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Agora Go Real アプリやWebサイトまわりの技術、Agoraに関する記事などを綴ります。

2026年07月02日

会話型 AI のパフォーマンスを可視化する: Conversational AI Benchmark の見方と活用法
はじめに 近年、カスタマーサポートやバーチャルアシスタントの領域において、音声対話型の AI エージェント開発が急速に活発化しています。こうしたエージェントが「人間らしい」自然な対話を実現するためには、一般的に ASR (音声認識) 、 LLM (大規模言語モデル) 、 TTS (音声合成) という複数の高度な AI コンポーネントを連続して連携させる必要があります。 Agora Conversational AI Engine は、これらコンポーネントと連携し、Agora 社の独自ネットワーク ( SD-RTN™ ) を介して、クライアントと低遅延で対話可能な AI エージェントを構築するフレームワークソリューションとして提供されています。 しかしながら、このような低遅延伝送ネットワーク上でエンドツーエンドの通信が最適化されていても、 ASR、 LLM、 TTS それぞれの性能を正しく把握して組み合わせないと、 AI エージェントの応答速度 (レイテンシ) は大きく変動します。わずかな遅延の積み重ねがユーザー体験を大きく左右するため、「どのモデルを組み合わせれば、自社のサービスにとって最適なパフォーマンスとコストのバランスが実現できるのか?」という問いに対する解を見つけることは、開発における最も重要な課題の一つと言えるでしょう。 この課題に対し、Agora 社が客観的なデータに基づいてモデル選定を支援するために公開しているのが、Conversational AI Benchmark です。本ツールは、モデルごとのパフォーマンス、品質、コストを可視化し、開発者が客観的なデータに基づいて「自社にとってのベスト」を判断するための環境を提供します。 本記事では、この Conversational AI Benchmark を活用するための主要機能とその見方を解説します。
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2026年06月30日

Convo AI World Japan 潜入レポート:対話型 AI の未来
対話型 AI が、単なる「効率化」のためだけではなく、「感情」「文化」「信頼」に基づいて設計されたとしたら、どのような可能性が広がるでしょうか。 2025年 11月 5日、Agora とブイキューブの共催により「Convo AI World Japan」が開催されました。本イベントには、世界的なテックリーダー、創業者、投資家が一堂に会し、対話型 AI、アバター、そしてマルチモーダル・インテリジェンスがどのように進化しているか、そしてなぜ日本の視点が国境を越えて重要視されるのかについて議論が交わされました。 リアルタイム翻訳やストリーミングアバターから、ロボティクスの伝統、文化的なストーリーテリングに至るまで、本イベントはアジア各地域の強みが融合し、世界の AI 体験における次の大きな飛躍に影響を与えている現状を明らかにしました。日本での議論の中心は、単なる規模の拡大ではなく「意味」にありました。すなわち、AI がいかに自然で、敬意を払い、人間らしい方法で人々の声に耳を傾け、応答し、つながりを持てるかという点です。 以下に、各セッションの要約と、素晴らしい登壇者たちがプレゼンテーションで語った主要なトピックを紹介します。 ※この投稿は、Agora の日本総代理店であるブイキューブが、Agora ブログを翻訳した記事です。
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2026年06月29日

Agora Skills:コーディングエージェントと共に音声 AI を構築する
※この投稿は、Agora の日本総代理店であるブイキューブが、Agora ブログを翻訳した記事です。 Codex、Claude、Gemini、Cursor などの AI コーディングアシスタントは、今や開発者がコードを書き始める際にまず最初に頼る存在になりつつあります。 これに伴い、開発者がツールやプラットフォームを利用する際における「開発者体験」のあり方も大きく変化しています。 長年、開発プラットフォームのインターフェースは、主に「人間が読んで理解すること」を前提に作られてきました。ドキュメント、クイックスタート、 API リファレンス、サンプルアプリ、コンソールのダッシュボードなどがその典型です。開発者はドキュメントを読み、認証情報をコピーし、パッケージをインストールし、手動でコードに落とし込んできました。 しかし、今やそのプロセスはここまでシンプルになっています。 npx skills add https://github.com/AgoraIO/skills --skill agora プロジェクトに「スキル」をロードし、コーディングアシスタントに、例えば次のようなプロンプトを投げるだけです。 「アメリカの歴史の試験勉強をサポートしてくれる、音声 AI チューターを作って」 これは、従来の開発とは本質的に異なるアプローチです。開発者はプラットフォームの仕様をステップバイステップで学習したいわけではありません。 AI エージェントが構成を自律的に判断し、最適なコンポーネントを選択し、環境を構築して、実際に「動くベースライン (最小限のプロトタイプ) 」を生成することを期待しているのです。 しかし課題として、現在のコーディングアシスタントの多くは、こうした処理を確実に行うために必要な「運用の文脈 (コンテキスト) 」を持ち合わせていません。
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