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テレワークがもたらす効果とは?企業の取り組み事例を交えて解説

2020.07.08

テレワークがもたらす効果とは?企業の取り組み事例を交えて解説

コロナウイルス感染拡大を経て、急速に普及しつつある「テレワーク」。事業継続のため、急ピッチで導入を進めた企業も多いのではないでしょうか。

しかし、導入した企業によっては、そのメリットを十分に認識しきれない状況で導入に踏み切った例もあるかもしれません。

そこで、本記事ではテレワークを導入するメリットについて、事例を交えながら解説します。テレワークのメリットを理解することで、その効果はさらに大きくなるでしょう。

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働き方改革が始まり、「何から手をつければ良いかがわからない……」そうお困りの企業担当者さまも多いことでしょう。そのような課題解決の一手として導入を検討していきたいのが、テレワークです。

テレワークの導入には以下のようなメリットがあります。

  • 災害や感染症の蔓延時にも通常と同じように業務を継続できる
  • 通勤や移動の時間を有効活用し、大幅なコスト削減につながる
  • 地方や海外にいる優秀な人材をスムーズに確保できる

自社の働き方改革を成功させるため、ぜひ「ゼロから学べるテレワーク導入完全ガイド」をご参考ください。資料は無料です。

テレワークのもたらす効果

実際にテレワークを導入する効果について、企業、従業員、社会の3つの側面からお伝えしましょう。

企業のメリット

テレワークの導入は、企業に以下のようなメリットをもたらします。

  • 生産性向上
  • 人材確保
  • コスト削減
  • 企業のイメージ向上

1つずつみていきましょう。

生産性向上

企業がテレワークを導入するメリットとして、まず挙がるのが「生産性の向上」です。

オフィスに出社する多くの従業員は、オフィスへ通勤で時間をとられています。しかし、このような出勤時間がの生産性に悪影響を及ぼしている可能性も否定できません。特に、東京や大阪など大都市圏に勤務するビジネスパーソンにとって、通勤ラッシュは苦痛をもたらすものです。オフィスにする着く頃にはすでに体力を消耗し、精神的にもストレスがかかってしまいます。これでは、最高の状態で業務をするのは難しいでしょう。

しかし、テレワークを導入すればこの通勤に関わる問題は解決されます。出勤時間がゼロになることで、ストレスなく、無駄な時間を費やすこともなく業務をスタートすることができます。これにより、作業の生産性向上が見込めます。

また、日々の営業活動もオンライン化できれば、わざわざ先方のオフィスへ訪問せずとも商談が行えます。日々の移動時間・交通費の削減が見込めます。

また、ビジネスパーソンによっては、オフィスでは集中して業務に取り組むのが難しいというあります。テレワークに移行することで、オフィスで作業中に発生する同僚からの仕事の依頼や、上司との急なミーティング等も無くなり、負担軽減が期待できます。

テレワークが実現することで、このようなオフィスで働くことによるデメリットを軽減することができるかもしれません。

人材確保

能力はあるにもかかわらず、住む場所や家族の置かれた状況などにより、オフィスに勤務することが難しい社員もいます。このような埋もれた人材を生かすことが出来るのもテレワークのメリットです。

例えば、テレワークが可能であれば、地方に住んでいる方が東京の企業の職に就くことも可能です。これにより、人材採用の幅がぐっと広がる可能性があります。

また高齢化社会に伴い、両親の介護をしなければならない方も増えています。自宅にいながら仕事ができれば、このような人材を採用し、活躍の場を提供できるようになるでしょう。

コロナウィルス感染拡大により、多少の状況の変化はあるとは言え、人材不足を課題に挙げる企業もあります。このような企業にとって、テレワークは企業の喫緊の課題を解決する切り札になるかもしれません。

コスト削減

東京など、大都市圏にオフィスを持つ企業にとって、その賃料は大きな負担です。増床に伴い、賃料の負担が増せば、緊急時に企業の経営に大きな影響を与えかねません。

テレワークの導入が進むことで、オフィスの必要性は最小限に済むでしょう。そうなれば、企業経営のあり方も大きく変わるかもしれません。

企業イメージの向上

新型コロナウィルス感染拡大により、テレワークの導入や必要性は以前にも増して認識されているものの、しっかりと運用できているケースはまだまだ少ないといえます。

それだけに、テレワークが可能になり従業員が高い生産性を持って働けることが認知されれば、他社との差別化につながり、イメージアップにつながるでしょう。

従業員のメリット

企業にメリットがもたらされるのと同様に、従業員もテレワークによって以下のようなメリットが生まれます。

  • 通勤時間の削減
  • 感染症の予防
  • 子育て・介護との両立

通勤時間の削減

企業のメリットでもお伝えしましたが、通勤時間がなくなるのは会社だけでなく、従業員にもメリットがあります。

多くの従業員にとって、通勤は大きな負担になります。そのため、テレワークによって通勤時間が無くなれば、仕事を効率的に進められるだけでなく、プライベートもより充実させることができるはずです。

これにより、理想的なワークライフバランスを実現できるでしょう。

感染症予防

人が密集した満員電車を避けられることで、コロナウィルスなどの感染症から身の安全を守ることができます。またオフィスを発生源とする”職場クラスター”からも逃れられます。

