2021.12.14
利用シーンが広がるZoom。新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインでの打ち合わせやイベントは当たり前のようになってきました。
具体的にどのような場面でどのように活用されているのでしょうか?
社内外のWeb会議や、学校のオンライン授業、イベントのオンライン移行、ウェビナーとしての利用など、幅広く活用方法があります。
今回はZoomの活用事例を、利用シーン別にご紹介します。
ここでは、社内外のWeb会議でZoomを利用した事例として、4社の活用事例をご紹介します。
複数人でのWeb会議をスムーズに開催できる「Zoom ミーティング」、会議室ごとに据え置き会議を開催できる「Zoom Rooms」が登場します。
「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を提供する弁護士ドットコム株式会社。
Zoom利用率が高まる中、導入していないとクライアントである弁護士の先生や秘書の方とスムーズに打ち合わせできないことが課題の一つでした。また、既設のWeb会議システムでは通信が不安定になることや、録画機能が備わっていないことも問題でした。
そこで「Zoom ミーティング」を利用し、映像や音声の通信を安定させることで、スムーズにWeb会議を開催できるようになりました。
また、300名以上の社員が集う社員総会でも活用し、安定して映像や音声を共有することができ、録画内容を後日共有して情報共有が簡単にできるようになっています。
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パンフレットや書籍などの紙媒体から、Web・動画まで幅広く手がける制作会社、株式会社イデア・ビレッジ。
産休・育休からの復職者が働きやすいようにテレワークを導入する際、メールや電話ではデザインの打ち合わせが難しいことが課題でした。また、外部パートナーへの発注の際に、顔が見えなかったり、資料を共有しながら説明できなかったりすることが不安要素でした。
そこで、Webで無料アカウントが簡単に取得できる「Zoom ミーティング」を導入し、社内外の打ち合わせに活用。オフィスに出勤しなくても打ち合わせができるようになり、子どもがいる社員も柔軟に働けるようになりました。
また、デザイン案などのビジュアルの確認作業にも、画面共有をしながら資料にコメントを書き込めるので、ストレスなく打ち合わせができています。
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Webマーケティングに関わる企画・開発・運用を行うWeb制作会社、株式会社タービン・インタラクティブ。
社員が利用するWeb会議システムが統一されておらず、顧客との会議もスムーズに実施できていなかったことが大きな課題でした。また、会議で共有したいデータを事前にアップロードしておく手間もかかっていました。
すでに利用しているマーケティングシステムや業務ツールと連携できる「Zoom ミーティング」「Zoom Rooms」を導入することで、今まで以上にスマートに会議を開催できるようになりました。
また、画面共有を使うことで、手書きの内容までもリアルタイムで共有して加筆修正でき、プロジェクトの業務効率が大幅に改善しています。
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経営や不動産、M&Aなど中堅企業のあらゆる事業の課題を解決する総合コンサルティング会社、山田コンサルティンググループ株式会社。
東京本社と、国内外に20拠点あるグループ会社との交流をスムーズに行うため、遠隔会議システムを導入したものの、通信が不安定だったり、会議ごとに設定が必要で不便だったりしたことが課題でした。
そこで「Zoom ミーティング」「Zoom Rooms」を導入し、24時間365日サポートのもと、途切れることのない高品質な映像と音声で、会議ができるようになりました。東京本社と大阪支店が連携することができ、グループ全体の営業力強化にもつながっています。
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次に、オンライン授業での利用事例をご紹介します。
総合大学として医学から芸術まで学びを提供している近畿大学。
新型コロナウイルス感染拡大防止にともない、2020年春からオンライン授業の準備に迫られました。短期間でオンライン授業に移行させながら、学生や教員の誰もが使いやすいツールを導入することが求められていました。
そこで「Zoom ミーティング」を導入し、画面共有をしながら説明を書き込んで、対面授業のクオリティを保つことができました。グループワークを行なえる「ブレイクアウトルーム」機能や、学生のプライバシーに配慮できる「バーチャル背景」機能を使いながら、講義や研究室のゼミ活動等にも活用しています。
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続いて、ウェビナーでの利用事例をご紹介します。
BtoBビジネスのマーケティングやブランディングに関わるサービスを提供する、株式会社タービン・インタラクティブ。
いち早くWeb会議を取り入れWeb会議専用で使っていた部屋を、テレワークが増えたことで利用機会が減ったため、ウェビナー配信スタジオへとアップグレード。出社せずとも自宅から配信できて、誰でも使いやすい「Zoom ビデオウェビナー」を導入しました。
「Zoom ビデオウェビナー」であれば、CRMツール「HubSpot」と連携させて参加者の動向を把握し、細かな顧客育成もできます。また、利用者もデバイス問わず参加できるので、より本格的なウェビナー開催が実現しました。
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最後に、コミュニティカンファレンスでの利用事例をご紹介します。
日本最大の病床数を誇る大学病院などを有し、ロボット手術やがんゲノムなど先進的な医療に取り組む、藤田医科大学 総医研 分子遺伝学。
エマヌエル症候群の研究を長年続ける中、これまで東北と九州地方で開催していた患者会では、参加するための移動が患者や家族にとって身体的・経済的負担になっていることや、参加したくてもできない人がいることが課題でした。
そこで「Zoom ミーティング」を導入し、オンラインで患者会を開催。参加者はURLをクリックすれば参加でき、運営側も簡単に資料共有ができるので、スムーズに開催できました。また、在住エリアに限定されずに小児から成人までの患者や家族が情報交換できるようになりました。
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今回は、Zoomの導入事例をご紹介しました。社内外の打ち合わせに使用し、業務効率が上がった事例や、対面授業の代わりに使用した事例もあります。
Zoomの導入を成功させるには、何のために導入するのか、目的を明確にすることがポイントです。自社でやりたいことや実現したいことを洗い出し、そのために必要な機能が何なのか、検討していきましょう。