Zoomのビジネス利用なら有料プラン!各プランの料金や特徴を解説

 2022.03.31

「Web会議ツールとしてZoomの導入を検討している」という企業のご担当者様も多いのではないでしょうか。

Zoomを導入する際に悩ましいのが、有料プランを契約するか否かです。Zoomは基本的なミーティング機能であれば、無料プランでも利用できます。

本記事では、有料プランを導入するメリットを解説していきます。自社のWeb会議の利用シーンをイメージしながら読み進めて頂くと、どのプランを導入すべきかが明らかになるでしょう。

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Zoomの有料プランは「プロ」「ビジネス」「エンタープライズ」の3種類

Zoomの有料プランには、「プロ」「ビジネス」「エンタープライズ」の3種類があります。今回は、Zoomの運用サポートやテレワークのマニュアル作成のサポートを行っている株式会社ブイキューブが提供するZoomのプランを参考に、プランの違いについて解説します。

Zoomのプラン選定のポイント

Zoomのプランには、上記の3種類に加えて無料プランの計4プランがあります。今回は「有料」に絞り大きく3つのプランについて解説します。まずは以下の表をご覧ください。それぞれのプランの特徴をわかりやすく表としてまとめたものです。

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プロプランの詳細を確認する

 

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ビジネスプランの詳細を確認する

 

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エンタープライズプランの詳細を確認する

 

ではこの3つのプランのうちどのプランを選定するのか、ポイントとなるのは「ライセンスの数」と「1ライセンスあたりの参加人数」です。

まず確認すべきは「必要ライセンスの数」と「1ライセンスあたりの参加人数」

ライセンスとは「ホストになれる人」のことをいい、つまり「ライセンス数=必要なホストの人数」と把握いただくと良いでしょう。

ZoomIDの考え方

そもそもホストとは、会議を主宰する主催者のことです。このホストに当たる人が会社としてチームとして何人必要なのか、で必要なライセンス数が決まってきます。事業部やプロジェクトにより必要総数が変わってくるためいくつ必要なのかは社内で相談した上で進めるようにしましょう。

プロプランではで5〜9ライセンスが利用可能となっています。たとえば、9ライセンス保有しているのであれば、100人まで参加できる会議を開催できる権限のある人が9人いる状態です。

同様にビジネスプランでは、10〜49ライセンスまで契約可能、エンタープライズプランでは、50ライセンス以上となっています。

導入後、同時にいくつのミーティングを開催する必要があるのか、1つのミーティング(あるいはウェビナー)に最大何人程度が参加するのか、という点を確認しておくことで、最適なプランを選ぶことができるでしょう。

Zoomのプラン

月額料金
キャンペーン適用の場合

契約できるライセンスの数 1ライセンス(1ミーティング)
あたりの参加人数
プロ ¥1,600 / ホスト 5〜9ライセンス 最大100人まで
ビジネス お問い合わせください 10〜49ライセンス 最大300人まで
エンタープライズ お問い合わせください 50ライセンス〜 最大500人まで

プランの紹介

プロプラン:小規模チーム向け

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Zoomのプロプランは、小規模チームに最適なプランです。契約ライセンスの数ごとに、月額1,600円〜がかかり、ライセンス数は5〜9と決められています。

同時接続人数は、基本プランと同じく最大で100名までとなっています。1ライセンスに付き、100名を収容できる会議室を持てるとイメージすると分かりやすいでしょう(最大で9ライセンスの契約ができるので100名収容の会議室が9ルームあることになります)

プロプランでは最大で24時間までのミーティングが可能になっています。24時間連続でミーティングを開催することは基本的に考えられないので、実質無制限と考えて良いでしょう。

またプロプラン以上(プロ・ビジネス・企業)を契約すると、オンラインでセミナーが開催できる「ウェビナー機能」を追加できるようになります(別途、費用が必要)。

プロプランの詳細を確認する

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ビジネスプラン:中小企業向け

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Zoomのビジネスプランは、中小企業でのZoom導入におすすめのプランです。10ライセンス以上の契約(〜49ライセンス)が必要になります。

同時接続人数は、最大で300名までとなっており、中小企業であれば「全社ミーティング」といったシーンでも活用できるでしょう。ミーティングの時間制限は、プロプランと同じく無制限となっています。

