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効率良く人材を集めるために - Web面接のススメ

2018.05.10

効率良く人材を集めるために - Web面接のススメ

2016年新卒採用に関する「マイナビ企業新卒内定状況調査」によると、新卒採用費総額の平均は1社あたり556.0万円、一人当たりでは45.9万円とされている。少子高齢化による労働力不足が懸念されることから将来はさらなるコスト増が予想される。

今後、企業はいかに効率良く優秀な人材を採用するか、工夫を凝らす必要に迫られるだろう。そこで近年、大きな注目を集めている手法がクラウド型のWeb会議サービスを用いた「Web面接」だ。

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Web面接の活用で人事担当の負担と採用コストを大幅に軽減

近年、急速に運用が進んでいるWeb面接。そのメリットには大きく以下の4つが挙げられる。

  1. 場所と時間の調整が容易
  2. 移動コストの軽減
  3. 採用の精度向上
  4. 応募者の満足度上昇

新卒採用で大勢の面接を行う場合には、相応に広い会場を抑えなくてはならない。また、中途採用の場合は応募者側も働いていることが多いので時間調整に手間がかかる。また、地方の事業所で採用を行う際には、面接官が現地まで出向かなければならないこともあるだろう。これらは採用を担当する人事部にとって大きな負担となる。

だが、Web面接に利用されるWeb会議システムは、端末とネット環境さえあれば時間も場所も問わずに利用可能なので、これらの課題を一気に解消できる。

おそらく、ここで挙げたWeb面接のメリットは、ほとんどの採用担当者も同意していただけることだろう。単純なコストや効率だけを考えれば、Web面接の導入を検討したくなる人も多いはずだ。ただ、それでも導入に踏み切れないのは「直接会わずに、その人となりを判断できるのか」という不安があるからではないだろうか。

確かに、その人が放つ空気感のようなものは、直接会って話をしなければわからないものなのかもしれない。ただ、近年のWeb会議システムは画質や音質が大幅に向上しており、仕草、表情、口調などについても、かなり詳細に読み取れるようにはなっている。

それでも不安があるのなら、これまで3回だった面接を、4回、5回と増やせばいい。時間と場所を問わないWeb面接なら回数を増やすことも容易だ。忙しい部門長や役員クラスであっても、オフィスのデスクから面接できれば、拘束時間も少なくて済むのでスケジュール調整も楽になるだろう。

極端な話、移動中のタクシーから面接してしまってもいい。売手市場が続く昨今の採用には、それくらいのスピード感が必要だ。場合によっては、配属予定のオフィスとつないでメンバー全員と面接してもらい相性をみてもよいだろう。このように工夫さえこらせば、直接会わなくても、十分に精度の高い採用が可能となる。

そしてもう一つ、Web面接のメリットとして見逃せないポイントが前述の「4. 応募者の満足度上昇」だ。

Web面接であれば、応募者側の時間拘束も少なく、スケジュール調整も容易になり、採用までの流れをスピーディにできる。応募者にとっても大きな負担軽減となり満足度は高くなる。また、新しい採用スタイルを取り入れている企業として、その柔軟性に好印象を持つ可能性も高い。

今後、人材採用の分野はますます売手市場が進む。さまざまな工夫を凝らして良い人材を選別できたとしても、最終的に選んでもらえなければ採用計画は進まない。「応募者に好印象を与える」この一点だけでも、 Web面接の実施を検討する理由になる。

採用、応募側、双方の負担を大幅に軽減するWeb面接は、近い将来に人材採用の手段として着実に利用が広がっていくだろう。ただし、Web面接を実現するためには、システムの運用や機能の面で考慮すべきポイントがある。例えば前述したように、相手の表情や話し方から人となりを読み取るためには、ある一定以上の画質と音質が必須だ。また、個人情報保護の観点から、アカウントの発行についても慎重を期す必要があるだろう。

Web面接を用いた多数の事例を紹介

では具体的に、Web面接を実現するためには何が必要なのか。そこに興味をお持ちであれば、以下のURLよりダウンロードできる資料をご覧いただきたい。ここには、Web会議システム市場で高いシェアを占める、ブイキューブが提供する「V-CUVE」を用いたWeb面接の事例が紹介されている。

ブイキューブは自らのソリューションを活用して積極的にテレワークに取り組んでおり、2016年の総務省 「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」にも選出されている(*1)。同社が実現した数々の事例から、今後の採用活動を効率良く行うためのヒントを見つけていただきたい。

なお、ダウンロードされた資料には、テレワークとe-ラーニングシステムの事例も掲載されているので、合わせて参考にしていただけると幸いである。

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*1:総務省:「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」の公表及び「テレワーク推進企業ネットワーク」の立ち上げ

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