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2022年05月16日

ファンコミュニティサービスでビデオ通話の実装

オンライン上でアーティスト(歌手やアイドル)とファンがビデオ通話できるサービスが増えてきています。

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【図解】システム開発のお手伝い

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各種ライブ配信システムのアーキテクチャについて わかりやすい構成図にてご紹介!

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登場人物

・ファン
・アーティスト
・マネージャー

マネージャーはアーティストのファンサービスを監視する役割があります。
実際のビデオ通話で映像/音声を配信する事はありません。ファンとアーティストのやり取りを傍聴する機能が必要になります。

必要な要素

チャットについてはマネージャーからアーティストへ対して指示等を出す為に実装します。
又、マネージャーは映像/音声を送信しません。
運営にあたって、悪質なユーザーに対する追い出し機能も必要になりかもしれません。

画面イメージ

ファン

アーティスト

マネージャー

必要な技術

・低遅延での映像/音声の送受信
=>RTMP/HLS/WebRTC/etc...
・テキストデータの送受信/悪質なユーザーの追い出し
=>WebSocket

直面する問題点

サービスの特性から以下の問題が必ず浮上し、ファン側から問い合わせが発生します。
・不特定多数のネットワーク/デバイスでの利用
・ITリテラシーの低い人の利用
構築したシステム側の不具合でない事を説明する必要がでてきます。

技術面・問題点の考察

低遅延での配信については各社提供しているSDK/PaaSを利用するのが多くなってきていると思います。
独自でWebRTCを実装する事も可能ですが、ブラウザ側実装の問題に対する対応やサーバーの準備に時間を割きます。
問題点については、「システム不具合ではない」という事を証明するデータが必要になってきます。

agora.ioでの解決方法

agora.io SDKではソフトウェア面、ネットワーク面の両軸で低遅延での映像/音声送受信を実現しています。ブラウザ毎の問題点もSDK側で吸収している為、実装工数や不具合対応が短縮できます。サーバーについてもPaaSで提供している為準備をする必要はありません。当然冗長構成になっております。

問題発生時の調査も可能です。ログアップロード機能による調査(agora社側)、配信帯域/フレームレート/パケットロスの可視化(ダッシュボードで確認が可能)等から総合的に環境が原因で問題があったと説明する事が可能です。
又、録画SDKを利用して録画をしておくことで、カメラ映像がサーバーに送られてきていなかった、ファン側のあいまいな申告の詳細確認が可能になります。

サンプルコード

冒頭に記載した画面イメージを実現するコードを公開しています。

こちらのサンプルはV-Tuberの配信も可能にする為、アーティスト側が画面共有で映像を送れるようにもしています。

最後に

カスタマーサポートの観点からもagora.io SDKは工数短縮が可能となりますので一度お試しください。

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ブイキューブ

執筆者ブイキューブ

Agoraの日本総代理店として、配信/通話SDKの提供だけでなく、導入支援から行い幅広いコミュニケーションサービスに携わっている。

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