1on1ミーティング、遠隔会議、語学レッスン
多彩な用途で“オフィス内個室”を活用
e-Janネットワークスは、携帯電話やスマートフォン、タブレット、PCから、社内メールやグループウェアなどへセキュアにアクセスできるサービス「CACHATTO」の開発・販売を10年以上手がけているIT企業だ。テレワークを推進し、遠隔で会議を行うことが多い同社は、会議室不足を解消するために東京本社と大阪支社に1台ずつテレキューブを導入。本社と支社を結ぶミーティングや社員教育として行っている語学レッスン(英語、中国語、外国籍社員向けの日本語レッスン)など、さまざまな用途で活用している。
テレキューブ導入前の課題
遠隔会議が増加し会議室が不足
電話会議で会議室を1人で使用すると、お客様とのミーティングや入社志望者との面接に使える部屋がなくなる。
オフィス内では定例面談ができない
月に1回、遠隔会議も交えながら、全社員が役員と10分間の1on1ミーティングを行っているが、オープンなオフィスではプライベートな話題を話しにくい。
離れた拠点の従業員に同内容の教育が困難
従業員は社内向け語学レッスンを受講できるが、東京と大阪間に遠隔会議ツールがなく、大阪支社の従業員には語学学習用の補助を出すのみに留まっていた。
テレキューブでこう解決!
テレキューブ内で遠隔会議を行い、会議室は他の用途で活用
テレキューブの中で遠隔会議を行うことで、限られた会議室をお客様との打ち合わせなどに利用しやすくなった。
海外とのテレカンファレンスなど時間を要する遠隔会議もテレキューブ内で行い、数に限りのある会議室の長時間利用が減少。空いた会議室は、通年募集している入社志望者との面接など複数人が集まるケースに活用している。
センシティブな内容も話せる“防音ボックス”として利用
省スペースの防音ボックスとして、プライベート性の高い遠隔面談も周囲を気にすることなく実施可能に。
大阪支社では東京本社との遠隔1on1ミーティングを行う際に、他の従業員がオフィスを一旦退出していたが、これをテレキューブ内で行うことで移動を強いることがなくなった。また東京本社でも、プライベート性の高い電話や遠隔会議ができる場所として利用している。
東京本社と大阪支社の従業員に同様の社員教育を実施
東京本社の従業員しか受講できなかった社内語学レッスンが、テレキューブを利用したWeb会議によって大阪支社の従業員も受講できるようになった。
e-Janネットワークスでは全社員が1週間に1コマ・45分の社内語学レッスンを受講している。東京本社のテレキューブから大阪支社にWeb会議でつなぎ、大阪支社の従業員もレッスンが受講可能に。
テレキューブ選定のポイントは?
1人で遠隔会議を行うスペースを創出できるか?
会議室の“1人利用”を解消し、打ち合わせや採用面接など他の用途に活用できること。
- 遠隔会議用スペースを手軽に設置し、会議室は参加者の多い打ち合わせなどに利用
高い防音性を備え、センシティブな会話ができるか?
1on1ミーティングや電話など、プライベートな会話が周囲に漏れ聞こえないこと。
- 内部の音が漏れない完全防音設計でセキュアな空間を創出
- 電話ボックスのように使い、オフィスの外に出ることなくプライベートな会話が可能に
離れた支社でも本社と同様の社員教育を行えるか?
社員教育として行っている語学レッスンを、東京本社だけでなく大阪支社の従業員も受講できること。
- 離れた支社の従業員も、Web会議を使って対面同様の語学レッスンが受講可能
お客様の声:省スペース&簡易的な防音ブースは重宝
e-Janネットワークス株式会社 代表取締役 坂本 史郎 氏
今どきの会議は遠隔で行うことが多く、ちょっとした電話会議も会議室に1人で入って行うケースが目立っていました。会議室不足を感じ、1人で会議する良い方法を探していたところ、テレキューブを知りました。
e-Janネットワークスでは、2006年から役員と全社員の面談を月1回行っていますが、プライベートな会話はオフィス内ではやりにくいものです。また最近はスマートフォンで電話をする際にスピーカーを使う人が多いので、執務室内で通話がしづらくなっていると思います。テレキューブなら、周囲を気にせず自然な会話ができるので、ありがたいですね。
e-Janネットワークス株式会社 基盤設計グループ 土屋 裕一 氏
一般的にシステム導入時はかなり工数がかかるものですが、テレキューブはシンプルなので負担にならず、社員からの問い合わせも多くないので助かっています。情報システム部門としては、カフェなどでPCを開くことに抵抗があるので、こういうボックス型ブースが公共の場にあると、とても便利だと思います。
e-Janネットワークス株式会社 経企・総務グループ 加藤 憂香 氏
導入した一番の理由は、会議室の枯渇問題です。1人での遠隔会議で会議室を使われると、お客様を呼べなくなってしまいます。また大阪支社はレンタルオフィスなので、会議室を借りるにも費用がかかっていました。テレキューブによって省スペースで簡易的な会議室ができたので、重宝しています。
e-Janネットワークス様におけるテレキューブの活用法(語学レッスン編)
シンガポールやインドに現地法人を抱え、海外市場向けのサービスも展開しているe-Janネットワークスは、社員の外国語レベルを底上げするために2011年から社内向け語学レッスンを行っている。
Before大阪支社からは社内向け語学レッスンが受講できない
東京本社の従業員は業務時間内に語学レッスンを受けられるが、2012年に開設された大阪支社の従業員は遠隔会議ツールを導入していなかったために受講できず、希望者は業務時間外や休日に補助金を使って外国語を学んでいた。
Afterテレキューブで離れた拠点からも受講可能に
東京・大阪の両拠点にテレキューブを導入し、大阪支社の従業員も社内向け語学レッスンを受講できる環境が完成。「業務とは違う分野で刺激を受けており、東京と大阪の社員が同じ感覚を持つことができるようになりました」(加藤氏)。
レッスンは1週間に1コマ・45分。会話が盛り上がると声も大きくなるが、テレキューブの近くで仕事をしているスタッフからクレームが来たことはない。
+α語学レッスンにも最適なV-CUBE ミーティングを活用
語学レッスンはV-CUBE ミーティングを介して行っている。V-CUBE ミーティングでは、チャット機能でスペルを確認したり、録画機能であとから聞き取りにくかった箇所を復習したりすることが可能。