インタビュー
導入背景
製品の開発から製造・販売にいたるまでには、各地にある研究所やスタッフとの密な打ち合わせが必要不可欠だ。しかし、全国にある営業所から本社へ集まるには時間とコストがかかってしまい、そう頻繁に行えるものではない。また、製品の実物を見ての打ち合わせなども大切なポイントとなっていた。毎月行われる全社会議は声だけの電話で行っているという状況で、声だけでは一体感がなくせっかくの社長からの話も社員に伝わりにくいといった現状もあった。
そんな時、音声と映像が同時通信できる“V-CUBE ミーティング”を知り、これを使用すれば、コスト削減と事業所間との連携図るだけでなく、さらに社長訓示をよりリアルに再現出来る為、社員一人一人のモチベーションを上げていけると判断し、導入へと動いた。(代表取締役 岡本 宗篤氏)
選択のポイント
「新しいシステムを導入する際に、やはり一番問題となってくるのがコストです。“V-CUBE ミーティング”は、その導入コストや、月々のランニングコストが安価であった事、特別なソフトのインストールが必要ないということで、簡単で使いやすいと言うところが導入をする際の大きなポイントになりました。」と日本薬品開発株式会社・人財部の深井隆氏は語る。
導入効果
「今までの声だけの会議から、お互いの顔をみて話せるWEB会議システムに代えて、全体の映像を見ることができ、以前よりも朝礼らしい臨場感が出た事で、参加社員全体に一体感が出てきました。話し手の顔を見ることができるようになった事や、相手を理解しやすくなった事で、会議の内容も、分かりやすく、さらに伝わりやすくなったと思います。また、日本全国や海外とのやり取りは、いつでもどこからでも参加ができるので、距離を感じさせない会議や打ち合わせが頻繁に行う事ができるようになりました。社内や取引先と密にコミュニケーションを図る事ができるようになり、社内に上手く浸透していっています。」
利用状況
- 毎月の全社朝礼に
- 海外拠点との打ち合わせに
- 社内間での打ち合わせ、取引先との打ち合わせに
今後の展望
「日本国内への益々の普及を図り、今後は海外への展開に力を入れていこうと考えています。これからは、よりいっそう海外への比重が大きくなってくると予想され、その際には益々“V-CUBE ミーティング”のようなコミュニケーション手段が重要となってくると考えています。“V-CUBE ミーティング”を上手く活用し、国内だけに留まらず海外展開を積極的に進めて行きたいと思います。」
※本事例は2006年2月に取材した内容を基に作成・掲載しております。