産官学連携を目指したオンラインイベント開催
回遊性が高く、意見交換もしやすい「EventIn」を活用

KEIO TECHNO-MALL 2021 様(第22回 慶應科学技術展)

KEIO TECHNO-MALL 2021(第22回 慶應科学技術展)では、前年に実施したオンライン開催の経験から、来場者(企業側)と研究者がブース内でコミュニケーションしにくかったり、回遊性高くブース間を移動することが難しかったりしたことが課題となっていました。そこで、同一ツール内で来場者と研究者がコミュニケーションを取りやすく、自由にブースを移動してディスカッションできることを重視してツールを検討。「EventIn」を導入し、トークセッション・ディスカッション・研究成果の展示ブースを実現できました。

KEIO TECHNO-MALL 2021様 企業イメージ
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課題と効果

課題

  • ブース内でディスカッションがしにくい
  • 個別のWeb会議ツールでは部屋を移動しづらい

効果

  • 小規模なブースを作成でき、来場者は自由に入退室が可能
  • 「EventIn」内の全体マップのような一覧からブースを見つけることができ、ワンクリックでブースを移動可能

選定のポイント

少人数でのディスカッションの場を用意できるか?

研究者やテーマごとにブースを用意できる。同じツール内でトークセッションと展示も実現可能

自由かつ簡単にブースを移動できるか?

フロア全体が一覧表示され、ワンクリックで自由にブース間を移動できる

イベント詳細

「EventIn」内でブース間を自由に移動する体験設計

2020年度の開催においては、100近い数のWeb会議を用意。来場者はコミュニケーションを取りたい研究者のWebページにアクセスして、それぞれのWeb会議に入室して、聴講やディスカッションを行った。しかし、この形式ではWeb会議の部屋から部屋への移動が難しいことが課題だった。

そこで2021年度では「EventIn」を活用し、同一ツール内でそのまま回遊できる場を用意。来場者は各研究者のブースを「EventIn」上でスムーズに移動できるようにした。
EventIn上の各研究者のブースを来場者は自由に回遊

同一ツール内で完結することで、偶発的なコミュニケーションを

今回のイベントでは、来場者と研究者が「EventIn」内でパネルディスカッションや意見交換、個別相談を自由に行えることがポイント。ツール自体から入退出することなく、同じツール内で自由に行き来できるようにした。

その結果、リアル会場で起こるような、偶発的なコミュニケーションが生まれやすい状態をつくることができた。

マンツーマンの個別相談ができる環境に「EventIn」を活用検討

KEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)では、来場者数を増やしていくことよりも、将来の共同研究につながるマッチングを生むことを重視している。そのため、パネルディスカッションを行いやすいことよりも、マンツーマンで相談しやすいことが求められている。

今後のイベントは、コロナの状況を鑑みて開催形式を検討する。リアル会場であれば物理的な展示が可能で、よりマッチングの確率が高まるため、リアル会場で開催したい。ただ、リアル会場での実施が難しい場合でも、講演会やディスカッション、個別相談の場をつくることができる「EventIn」は活用できそうだと考えている。

お客様の声

初めてオンライン化した2020年度の開催では、Web会議ツールを使用し、トークセッションとブースでの意見交換の場を設けたのですが、来場者と研究者がブース間を移動してコミュニケーションを取りづらかったり、講演会には集まるもののブースには参加しづらかったりと、うまくマッチングを生み出せなかったことが反省点でした。

そこで2021年度の今回は「EventIn」を導入。以前、他の学会のポスターセッションで使用したことがあり、ディスカッションの場として有効的だと感じていたことが導入の背景にありました。実際に活用してみると、来場者が自由にブースを行き来して、研究者と個別に議論できたり、ブース内の展示物を見ながらコミュニケーションを取れたりするので、回遊性の高いイベントをつくることができました。

特にポスターセッション後の議論や個別相談を実施しやすいことが分かりました。研究者やテーマごとのブースが設けられているため、より少人数で話しやすかったのだろうと考えています。

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      EventIn

企業情報

KEIO TECHNO-MALL 2021様 企業イメージ

KEIO TECHNO-MALL 2021 様(第22回 慶應科学技術展)

所在地:神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
URL:http://www.kll.keio.ac.jp/
KEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)は、慶應義塾大学理工学部・理工学研究科の研究成果を発信し、共同研究や技術移転など、産官学連携のきっかけとなる出会いの場を提供するイベントである。2020年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響を受けてオンラインにて開催することになった。2021年度の開催であるKEIO TECHNO-MALL 2021(第22回 慶應科学技術展)では、ブイキューブの「EventIn」を導入し、講演会やブース展示を実施した。

設立:2000年
活動内容:受託・共同研究に向けたコーディネーション、連携プロジェクトの推進・支援、研究成果の社会還元 等

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