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オンラインでも効果はある?オンライン研修の基本とポイント

2020.09.01

オンラインでも効果はある?オンライン研修の基本とポイント

昨今、企業の多拠点展開や海外進出などで、以前よりも従業員が同じ時間と場所に集まることが難しくなりました。新人研修やOJTなど、対面式で多くの学習機会を設けてきた企業にとっては、2020年の新型コロナウイルスの蔓延によりテレワークによる業務が増え、ますます社内外のメンバーと顔を合わせた研修の機会が減っているでしょう。

そんな中で注目を集めているのが「オンライン研修」です。

本記事ではオンライン研修の基本やメリット・デメリット、効果を出すためのポイントについて詳しく解説します。対面以外での研修方法を模索しているご担当者様はぜひご参考にしてください。

オンライン研修とは

オンライン研修とは

オンライン研修とは、遠隔にいる講師と受講者が、インターネット回線をつなぐことでオンライン上で行う研修です。

Web会議システムを用いることが一般的で、パソコン、研修に利用するシステム、そしてインターネット環境の3つがあれば、遠隔地同士でも研修を行うことが可能です。

オンライン研修の参加方法には、会議室に拠点ごとに集まり研修を受ける「多拠点参加型」と、個人が各自参加する「個人参加型」があります。

「多拠点参加型」と「個人参加型」

オンライン研修の2つの配信方法

研修の配信方法には大きく分けて「ライブ配信型」と「eラーニング型」の2つがあります。

「ライブ配信型」

ライブ配信型ライブ配信型はリアルタイムで行う研修を指します。ワークショップやロールプレイングなど相互コミュニケーションを必要とする研修も実施することができます。

ライブ配信をメインとしたオンライン研修でおすすめなのが「V-CUBE セミナー」です。

チャットやアンケート機能で双方向のコミュニケーションができるため、受講者の理解度を確認しながら進めることが可能です。

研修を受ける側が本当に内容を理解できているかどうかは、研修側が抱える、オンラインならではの不安要素でしょう。このような理解度把握に対する不安も、受講者からの質問体制を整えておくことである程度払拭できます。


V-CUBE セミナー
出典:V-CUBE セミナー

全世界10,000拠点(台)のデバイスに対してライブ中継できる強力なシステムでもある上に専用アプリのインストールもいらずに研修を視聴することも特徴です。

また、ライブ配信した内容を録画しておき、後からオンデマンド配信することも可能で、リアルタイムで参加できなかった従業員も同じ内容を視聴することができます。

また自社でオンライン研修の実施に不安がある場合でも、専門スタッフが配信をサポートします。オンライン研修の事前・当日・事後のフォローも充実しているため、オンライン研修が初めてのご担当者様でも安心して研修を行えます。

▼サービス詳細
V-CUBE セミナー

「eラーニング型」

eラーニング型eラーニング型は、研修の動画や資料などをアーカイブしてオンデマンド配信する研修方法です。

ライブ配信とは異なり、受講者が好きなタイミングで研修を受けることが可能です。同じ時間に調整することが難しい場合でも、従業員各自がそれぞれのペースで研修を受けることができます。

社内へのオンライン研修をオンデマンド配信する時におすすめのツールが、動画の作成から配信までを一括で行えるサービス「Qumu(クム)」です。

Qumu
出典:Qumu(クム)

Qumu(クム)は、ビジネスシーンで使われる、営業動画、研修動画、社長訓示などの動画を、簡単に作成・オンデマンド配信できるサービスです。

初心者でも簡単に「スライド連動コンテンツ」や「画面キャプチャー動画」などで本格的なビジネス動画を作れるようになっているため、動画制作の外注コストを削減したい企業に特におすすめです。

どの動画コンテンツが何%視聴されたかを解析し、レポーティングする機能が搭載されており、配信内容のパフォーマンス改善に役立てます。また受講者ごとのIDを振れば、誰がどの研修動画をどの程度視聴したかを把握することもできるため、研修進捗度合いの把握もしやすくなるでしょう。

マルチデバイスに対応しており、パソコンだけではなくモバイルデバイスでの視聴もできます。

▼サービス詳細
Qumu(クム)

オンライン研修のメリット・デメリット

オンライン研修のメリット

コスト削減オンライン研修の大きなメリットは、コスト削減効果です。

対面形式で研修を行うには、会場を用意する必要があります。また、各拠点からの参加に移動を要する社員の時間コストも大きく、交通費や時には宿泊費が発生することもあるでしょう。

その点、オンライン研修であればそれぞれの拠点や在宅でも受講することができます。そのため、会場費用や移動費・移動時間、資料の印刷などのお金や時間のコストを大幅に削減することが可能です。