コロナウィルス感染拡大以降、「三密」を避けられる社会を作るため、世の中が大きく変わろうとしています。テレワークが実現すれば、これは自ずと実現できるはずです。

子育て・介護との両立

女性の社会進出が進んだり、男性が育児をしたり、年老いた両親を介護するなどビジネスパーソンの置かれた環境は様々です。

このような状況で、毎日オフィスへの出社が難しい従業員にとっては、テレワークは自らの可能性を広げるチャンスになります。

人生の歩み方が、今後ますます多様化するなかで、テレワークの環境が整っている企業に勤める事は、大きな可能性をもたらすかもしれません。

社会

テレワークは企業やそこで働く従業員だけでなく、以下のような社会全体の課題も解決します。

  • 少子高齢化
  • 地方創生
  • 環境問題

少子高齢化

日本は、世界で最も少子高齢化が進んでいると言われています。これまでのように、都市に住んでいる若い男性だけを採用しようとしても、組織が思うように拡大できない状況に置かれるかもしれません。

テレワークの導入が進めば、地方に住んでいる優秀な人材に仕事が集まり、企業にとっても業務拡大のきっかけにもなります。

労働人口が減少する中、テレワークの導入により、その穴埋めが可能になるのではないでしょうか。

地方創生

働く人たちが住む場所にとらわれなくなると、都市から地方への移住が加速するかもしれません。これにより、人口減少に悩む地方の課題が解決する可能性もあります。

また地方へ移住した人たちが、その土地に根差した文化やビジネスを新たに起こすかもしれません。これにより、ただ人口減少を解決するだけでなく、真の地方創生が実現できるでしょう。

環境問題対策

都市の人口が過密になることで、職住環境が悪化する可能性もあります。また必要以上に自然を破壊し、環境の悪化を招くリスクもあるでしょう。

テレワーク、地方への移住などが進めば、職住環境の改善、自然環境の維持が実現すると考えられます。

企業の取組事例

テレワークを導入しようにも、実際にどのような業務でテレワークが可能かイメージがつかないという企業もあるでしょう。

ここでは、テレワークに取り組む企業の事例を3社ご紹介します。

あしたのチーム 三好サテライトオフィス

 

「人事評価制度で世の中を変革する」をミッションに人事コンサルティング事業を展開する、あしたのチーム。全国47都道府県への拠点展開を進めつつ、徳島県三好市、福井県鯖江市へサテライトオフィスを設置しています。

老舗旅館を再利用したサテライトオフィス・三好ランドでは、営業アシスタントなどオペレーション業務を行なっています。「出勤してから退勤するまで、一歩もオフィスから出ずに完結する業務は、サテライトオフィスでも十分できる」という考え方がベースになっており、ミーティングを実施する際は、Web会議システムを活用しています。

働く従業員からも「大都市から移住・転職して、子どもと一緒に過ごす時間が増えた」「Uターンで地元に戻ってから他県で働いていたけど、地元にサテライトオフィスができて、その可能性を感じた」といった声が挙がっています。

全国に拠点を展開する、あしたのチームでは、ビデオ会議システムを通じてコミュニケーションを積極的に取っています。本社とサテライトオフィスをつないだランチ会などを通じて、遠隔にいながら社員同士の親睦を深めています。

システージ

官公庁や教育機関、民間企業などの情報システムを構築するシステージ。北九州に本社を置きつつ、顧客が多い福岡にもサテライトオフィスを構えています。

社員同士のコミュニケーションは、テレビ会議システム「V-CUBE Box」を常時接続して、拠点間のコミュニケーションの活性化を図っています。

サテライトオフィスの開設などテレワークが進むことで、コミュニケーションの難しさを課題に挙げるケースが多いです。文字ベースのやり取りが中心になるため、ニュアンスが伝えづらくなったり、相手の表情が読み取れないため、様子がつかみづらい状況が発生します。

しかし、システージはこの課題をテレビ会議システムを積極活用することで解決します。テレビ会議システムのメリットとして、表情や口調から相手の様子を読み取り、空間の共有が容易になったことがあります。高機能なカメラを導入すれば、会議室やオフィス全体を映し、オフィスで働く様子が見えてきます。

また打ち合わせも移動が発生しないため、残業の削減も実現しています。

ママグロースハッカーズ

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リサーチやプランニング、Webコンテンツの制作など幅広いビジネスを展開するママグロースハッカーズ。時間の制約が多い主婦たちが働けるようになったのは、テレワークを前提とした働き方を実現しているのが大きいようです。

Web会議システムを使ってミーティングをするだけでなく、オフィスで行うようなちょっとした相談もできるといいます。またデザイン業務については、実際の制作物を見ながら口頭でニュアンスを伝え、進めています。

まとめ

ここまで、テレワーク導入のメリットとその事例についてお伝えしました。

テレワークは、企業はもちろん、そこで働く従業員や会社の枠を超えた地域までポジティブな影響を与えます。そのことは、こちらで紹介した事例を見れば、一目瞭然です。

自社にとって、どのような働き方がベストか。コロナウイルス感染拡大は、振り返りを行うきっかけになっているかもしれません。テレワークのメリットを理解して、最適な職場環境を作っていきましょう。

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