に発生する「会場費」「設営費」「スタッフの交通費・宿泊費」といった物理的なコストを大幅に削減できます。また、地理的な制約がなくなるため、日本全国や海外からも参加を募ることが可能です。会場のキャパシティを気にすることなく、より多くの見込み客にリーチできるのはオンラインならではの強みです。
参加者データの蓄積と分析の容易化
「誰がどのセッションを何分視聴し、どの資料をダウンロードしたか」といった行動ログがデジタルで正確に記録されます。リアルイベントでは把握が難しかった「参加者の興味関心の度合い」を数値化できるため、イベント終了後のアンケート結果と照らし合わせることで、より精度の高いリードナーチャリング(顧客育成)が可能になります。
運営業務の効率化と自動化
申し込みフォームの作成、受付完了メールの送付、リマインド通知、当日の受付管理など、煩雑な事務作業の多くを自動化できます。手作業によるミスを防げるだけでなく、運営スタッフの工数を削減できるため、企画のブラッシュアップや登壇者のフォローといった「イベントの本質的な価値向上」にリソースを集中させることができます。
まとめ

まずは自社が「誰に」「何を伝え」「どのようなアクションを期待するのか」を明確にしましょう。その上で、今回ご紹介した比較ポイントを参考に最適なツールを選定すれば、参加者の満足度が高く、成果につながるイベント開催が実現できるはずです。
適切なツールを司令塔に据えて、次回のオンラインイベントを成功へと導きましょう。
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