200店舗以上に設置していたテレビ会議システムをV-CUBE ミーティングに全面リプレイス
神奈川県を中心に、郊外型の大規模店舗から小規模な携帯電話ショップまで、様々な形態の店舗を展開しているノジマ。その店舗数は、2017年7月現在で223店舗に及ぶ。顧客の来店数が見込まれる週末商戦直前での打ち合わせに注力している同社では、各店舗へのきめ細かい情報共有を行うために、全店舗にテレビ会議システムを設置していた。約5年利用してきたシステムのリプレイス時期を迎えたのを機に、テレビ会議システムの継続利用か、新たなサービスの新規導入かを比較検討した結果、V-CUBE ミーティングへの全面リプレイスを選択した。
専用のテレビ会議システムの課題
設置している会議室のみで開催場所に制約
専用のテレビ会議システムの機器が設置されている場所でしか会議に参加できないので、出張の多い役員やエリア長が参加できないことも。
初期費用や保守費などコストが膨大
リプレイスのための導入初期の機器購入や、導入後に毎年かかる保守費用など継続使用は高コスト。
社内会議など活用用途が限定的
拡張機能がないため社内での会議に利用が限定され、顧客へのセミナーや株主向けの四半期の報告などの対外的なことに活用できない。
V-CUBE ミーティングでこう解決!
出張中は外出先からタブレット端末で参加可能に
場所を問わずにWeb会議に参加できるため、出張中でも、リアルタイムでの情報共有が可能。
全店のスタッフが参加する毎週の朝礼や、月例での店長会議、家電・PC・通信などの部門の担当者が集まっての会議など、同時接続が200以上という、多人数での利用が多いため、会議の時間は変更しにくいが、出張中でも欠席せずにすむようになった。
初期費用、ランニングコストをあわせて50%のコスト削減
ハードの新規購入をせず、各店舗の共有PCをそのまま使え、保守費なども不要なので、全体で50%のコスト削減という試算に。
現場での運用を考えると、テレビ会議システムの継続利用が、最も楽な選択肢ではあったが、機能面に加え、コスト削減効果を考慮し全面リプレイス。
対外的な動画による情報提供やビジネスチャットなど機能を増やしてサービスを有効活用
V-CUBE ミーティングに加え、動画セミナー配信、ビジネスチャットなど多彩な機能が利用できるライセンス形態を選択。
V-CUBE ミーティング(Web会議)、V-CUBEセミナー(社内外の研修)、V-CUBE Gate(ビジネスチャット)など、複数のサービスを利用できるライセンス形態である「V-CUBE One」を契約したことで、遠隔会議以外にも活用の幅が広がった。
V-CUBE ミーティング選定のポイントは?
200拠点以上での同時接続が可能であるか?
全店舗が毎週参加する朝礼など、多拠点からの同時接続が行えるサービスであること。
- 多拠点の同時接続を考慮した設計で品質を落とさずにWeb会議を実現
- 発言者の画面が大きく自動表示されるので会議の進行がスムーズ
音声や画質がクリアでスムーズな会議が行えるか?
テレビ会議システムからのリプレイスであるため、切り替え前と遜色のない品質が保てること。
- 帯域状況に合わせて送受信が可能な最も高い品質にあわせるため音声が途切れにくい
- 画質も帯域状況に左右されにくく、HD対応の高画質でWeb会議を実施
テレビ会議システムの継続利用よりコストメリットが生まれるか?
イニシャルコスト、ランニングコストをトータルで考えたときに、コスト削減が可能であること。
- 既存のPCの活用でイニシャルコストが不要
- 月額利用料のみで、毎年の保守費用は不要
お客様の声:200拠点以上の同時接続による会議を毎週開催
株式会社ノジマ ITシステム部 執行役部長 多田雅哉 氏
店舗と本部とのリアルタイムの情報共有が非常に重要である事から、5年以上前に全店にアプライアンスのテレビ会議システムを導入しました。導入から5年が経過しリプレイスを計画していた時に、テレビ会議システムを更新して継続利用するか、それとも新たなツールに置き換えるかを検討した際に、比較し たのがV-CUBE ミーティングでした。
製品選定にあたり、社長をはじめとする経営層が特にこだわっていたのが映像や音声の品質でした。当社では現場の人たちに、言葉のみではなく、意思、思いを伝える事を重視しているからです。試用してみたところ映像や音声ともにクリアでしたし、実際の導入後も以前とそん色ない品質での会議が行えています。 200以上の拠点を同時接続して定期的に遠隔地での会議を行っています。
実際に担当者が1か所に集まっての打ち合わせをすることもありますが、そういう場合でも広い範囲に出店していることもあり、全員が集まるということは難しく、約30店舗はV-CUBE ミーティングによるWeb会議での参加となっています。
V-CUBE ミーティング以外の機能も活用できる、V-CUBE Oneの契約なので、Web会議以外にも活用の場を広げています。例えば、ビジネスチャットであるV-CUBE Gateです。企業内の情報を守るポリシーとして、業務においてのLINEの試用を禁止していますが、効率の良いコミュニケーション手段としてGateを使用してもらっています。
遠隔会議が行えるだけでなく、こうした多機能という点も、旧来のテレビ会議システムの継続ではなく、ブイキューブを選択した、大きな理由の1つです。
株式会社ノジマにおける V-CUBE ミーティング活用法
デジタルネットワーク専門店ノジマ、ノジマモバイル、でんわ館、キャリアショップなど、郊外型の大規模店舗から小規模な携帯電話ショップまで、様々な形態で200店舗以上を展開しているノジマでは、全店舗の担当者を集めた朝礼のほか、店長や部門担当者の月例会議で活用していたテレビ会議システムを、すべてV-CUBE ミーティングにリプレイス。導入コストや運用コストをあわせて50%の削減に成功している。
全店舗参加の朝礼は毎週開催
社長の訓話やマーチャンダイザーによる戦略説明などを行う10分程度の朝礼は、毎週開催される。本部の司会役が進行し、各店舗で発言を担当する参加者が、V-CUBE ミーティングを通じて情報を共有する。
月1回の店長会議、部門の担当者会議でも活用
毎月開催している店長会議や家電・PC・通信などの部門担当者会議もWeb会議を利用している。部門担当者会議では、実物の商品や部品などを見ながら行ったほうが効果的であるため、近隣の店舗の担当者は本部に集まるが、遠隔の約30店舗はWeb会議で参加する。
外出先からの会議参加も可能に
社長やエリア長の出張が会議日程とかぶってしまった場合は、専用のテレビ会議システムを使用していた頃は、場所の制約から欠席せざるを得なかったが、V-CUBE ミーティングは多様な端末に対応したサービスなので、携帯しているタブレット端末による出席が可能になった。
アルバイト採用の面接にも活用
店舗ごとにアルバイトを募集すると、通常業務以外の負荷が増えるため、本部の人事部門にアルバイトの面接業務を集約。従来はSkypeを利用していたが、URLを送ってクリックしてもらうだけで遠隔での面接が可能になるV-CUBE ミーティングへとリプレイスした。