会社の認証情報を使用してZoomにログインできる「シングルサインオン」や、アカウントの使用状況や開催中のミーティングを把握できる「ダッシュボード」、会社独自のZoomのミーティングURLが生成できる「ブランディング」など、プロプランに比べて多くの機能が利用できるようになります。

同時刻に複数のミーティングの開催が行われるなど、頻繁に社内でオンラインミーティングを活用する企業に最適なプランです。

ビジネスプランの詳細を確認する

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エンタープライズプラン:大企業向け

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Zoomのエンタープライズプランは、大企業での導入におすすめのプランです。最低50ライセンス以上の契約が必要になります。

同時接続人数は他プランと比べて大幅に増えて、最大で500名までとなっています。大手と呼ばれる企業でも大体のミーティングは、エンタープライズプランでカバーできるでしょう。

ビジネスプランとの違いとして、ウェビナー機能を標準搭載していることがあります。プロプラン・ビジネスプランではウェビナーを開催するためには、追加アドオン(追加料金についてはお問い合わせください)が必要ですが、エンタープライズプランでは不要になります。

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Zoomの有料プランの決済方法

Zoom決済方法

Zoomの有料プランの支払いは、Visa・JCB・Mastercard・Discover・American ExpressのクレジットカードをもしくはPayPalで決済ができます。

米国のアプリのため日本の銀行口座から直接、引き落としをすることはできませんが、PayPalを利用することで、銀行口座からの引き落としも可能です。

また料金の支払いは、「日本円」「米ドル」を選択できます。レートによっては、米ドルの方が安く決済できる場合もありますので、確認が必要です。

なお、上記でお話をしてきた株式会社ブイキューブが提供するZoomを利用する場合は、請求書払いのみになります。企業規模が大きい会社だと、クレジット払いよりも請求書払いが出来たほうが便利という事もあるかと思いますので、直接契約をするか、代理店契約をするかの検討ポイントになるでしょう。

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Zoomは有料と無料のどちらが良い?

Zoomは有料プランと無料プランで利用できる機能に違いがあります。

ビジネスでの利用なら有料プランの利用がおすすめ

新型コロナウイルスの影響で、オフィスへの出社を抑え、在宅勤務を導入する企業が増えています。そんな中、Web会議ツールとしてZoomの導入を考えている企業の担当者も多いと思いますが、定期的にオンラインミーティングの開催を想定しているのであれば、有料プランを契約するのがおすすめです。

無料プランでもミーティングを開催すること自体はできますが、利用時間が40分に制限されてしまいます。

短時間で終わるミーティングを1回だけ開催したいというニーズであれば無料プランでも十分対応できます。しかし、毎週定例のミーティングをオンラインで行いたい、社外の方も交えて会議をしたいといった場合、無料プランの時間制限が大きなネックとなってしまうでしょう。

ここからは、具体的に有料プランを契約する3つのメリットについて解説していきます。

①ミーティングが時間無制限で可能

有料プランを契約する最大のメリットが、時間制限がなくなることです。無料プランでは最大で40分までしか利用ができません。※これまで1対1の個人間のミーティングは時間無制限でしたが2022年5月より仕様が変わりました。

株式会社ジェイアール東海エージェンシーの調査では、社内会議の1回あたりの平均時間は、約68.2分と言われています。

平均会議時間※出典:ビジネスパーソンの「社内会議」に関する調査|株式会社ジェイアール東海エージェンシー

Zoomの無料プランで利用できる時間が上述の通り40分と考えると、平均時間の半分程度しか会議を進行できないことになってしまいます。

②録画・録音したデータをクラウド上に保存が可能

Zoomは、ミーティング中の映像や音声をレコーディングして保存できます。無料プランでも保存自体は可能ですが、直接PCにデータをダウンロードする「ローカル保存」のみに対応しており、会議の欠席者に議事録の代わりに動画データを共有する場合などは手間がかかってしまいます。

一方の有料プランであれば、Zoomのサーバー上(Zoom Cloud)にデータを保存する「クラウド保存」が可能です。URLリンクを送信するだけで、簡単に他のメンバーに共有ができます。

