エンタープライズビデオの導入ステップ
2015.01.21
Enterprise Video (エンタープライズビデオ)の成熟度のテーブル
Enterprise Video (エンタープライズビデオ)つまり企業内・社内での動画利用の導入において、いくつかの段階があると考えられています。
これまでのマーケットリサーチからもEnterprise Video (エンタープライズビデオ)つまり企業内・社内での動画利用の有効性は認識されつつあります。
しかし、ただ単に社内でビデオを利用するというだけでは本当に効率の良い導入はできません。そこで、弊社ではマーケットのリサーチや国内外の多くの導入企業での経験から、下記のような段階を経ながらエンタープライズビデオの導入をサポートしています。「混沌」から、「戦略的」まで4段階あると考えています。
それぞれのステップを見てみましょう。
①混沌(カオス)
◎業務においてもビデオの有用性には気づいており、「BYOV(Bring Your Own Video)」としてビデオは誰かがどこからか持ってきて、共有したいと考えている。
◎しかしながら企業内に専用システムがない為、社内のファイルサーバに保存したり、場合によってはyoutubeに登録してリンクをメールや社内掲示板で共有している。
◎使用の度合い(誰が視聴したか)またはリスク(コンフィデンシャル情報の流出リスク)などがまったく管理できていない。
②受動的
◎VOD(ビデオオンデマンド)で後からは再生できないのだけれども、社内で社長講演など、ライブイベントを実施したりする。
◎限定的であるが、ビデオを保存する為のストレージを用意し共有している。
◎しかしながら、ポータル、Web会議、ソーシャルツールなどの他のITプラットフォームとは連携していない。
③能動的
◎複数の部門において、複数のユースケース・使い方を実践している。
事例:として
- 広報→社長のメッセージの配信
- マーケティング部門→製品情報
- テクニカルサポート→メンテナンスビデオ など
◎ビデオ利用の投資対効果などを計測し始める。
◎定期的に幹部からのメッセージを配信している。
◎VOD(ビデオオンデマンド)の為のポータルをもち、いつでもビデオが検索して見られる。
④戦略的
◎ビデオがもはやEメールのように流通して情報を交換、共有を行っている。
◎PC、スマートフォン、タブレットなどすべてのデバイスから、社内LAN、Wifi、出張先の3G回線などあらゆる環境からセキュアに認証してアクセスができる。
◎エンタープライズポータル、ソーシャルなど他のITプラットフォームとシームレスに連携してビデオ視聴へ誘導をおこない、情報共有ができる。
最終的にはすべてのエンタープライズビデオ(企業内・社内動画)が上記のステップ④の戦略的なところまで持っていければ、従業員にとって本当に役に立つシステムになると考えています。
是非、ご検討を。
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