また、オンライン研修にすることで日程調整が容易になり、研修参加へのハードルが低くなります。従業員各自が時間がある時にそれぞれで研修を受けることができるからです。

また、オンライン研修をオンデマンド配信で行うことで、研修時間と自分のスケジュールが合わなければ参加を見送らざるを得ないといった機会損失を防げます。従業員の都合の良いタイミングで学習を進めることができるため、従業員の間にインプット量や知識の差が生じることを防ぐことが可能です。

その上、オンデマンド配信であれば講師もインプット内容も「録画」と同じで誰が見ても変わりませんので、研修ごとに質のブレが発生する心配もありません。

結果、オンライン研修は従業員間のノウハウ理解度や定着度の差を失くし、社員のスキルレベルを底上げするメリットがあると言えます。

オンライン研修のデメリット


一方、オンライン研修にもデメリットはあります。それは参加者同士のコミュニケーションが図りづらいことです。

仲間意識や一体感を醸成するには、集合型研修によるフェイスtoフェイスのコミュニケーションが効果的だといえます。オンライン研修の場合はコミュニケーションが希薄になりがちであるため、別途交流の場を設けるなどの工夫が必要となります。

また、実習を伴う研修には不向きです。実際に手を動かす作業や、実際に経験しながら学ぶ研修(OJT)や、大人数での議論をオンライン研修のカリキュラムとして組むのはハードルが高いといえます。

その他、オンライン研修は集合研修に比べて、講師や運営者の高いファシリテーション能力が求められます。オフラインと異なり、オンライン研修は参加者のモチベーションや集中力を維持させるのが難しいという側面があるからです。従って、進行時には参加者を飽きさせない工夫も必要となるでしょう。

オフラインとの比較

 

ここまでご説明したオンライン研修とオフラインでの集合研修との比較を分かりやすく表にまとめてみました。

研修スタイル

メリット

デメリット

集合研修集合研修

  • 参加者同士のコミュニケーションが促進され一体感が生まれやすい
  • グループワークやワークショップといった実習カリキュラムを組みやすい
  • 金銭・時間コストの消費が激しい
  • 事前、事後準備に労力がかかる
  • 講師や参加者の都合を調整するのが難しい

オンライン研修オンライン研修

  • 移動時間や移動費、場所代などの無駄を削減できる
  • 日程調整が容易になり、全員が参加しやすくなる
  • 誰もが同じクオリティの研修を受けることができる
  • 参加者同士のコミュニケーションが希薄になりやすい
  • 実習関連のカリキュラムが制限される
  • 参加者の集中力が続きにくい

オンライン研修で運営が気を付ける6つの工夫

このように大きなメリットもあればデメリットもあるオンライン研修ですが、工夫することでデメリットを縮小することも可能です。具体的にどのようにすればデメリットを最小化できるのか、いくつかの方策を挙げてみました。

1. 研修の前後にも参加者とコミュニケーションを取る

オンライン研修のデメリットである、参加者同士のコミュニケーションの希薄化。これを解消する一つの方法としては、研修の前後にアイスブレイクや雑談タイムなどの時間を設けるのが良いでしょう。

研修本番外でコミュニケーションを取る時間を作ることで、参加者同士の繋がりを強くすることができます。

ライブ配信による研修中はできるだけ参加者全員が顔出し(カメラ機能をONにして画面に顔を映し出す)することが重要です。集合研修さながらに、お互いの顔を見ながら受講することで相互のコミュニケーションが促進されやすくなります。。

研修カリキュラムがすべて終わってから「オンライン飲み会」を開催するのも一手です。

参加者も顔が見える状態で研修を進め、前後の時間でコミュニケーションをとりたいオンライン研修でおすすめなのが、Zoomミーティングです。


Zoomミーティング
出典:Zoomミーティング


一般にはWeb会議で利用されているZoomミーティングですが、接続可能なデバイス上限数も100~500台と多く、大企業のオンライン研修にも向いています。

また、カメラ機能に関しても背景を任意に変えられることから、全員が顔出しをするオンライン研修においてもプライバシーの心配をすることなく参加することが可能です。

▼サービス詳細
Zoomミーティング

2. 毎回の振り返りを提出してもらう

オンライン研修のカリキュラムが終了するごとに、その日の振り返りを提出してもらうようにすると良いでしょう。

内容は、講義のポイントやまとめ、疑問点、感想などカリキュラムに関することならどのような内容でもかまいません。この振り返りを義務付けることで、オンライン研修で不安定になりがちな受講生の集中力を上げることができます。

オンライン研修の参加者からのフィードバックは、講師や研修を実施する側にとっても、従業員の理解度・習熟度を把握する良い材料になります

▼サービス紹介

Qumu(クム)には、受講者がどのコンテンツを何%視聴したかレポーティングできる機能もあります。詳細なレポーティングを用いて、2回目以降の配信の改善に役立てられます。

