手触り感のある交流の場を「EventIn」で実現
参加者が能動的に動いてブースを自由に移動できる
鎌倉投信株式会社では、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、第12回「結い 2101」受益者総会を完全オンラインにて開催。これまでリアル会場で対面でのコミュニケーションを重視して開催していたが、2020年には講演会がメインのツールを使用して実施した。その結果、企業展示や参加者と投資先企業の交流の場を十分に用意できず参加者の満足度が下がってしまったのではと感じた。
そこで、1対nの運用報告・講演を実施できるだけでなく、企業展示や交流も同じツール内で実現できる「EventIn」を導入。参加者が自由に移動して興味のあるブースを選べる仕組みが好評だった。参加申込は1600名を超え、実施後の満足度も96%と非常に高い数値となった。
コロナ禍のイベント開催における課題
展示や交流の場をオンライン上で実現しづらい
セミナーや講演会などの運営に特化した1対n形式のツールを使用すると、参加者と出展者の交流や企業展示などの場を用意することが難しい。
既存ツールでは自由にブースを行き来しにくい
Web会議ツールで小部屋に分ける機能を使っても、一度退室して入り直す必要があり手間がかかる。同じオンライン会場内で行き来することが難しい。
遠方にいる参加者や登壇者が参加しづらい
リアル会場での開催の場合、遠方にいる方や家庭の事情などで参加しづらい人もいる。移動に時間がかかるため、遠方にいる登壇者の出演交渉が難しい。
「EventIn」でこう解決!
ブースごとで双方向に会話できる
講演会・セミナーと、ブース単位での交流などを実施できる
会場全体を小さなグループに分けた「ブース」単位で会話でき、交流の場として利用可能。
画面上のブース一覧から1クリックで移動可能
同じイベント会場内にブースがあり、退室せずに移動できる
マップのように表示される一覧から部屋を、参加者自ら選んで移動できる。視覚的にどこに何のブースがあるのか分かりやすい。
場所を問わず誰でも簡単に参加できる
視聴URLをタップするだけでイベントに参加可能
どこからでも「EventIn」にアクセス可能。遠方にいる方でも時間さえ合えば手軽に参加できる。
「EventIn」選定のポイントは?
同ツールで講演会・展示・交流の場を提供できるか?
同じオンラインツール上で、講演・展示・交流の場を実現できること。
- 全体講演やセッションのセミナー配信が可能
- ブースに分かれて説明会や交流ができる
参加者が自由にブースごとの移動ができるか?
視聴する会員にライブ配信ならではの体験をしてもらうために、視聴者がチャットで質問を送信できること。
充実したサポートがついているか?
ブイキューブ担当者のサポートが充実していること。
- オンライン配信イベントの開催実績が豊富
- システム調整から運用まで一括して相談に乗ってもらえる
お客様の声
昨年度の反省を活かし、交流の場をオンライン上で設け、満足度96%を実現
鎌倉投信株式会社では、「結い 2101」の受益者と投資先企業、運用者をつなぐ場として「受益者総会」を毎年開催しています。2010年からスタートし、リアル会場での対面コミュニケーションを重視して開催してきましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で、2020年は完全オンラインで開催しました。
2020年は「V-CUBE セミナー」を利用しました。受益者に向けた運用報告や経営者による講演・パネルディスカッションは充実した内容になりました。しかし、企業展示や参加者と投資先企業との交流が同ツール上では実現が難しく、結果として過去最低の満足度となってしまったと感じました。
これを踏まえ、重視すべきところを「受益者と投資企業のコミュニケーション」「“視聴”ではなく、“参加”するオンラインイベント」と定義し、オンライン上でもコミュニケーションが取れるツールを探していた中で、「EventIn」を導入することに決めました。導入の決め手は、配信実績やサポート体制もありますが、講演形式と交流形式を両立できる点でした。
「EventIn」にて開催した結果、リアルタイムに双方向に会話できるブースや、各社のプレゼンブース、動画を視聴できる企業展示ブースを、参加者が能動的に自由に移動できたことで、満足度が96%と高い状態で終えることができました。また、完全オンラインでの開催により、リアル開催だとお声がけしづらい登壇者の方にも出演いただくことができました。
今後も状況を鑑みオンライン開催を続けていきます。ただ、リアル会場でのコミュニケーションを大事にしているお客様もいるため、リアル会場とのハイブリッド型も検討しています。オンラインイベントの成功は、ツールとコンテンツの掛け算によって決まります。対面のよさも引き出しながら、オンライン上でも参加できる便利さも残して、より充実したものへと進化させていきたいです。
鎌倉投信株式会社
投信企画部 齋藤 圭也 氏
視覚的にブースを移動できる仕組みで、受益者との交流も活発になった
株式会社マザーハウスは、これまでに何度か鎌倉投信株式会社様の「結い 2101」受益者総会に、投資先企業として参加しています。登壇者として初めて「EventIn」を使用しましたが、1000名を超える参加者がいる中で、いくつものブースでトークが繰り広げられており、とても新鮮な体験でした。
マップの一覧からブース全体を把握できるため、視覚的にどのブースに入ればいいのかが分かりやすかったです。まるでリアル会場でのイベントかのように、参加者が自ら興味のあるブースを選んで入室できていました。実際に、弊社のブースを選んでくださった受益者からもポジティブな質問をいただき、応援してくださっていることを実感できました。とても充実した時間になりました。
よくある既存のオンラインイベントでは、主催側が参加者をグループ単位に振り分けることが多く、その中で満足度を高めていくことが難しい印象があったので、参加者が自由に移動できる仕組みはとても使いやすいと感じました。弊社でも年に2回、お客様とのコミュニケーションの場を設けているので、ブースごとに分かれて興味のあるものを見て回れるようにしたり、直接会話することができたりする場を「EventIn」で用意して開催できそうだとイメージが湧きました。
株式会社マザーハウス
マーケティング/広報
小田 靖之 氏
鎌倉投信株式会社様における「EventIn」の活用法
鎌倉投信株式会社では、新型コロナウィルスの影響を受け、毎年開催している「結い 2101」受益者総会を完全オンラインで開催。2020年には「V-CUBE セミナー」を使用して開催したところ、運用報告や講演・パネルディスカッションは満足度が高かったものの、参加者と投資先企業との交流や企業展示の場を十分に設計できず、満足度が低い結果となってしまったのではと感じた。
受益者と投資先企業がオンラインで双方向に話せる場を実現
「結い 2101」の受益者と投資先企業が、オンライン上でも個別に会話や質疑応答ができる座談の場を用意。2020年に実施した際、交流要素が少なかったことで満足度が下がったことを受け、直接のコミュニケーションを重視して開催した。
「EventIn」のブース機能を活用し、「トークセッション」「座談ブース」「企業展示」のブースへと分けて設計。受益者である参加者が自由にブースを選んで移動できる仕組みにした。今回、参加者が偏るブースができてしまったため、今後は配置やフロアの設計を工夫する必要があるとの気付きもあった。
今後、リアルとオンラインのハイブリッド型で開催も検討
「受益者総会」では、リアル会場でのコミュニケーションを大切にしている参加者や運用者もいるため、「リアル会場とオンラインのハイブリッド型」で実施を検討していく予定だ。
リアル会場で実施していたコンテンツをそのままオンライン上に移行しても成功しないため、オンラインならではのコンテンツづくりが肝である。そのため、ハイブリッド開催を行うのであれば、対面の良さを引き出しながら、オンライン上でも満足できる設計やコンテンツを用意して、より充実したイベントへと改善していく必要がある。