2024年07月25日

ラストマイルチャレンジ:実環境で会話型 AI を信頼できるものにする

ラストマイルチャレンジ: 実環境で会話型 AI を信頼できるものにする

※この投稿は、Agoraの日本代理店であるブイキューブが、Agoraブログを翻訳した記事です。

 

GPT-4o リアルタイム会話音声のライブデモが行われたOpen AI Spring Update イベントで、マーク・チェンは「このワイヤーを不思議に思っているのなら、それは一貫したインターネットを実現するためです」と呼びかけました。

デモ自体は、LLMのもうひとつの大きな飛躍を示すものでした。このモデルは、より自然な人間とコンピューターの対話への一歩。しかし、世界中のユーザーにとって真に魅力的で価値のあるものにするためには、現実世界の厳しいインターネット条件や、現在使用されているさまざまなモバイル・デバイスやネットワーク上で確実に動作する必要があります。

主な課題の一つは、ユーザーのモバイル・デバイスとインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)間の「ラスト・マイル」接続です。この接続では通常、利用可能な帯域幅の急激な変動、信号のドロップアウト、より高い輻輳、パケットロスなどが発生し、信頼性と一貫性のあるリアルタイム通信(RTC)を提供することが非常に難しくなります。人間対人間のRTCに存在する同じ課題は、人間とAI間の通信にも存在するのです。

過去10年間、Agoraはリアルタイムインターネットを提供するためのインフラとエンドツーエンドテクノロジーの構築に注力し、ワイヤレスラストマイルの課題にもかかわらず、自然な会話のためのパフォーマンスを最適化してきました。

Agoraのインフラストラクチャーは、世界中の何千ものアプリ開発者によって使用されており、30億台以上のモバイルデバイス上で信頼性の高いリアルタイム通信を実現し、1ヶ月あたり600億分以上のオーディオとビデオの利用があります。人間とAI間の自然なコミュニケーションには、安定した信頼性の高いリアルタイムインターネットが必要です。Agoraがどのように開発者が会話型AIを構築するのを支援するか、詳細をご覧ください

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ブイキューブ

執筆者ブイキューブ

Agoraの日本総代理店として、配信/通話SDKの提供だけでなく、導入支援から行い幅広いコミュニケーションサービスに携わっている。

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