3. 事前にオンライン研修の操作説明を行う

オンライン研修を実施するには、事前にツールを導入し、その使用方法や研修の進め方などを、従業員に説明することをおすすめします。

部署や部門、世代によってオンラインによるコミュニケーションや作業の慣れには差があることが多いです。もし、事前の説明なしにオンライン研修を実施すれば、途中で研修を止めて説明する必要が出てきたり、理解度が大幅に下がる危険性なども考えられます。

限られた時間を有効に使い、オンライン研修についてこれない参加者を作らないためにも、事前に説明時間を用意しましょう。

4. 研修中の進行サポートメンバーを配置する

事前にオリエンテーションや説明資料を配布しても、研修中にトラブルが発生したり、参加者で理解に遅れてしまう人が出たりすることが考えられます。

そのような場合を想定し、研修当日はトラブルに対応する担当者を1人は配置しておくと良いでしょう。

いざというシステムエラーの時に対応できる専任メンバーがいることで、受講者・講師共に安心してオンライン研修に集中することができます。

5. 無理のない研修スケジュールを組む

オンライン研修はパソコンとずっと対峙する必要があるため、自分が意識しているよりも体力的・精神的にも消耗されるものです。そのため、オンライン研修を運営する際には集合研修よりもこまめに休憩時間を作るなど無理のない研修スケジュールを組むことが必要となります。

休憩以外にも受講者がリフレッシュできるような工夫を考えてスケジュールを作成してみてください。

6. ロールプレイングやワークショップは、グループ分け機能を有効活用する

ロールプレイングやワークショップなど、チームでの議論を必要とする研修をオンライン研修で行う場合もあるでしょう。その場合にはツールのグループ分け機能を使うことで研修をスムーズに進めることができます。

例えば、「Zoomミーティング」のブレイクアウトセッションはランダム・任意の小さいグループを作成することが可能です。大きな部屋の中に小さな部屋を複数作っているのをイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

このようにツールの機能を使い、小さなグループを作ることでオンライン研修でもロールプレイングやワークショップのハードルを下げることが可能です。

オンライン研修で成果を出している事例

上記のような点に留意しオンライン研修で成果を出している企業は数多く存在します。今回はWeb会議ツール「V-CUBE」を利用している企業の中から、V-CUBEをオンライン研修の目的で利用し、成果を上げている企業をピックアップしてご紹介いたします。

1.UTグループ株式会社

UTグループ株式会社

オンライン研修実施の目的

工場・製造業における人材マッチングやキャリア形成支援を行うUTグループ株式会社。北海道・東京・神奈川・大阪・鹿児島など全国各地にグループ会社を持ち、距離(地理)的な問題で全従業員に同一の研修を受講させることが困難だという背景があります。

対策としてエリアを分割した集合研修で対応していましたが、講師によるばらつきがあり受講生の理解度に差が生じるという事態に陥っていました。そこでオンライン研修を導入することで全国同一レベルのスキルアップを実現するという決断を下したのです。

オンライン研修実施の成果

導入時から全国の拠点に対し同一の研修カリキュラムでオンライン研修を実施。当初はMTM研修やリーダー総合研修で利用していましたが、やり方を工夫するなどして研修範囲を拡大し、専門研修である設備保全技術者養成プログラムなどへも研修範囲を拡大しました。

今後は採用面接などもオンラインで行うよう、活用場面を増やしていく計画です。

企業名:UTグループ株式会社

事業内容:製造・設計・開発・建設分野等の無期雇用派遣事業

従業員数:非公開

2.株式会社キャメル珈琲

株式会社キャメル珈琲

オンライン研修実施の目的

カルディブランドの小売店を全国に展開している株式会社キャメル珈琲。月1回、全国から70名前後のエリアマネージャーが集まる「代表者ミーティング」を集合形式で開催していましたが、出張旅費が大きな負担となっていました。

また、会議の都度大きな会議室をレンタルしており、そのスケジュール調整も大変だったとのことです。そこで、エリアごとに集まって行う分散型のミーティングに移行するためWeb会議システムの導入を行いました。

オンライン研修実施の成果

課題となっていた出張旅費に関しては、導入前よりも40%削減することに成功。会場確保にかかる時間とコストも削減され、移動が少なくなったことによる参加者の拘束時間も短くなりました。