また無料プランの場合、PCからのみレコーディングが可能ですが、有料プランではPCに加えて、スマホやタブレットからでもレコーディングができます。

③管理者向けダッシュボード/ウェビナー/ホストの複数設定外部ツールとの連携

プランの種類によって、管理者向けダッシュボード、Zoomウェビナー、ホストの複数設定を利用することが可能です。順番に見ていきましょう。

1.管理者向けダッシュボード

Zoom管理機能

管理者向けダッシュボード(管理機能)とは、ユーザー管理、ダッシュボード、クラウド保存が管理画面で可視化出来る機能です。この管理機能により、有効なユーザーの情報を管理したり、全体的な使用状況や数値データの情報を確認したり、クラウド上に保存した録画・録音データを閲覧することができます。

また管理者向けダッシュボードがあれば、複数ライセンスでのミーティングがどのように開催されているのかをひと目で確認できます。ミーティングで録画・録音機能が使用されていたか等、全体を管理するのに有効です。

有料プランの中でも、プロプランではこの管理機能は使えないので、Zoom上の組織管理をしたいと考えている方は、ビジネスプランかエンタープライズプランを選ぶといいでしょう。

2.Zoom ウェビナー

Zoom ウェビナーとは、ウェブ上でのセミナーや講義、イベントの配信に特化したツールです。Zoom ミーティングがチーム間での会議に向いているツールであるのに対し、Zoom ウェビナーは多数の視聴者を集めるセミナー形式のイベントに適しています。500人〜最大10,000人の視聴者に向けて配信することができます。

Zoomのウェビナーとは?特徴や代表的な機能をまとめて解説

関連記事「Zoomのウェビナーとは?特徴や代表的な機能をまとめて解説」では、Zoomウェビナーの機能や料金プラン、Zoomミーティングとの違いについて詳しく解説しています。自社でZoomウェビナーの導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

3.ホストの複数設定

有料プランでは1つの会議にホストを複数設定することも可能です。会議のホストを複数設定すると、ライセンスを持っていないユーザーでも画面共有ができたり、ミーティングの録画を自由に行うことが可能です。

短時間のミーティングなら無料プランでもOK

Zoomは無料プランでも、通常のWeb会議を開催できます。40分以内の利用が多い場合には無料プランでも問題なく利用できるでしょう。

録画データの共有も、外部のクラウドサービスなどを利用すれば簡単にデータを共有できます。

Zoomの導入はブイキューブから!

もし企業でのZoom導入を検討しているのであれば、Web会議を提供して15年以上のブイキューブからの導入を検討しましょう。プロプランなら月額換算1,600円〜。安心のサポート付きプランもご用意しています。詳細はこちらからご確認ください。

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Zoom有料プラン・無料プラン比較一覧表

Zoomの有料プランと無料プランでお悩みの方向けに、比較表をご用意しました。こちらを参考に自社にあったプランを選んでください。

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Zoomの活用事例

Zoomはどのように業務に活用できるのでしょうか。具体的な事例をご紹介します。

ディップ株式会社

ディップ株式会社

求人情報サイト「バイトル」「はたらこねっと」などの人材サービス事業と、人材に関するDX事業を提供するディップ株式会社。

新型コロナウイルス感染拡大防止にともない、テレワークでの社内ミーティングや、クライアントとのWeb会議にあたり、安定した通信と利便性を求めて「Zoomミーティング」を導入。さらに社員総会でも活用し、双方向につながるオンライン開催を実現しています。

導入担当者は「バーチャル背景機能を使って名刺情報やQRコードを背景に表示したり、使用シーンにあわせた様々な使い方ができています。PowerPointの資料を全面に表示して、その下に自分の顔を置いて説明できるなど、細かいところでコミュニケーションがスムーズになる機能が充実している」と話しています。

【Zoomの導入後の効果】

  • テレワークへの移行がスムーズに完了
  • クライアントとのWeb会議が可能に
  • 大規模な社員総会を初めてオンラインで開催

弁護士ドットコム株式会社

弁護士ドットコム株式会社

弁護士ドットコム株式会社は、人々と専門家をつなぐポータルサイト「弁護士ドットコム」「税理士ドットコム」、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を提供する企業。

