三菱地所とブイキューブが働き方改革推進の実証実験を開始

三菱地所とブイキューブが働き方改革推進の実証実験を開始
丸の内エリアのオフィスビルに「テレキューブ」を設置し、テレワークのための空間を提供

三菱地所株式会社（以下 、「三菱地所」）と株式会社ブイキューブ（以下、「ブイキューブ」）は、テレワークのためのコミュニケーションブース「テレキューブ」を活用した働き方改革推進のための実証実験を2018年11月下旬(予定)より開始します。三菱地所が保有する東京丸の内エリアの三つのオフィスビルのエントランス等に「テレキューブ」を設置し、多くの働く人たちにご利用頂くことを通じて、働き方改革の推進に貢献するサービスの提供を加速して参ります。

【本取り組みの経緯と主旨について】
国が掲げる働き方改革の実現に向けて、近年、働く人たちの生産性を向上させる多様なワークスタイルのあり方が求められています。特に、「いつでも」「どこでも」働けるテレワークの普及は、働き方改革に最も有効な手段のひとつとして注目が高まっています。しかし、テレワークに利用されることの多いカフェやサテライトオフィスといった空間はセキュリティの面で課題があります。秘匿性のある情報を取り扱いながらの資料作成や電話などに適しておらず、テレワークをするための理想的な場所が不足しているのが現状です。

こうした課題に対して三菱地所とブイキューブでは、多くの働く人たちと情報が集まる東京丸の内エリアのオフィスビルに「テレキューブ」を設置し、テレワーク空間の需要及び利用状況の把握を目的とした実証実験を実施することにいたしました。防音性が高く十分にプライバシーが確保された環境を提供する「テレキューブ」は、秘匿性の高い情報を取り扱いながらの業務やコミュニケーションに適しています。往訪の前後の待ち時間に社内との打ち合わせや会議に電話やウェブ会議で出席することが可能となります。移動の間に立ち寄って隙間時間に作業や電話などをして有効活用したりするなどの利用シーンも想定しています。

三菱地所とブイキューブは、誰もが利用できるセキュリティの高い空間の提供を通して、働く人々の生産性向上と多様なワークスタイルの実現を目指します。また、この実証実験からオフィスビルにおける「テレキューブ」設置への需要を把握することを通して、両社の協業による「テレキューブ」設置および課金モデルによる事業化を視野に入れています。

【テレキューブとは】
あらゆる場所に設置できる、防音型のスマートボックスです。内部にはテーブルとイスが設置されており、セキュリティが保たれた静かな環境で、資料作成やメールなどの業務や、電話、ウェブ会議などでのコミュニケーションが可能です。オフィスなどの屋内はもちろんのこと、公共空間、駅の構内などに設置することが可能です。

■防音性能：天井密閉型

■外　　寸：樹楽製作所製）幅1,120mm×奥行1,120mm×高さ2,210mm
オカムラ製）幅1,200mm×奥行1,200mm×高さ2,315mm

■換気機能：天井部に空気孔とファン

■電 源 等：コンセント×1、USBコネクタ×1

■入室管理：筐体入口にQRコードを表示し、利用者が所持するスマートフォン(QRコード)で開錠

【実証実験の概要について】

なお、本実証実験は以下協力各社の技術やノウハウを活かし、実施、運営してまいります。
・テレキューブ本体の共同開発:株式会社樹楽製作所、株式会社オカムラ
・予約システムの開発、運用、およびテレキューブの鍵制御IoTシステムの開発、提供:KDDI株式会社
・監視カメラ、監視システムの提供:ＡＬＳＯＫ
・高いセキュリティのネットワーク機器:株式会社アイ･オー･データ機器
・高いセキュリティを確保できるパソコン、モニタの提供:レノボ・ジャパン株式会社

【会社概要】
商号 ： 三菱地所株式会社
URL ： http://www.mec.co.jp/

【報道関係のお問い合わせ先】
三菱地所株式会社　　広報部
TEL：03-3287-5200 FAX：03-3212-3757

【会社概要】
商号 ： 株式会社ブイキューブ（V-cube, Inc.）
URL ： https://jp.vcube.com/

【報道関係のお問い合わせ先】
株式会社ブイキューブ　　社長室　広報担当
TEL ： 03-5768-3308    FAX ： 03-6866-5601    E-mail ： release@pj.vcube.co.jp