また、参加できなかったマネージャーに対しても録画データを後から見ることで参加者と同じレベルで情報共有を行うことができるようになりました。

企業名:株式会社キャメル珈琲

事業内容:カルディコーヒーファーム事業、卸売り事業、海外事業、飲食事業

従業員数:9,700人

3.株式会社宮崎銀行

株式会社宮崎銀行

オンライン研修実施の目的

宮崎銀行は九州の宮崎県に本店を置く地方銀行です。地域密着型金融機関として九州を中心に複数の拠点を設け事業展開しています。

新商品に関する勉強会を集合研修方式で行っていました。しかし、コストや時間の課題や参加者のスケジュール調整が難航していたことなどを理由にWeb会議システム「V-CUBE」を導入。オンラインで対応できる研修プログラムはすべてV-CUBEで行うように移行しました。

オンライン研修実施の成果

約3か月の試行期間を経て本格導入したオンライン研修。これまで研修会場までの移動に平均1~2時間かかっていた時間を削減することに成功。同時に移動コストの削減も図ることが出来ました。

また新入社員研修や入社5年目研修など参加者同士のコミュニケーションが求められる研修は従来の集合研修方式で対応。メリハリをつけることで全体の営業力強化を図っています。

企業名:株式会社宮崎銀行

事業内容:普通銀行業務、外国為替業務、投資信託業務、代理店業務ほか

従業員数:1,421人

オンライン研修を実施する際に必要なもの

オンライン研修を実施する際に必要なもの

オンライン研修を実施する際、主催者側・参加者側それぞれに準備するものがあります。すべてが必須というわけではありませんが、無いと不便を感じることや研修の進行が上手くいかなくなる可能性もあるでしょう。

以下、双方において可能な限り準備しておいた方が良いものをご説明します。

主催者が用意するもの

オンライン研修ツール

オンライン研修を行うためのプラットフォームとして、Web会議やライブ配信、オンデマンド配信などのツールが必須となります。

本記事でご紹介したツールとしてはWeb会議は「Zoomミーティング」、ライブ配信ツールは「V-CUBEセミナー」、オンデマンド配信に関しては「Qumu」が該当します。

カメラ

講師や運営側の様子を参加者に映像として伝えるために必要となります。パソコンに内蔵されているカメラでもオンライン研修は進められます。

しかし、複数人がカメラに映る場合やカメラ越しに文字や画像を見せる場合には画角や解像度などを考えた上で市販品のカメラを使用すると良いでしょう。

マイク

講義内容をクリアな音声で参加者に伝えるためにとても重要です。パソコンの内臓マイクでは周囲の雑音まで拾い、参加者に講義内容が上手く伝わらない可能性があります。

また周囲の環境によって適切なマイクをチョイスすることも大切です。

外付けのカメラ・マイクについては高品質のカメラ・マイクを厳選した「V-CUBE デバイス」をご用意しております。様々なツールで利用可能で幅広い利用シーンに対応。コストパフォーマンスにも優れた製品です。

▼製品詳細
V-CUBE デバイス

オンライン用の研修プログラム

集合研修の時と同様にオンライン研修でもプログラムを用意する必要があります。多くの場合、研修で使用する資料は画面共有のような形で参加者にも見えるようにするため、スライドショー形式で準備するのが一般的です。

オンライン研修の参加者に用意してもらうもの

ネット環境

当然ながらオンライン研修中、継続してネットワークに接続可能な環境が必要です。

オンライン研修を受ける際には通信速度がある程度早く、安定しているか。加えて、定期的に接続が切れる心配がないかなどの確認を事前にしておくことをおすすめします。

カメラ・マイク付きパソコン

オンライン研修でも参加者に発言することを求めたり、顔出しを必須とする場合もあります。従ってカメラ・マイクが内蔵されているパソコンを用意しておくと良いでしょう。

相互のコミュニケーションを必要とする研修を行う際には周囲ができるだけ静かな場所を選んで研修を受けることがおすすめです。

しかしながら、テレワーク環境では周囲が急に騒がしくなる場合も想定されます。そのような場合を想定してヘッドセットを用意しておくことを検討しても良いでしょう。

また、Krisp(クリスプ)はワンクリックで周囲のノイズを遮断して自分の声だけをクリアに届けることが可能です。また、他の受講者が発したノイズも遮断することができます。
Krisp(クリスプ)

ノイズは心配だがヘッドセットをオンライン研修時に毎回用意することが難しい、ワンクリックで手軽にノイズを遮断したいという方は是非ご検討ください。

▼サービス詳細
Krisp(クリスプ)

まとめ

多拠点展開や感染症蔓延による対面接触の回避により注目を集めているオンライン研修はご紹介したように2つのパターンと様々なメリット・デメリットが存在します。

ただ、説明したように自社に合った方法と最適なツールを選び、いくつかの工夫を施すことでオンライン研修のメリットを活かしつつ、デメリットを最小限に抑えることは可能です。

対面の研修にはない効果をも見込めるオンライン研修は、現在多くの企業が導入を進めています。この機会にぜひ具体的な検討を始めてみてはいかがでしょうか。

 

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