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ブイキューブとウィーメックス、オンライン診療用防音ブースの共同開発に向け協業を開始
~医療資源の地域偏在の是正や早期受診機会の創出等、医療体制維持への貢献を目指す~

2024.06.13

株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 国内CEO:高田雅也、以下 ブイキューブ)とPHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)傘下のウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋秀明、以下 ウィーメックス)は、ブイキューブの「TELECUBE」(※1)とウィーメックスのリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」(※2)を活用したオンライン診療用防音ブースの共同開発に向け協業を開始いたします。両社は、医療需給の不均衡や医師不足等、地域の実情に応じた医療提供体制の確保や、地域住民の医療アクセスの向上を目的に、医療資源の地域偏在の是正や早期受診機会の創出等、医療体制維持・向上への貢献を目指します。

■協業の背景
2023年5月18日の厚生労働省医政局による通知「へき地等において特例的に医師が常駐しないオンライン診療のための診療所の開設について」(令和6年1月16日に廃止)(※3)を受け、兵庫県養父市(市長:広瀬栄、以下「養父市」)とブイキューブ、ウィーメックスは、養父市の公民館に、リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」の技術を生かし、日本向けに開発された小型モデル「Doctor Cart」(※4)が搭載された「TELECUBE」を設置し、2023年11月7日より実証実験を行っています(※5)。この実証実験の経験を踏まえ、地域の交通条件や自然的条件の影響を受けやすい山間地、離島等、医療体制の確保が困難な地域に対し、ブイキューブとウィーメックスは協業し、医療課題への新たな貢献を目指します。

■協業の概要
このたびの協業においては、ブイキューブの製品開発力、保守・運用体制とウィーメックスの遠隔医療ソリューションといった両社の強みと知見を活かし、オンライン診療用防音ブースの共同開発など、様々な医療ニーズに対応したサービス提供を目指します。また、厚生労働省医政局が発表した「遠隔医療の更なる活用について」(※6)では、へき地等だけではなく、都市部でも必要性に応じて医師非常駐のオンライン診療用診療所の開設が可能になります。ブイキューブとウィーメックスは、へき地のみならず都市部でのサービス提供を視野に、地域の実情に応じた医療課題の解決に向け協力関係を構築してまいります。

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<協業における取り組みの概念図>

■防音個室ブース「テレキューブ」について
「テレキューブ」は、ブイキューブが2017年より「Web会議の場所がない」問題を解決するために提供開始した、さまざまな場所に容易に設置できる、防音個室ブースです。内部にはテーブル、イス、電源コンセントなどが設置されており、機密性が保たれた静かな環境で、資料作成やメールなどの業務、電話やWeb会議などでのコミュニケーションが可能です。個人で作業やWeb会議を行えるソロ、1on1など2人でのミーティングに適したグループ1型、4人までの打合せが可能なグループ2型をラインアップしています。

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<左:ソロ、右:グループ型>

 

(※1)「TELECUBE」製品紹介サイト
https://jp.vcube.com/telecube
(※2)リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」ブランドサイト
https://www.phchd.com/jp/bx/telehealth
(※3)出典:「特例的に医師が常駐しないオンライン診療のための診療所の開設について」(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc8204&dataType=1&pageNo=1
(※4)リアルタイム遠隔医療システム「Doctor Cart」製品紹介サイト
https://www.phchd.com/jp/bx/telehealth/services/doctorcart
(※5)プレスリリース:兵庫県養父市とウィーメックス、ブイキューブが公民館でオンライン診療の実証事業を開始 ~へき地等における医療アクセスの改善に貢献~
https://www.wemex.com/news/20231024_75.html
(※6)出典:「遠隔医療の更なる活用について(厚生労働省 医政局)」(内閣府)https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231218/medical01_01_01.pdf


※TELECUBE(テレキューブ)は、株式会社ブイキューブの登録商標です。

【ウィーメックス株式会社について】
ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制として、2023年4月より新会社として事業を開始しました。「メディコム」ブランドの医事コンピューターや電子カルテシステムの他に、薬局経営のサポートや特定保健指導の支援、遠隔医療システムなどを提供しています。また、2023年10月に富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社より電子カルテ・レセプト関連事業を取得し、ウィーメックスヘルスケアシステムズ株式会社が誕生。 国内の「医療DX」を推進するヘルスケア IT製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。
https://www.wemex.com/
□所在地 :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF 渋谷ガーデンフロント14F
□代表者名 :代表取締役社長 高橋 秀明

【PHCホールディングス株式会社について】
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2023年度のグループ連結売上収益は3,539億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
https://www.phchd.com/jp


【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

■報道関係のお問い合わせ先:ブイキューブ 広報事務局(プラップジャパン 内)
E-mail:vcube_release@prap.co.jp


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