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Agora Go Real アプリやWebサイトまわりの技術、Agoraに関する記事などを綴ります。

“ブイキューブ” 記事一覧

2026年07月02日

会話型 AI のパフォーマンスを可視化する: Conversational AI Benchmark の見方と活用法
はじめに 近年、カスタマーサポートやバーチャルアシスタントの領域において、音声対話型の AI エージェント開発が急速に活発化しています。こうしたエージェントが「人間らしい」自然な対話を実現するためには、一般的に ASR (音声認識) 、 LLM (大規模言語モデル) 、 TTS (音声合成) という複数の高度な AI コンポーネントを連続して連携させる必要があります。 Agora Conversational AI Engine は、これらコンポーネントと連携し、Agora 社の独自ネットワーク ( SD-RTN™ ) を介して、クライアントと低遅延で対話可能な AI エージェントを構築するフレームワークソリューションとして提供されています。 しかしながら、このような低遅延伝送ネットワーク上でエンドツーエンドの通信が最適化されていても、 ASR、 LLM、 TTS それぞれの性能を正しく把握して組み合わせないと、 AI エージェントの応答速度 (レイテンシ) は大きく変動します。わずかな遅延の積み重ねがユーザー体験を大きく左右するため、「どのモデルを組み合わせれば、自社のサービスにとって最適なパフォーマンスとコストのバランスが実現できるのか?」という問いに対する解を見つけることは、開発における最も重要な課題の一つと言えるでしょう。 この課題に対し、Agora 社が客観的なデータに基づいてモデル選定を支援するために公開しているのが、Conversational AI Benchmark です。本ツールは、モデルごとのパフォーマンス、品質、コストを可視化し、開発者が客観的なデータに基づいて「自社にとってのベスト」を判断するための環境を提供します。 本記事では、この Conversational AI Benchmark を活用するための主要機能とその見方を解説します。
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2025年12月30日

Agora Convo AI と連携する Custom LLM サービスを作ってみる
昨今、LLM (大規模言語モデル) を活用した AI アシスタントやチャットボットが急速に普及しています。 しかし、実用的な AI アプリケーションを構築する際、GPT や Claude のような汎用 LLM をそのまま利用するだけでは不十分なケースが増えています。 ユーザーが本当に求める AI エージェント、例えば「社内の最新マニュアルに基づいて回答する」や「現在の天気や株価を調べて応答する」といった機能を実現するには、LLM が外部の知識やツールと連携する仕組みが不可欠です。 具体的には、独自のナレッジベースと連携する RAG (Retrieval Augmented Generation) や、外部 API を呼び出す Tool Calling といった技術と組み合わせることが、今や AI エージェント開発の「当たり前」になりつつあります。 この「カスタマイズされた AI の頭脳」は、もちろんリアルタイムの「音声対話」においても重要です。 Agora が提供する Conversational AI (Convo AI) は、ASR (音声認識) や TTS (テキスト読み上げ) といった、リアルタイム音声 AI に不可欠なパイプラインをシンプルに扱うためのソリューションです。 そして、AI エージェントの「頭脳」にあたる LLM 部分に関して、Agora Convo AI は標準の LLM(例えば OpenAI の GPT)だけでなく、OpenAI Chat Completions 互換のプロトコルを介して、開発者が独自に用意した LLM サービス (Custom LLM サービス) と接続できる拡張性を備えています。 本記事では、この「Custom LLM サービス」を取り上げて、Convo AI と連携させる手順や簡単な実装例を紹介します。
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