従来利用していた遠隔会議システムの主な課題は「通話品質が不安定になることがある」「録画機能が備わっていない」ことでした。

Zoomの導入によって常に安定した通信環境を実現。クライアントとのWeb会議や、300名以上が集う社員総会にて、安定した通信を求めて遠隔会議システム「Zoom ミーティング」を導入し、録画機能も活用して効果的なWeb会議を実現しています。

また、簡単に録画・録音が可能、共有も簡単なので、「クライアントとのWeb会議をスムーズに開催可能に」(同社担当者)なりました。今後は既設の遠隔会議システムとあわせて活用し、安定した通信が求められる重要な打合せや会議で利用を促進していく予定です。

【Zoomの導入後の効果】

  • クライアントとのWeb会議をスムーズに開催可能に
  • 常に安定した通信環境を実現
  • 簡単に録画・録音が可能、共有も簡単

株式会社イデア・ビレッジ

株式会社イデアビレッジ

株式会社イデア・ビレッジはパンフレットや書籍などの紙媒体からWeb、動画まで手がける制作会社。小さい子を持つ社員にとって会社への通勤は負担だと判断し、テレワーク環境を整えました。

そのとき導入したのが、Webで無料アカウントが簡単に取得でき、使い勝手も良い点が良いと感じた「Zoomミーティング」。導入によって在宅でもオフィスと同様の業務が可能になり、産休・育休からの復職がスムーズになったといいます。

同社担当者は「オフィスに出勤しなくても『Web会議』で打ち合わせが可能になったため、在宅でもオフィスにいるのと同様の業務ができるようになりました。在宅ワークしている社員は、オフィスへの通勤時間を業務に充てて、子どもの体調や行事などにあわせた柔軟な働き方が可能になり、生産性が上がっていると思います」と話しています。

【Zoom導入後の効果】

  • 在宅でもオフィスと同様の業務が可能になり、産休・育休からの復職がスムーズに
  • マッチングサイト応募者に依頼する際、Web面接で顔を見てから依頼できるように
  • 在宅パートナーと簡単に資料を共有しながらデザイン案などのWeb会議が可能に

ブイキューブのZoomに切り替えしませんか?

まとめ|本格的にWeb会議を活用するのであれば、有料プランの導入が必須

本記事では、Zoomの有料プランを導入するメリットや、各料金プランの違いについて解説をしました。

細かい機能面の違いはたくさんありますが、無料プランと有料プランの最大の違いは、やはりミーティングを時間無制限で開催できるかどうかです。

Zoomの無料プランで利用できる40分は、本格的にWeb会議ツールを活用するのであれば、短いと言わざるを得ないでしょう。無料プランを使うために、ミーティングを40分以内に収め、実のある議論ができなくなってしまうのは本末転倒です。

定期的にZoomでのオンラインミーティングの開催を想定しているのであれば、時間を気にせず議論を深めることができる有料プランを使用するのが、必須となるでしょう。

よくある質問

Q.Zoomをお得に導入できる方法はありますか?

A.プロプランは月額換算1,600円/ライセンスからご利用になれます。詳しくは「Zoomのビジネス利用は有料プランがおすすめ!料金や特徴、選び方」で解説しております。

 

Q.有料プランはどのように選ぶと良いのでしょうか?

A.Zoomの有料プランには、「プロ」「ビジネス」「エンタープライズ」の3種類があります。利用したい人数によって、プランを選ぶ際に参考となるライセンス数が決まりますので、まずは社内でZoomを利用する人数を把握しましょう。詳しくは「Zoomの有料プランは「プロ」「ビジネス」「エンタープライズ」の3種類」で解説しております。

 

Q.支払い方法にはどのような種類があるのでしょうか?

A.Zoom公式から申し込む場合は、Visa・JCB・Mastercard・Discover・American ExpressのクレジットカードもしくはPayPalで決済ができますが、代理店を通して契約する場合は、法人利用に嬉しい請求書払いが可能です。詳しくは「Zoomの有料プランの決済方法」で解説しております。

3ステップでかんたん!Zoomプラン診断

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池下菜都美
著者情報池下菜都美

株式会社ブイキューブに新卒入社。 インサイドセールスを経て、マーケティング本部で広告運用を担当。 現在はテレワークナビの編集も担当。

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