直感的に使える動画プラットフォームを導入
オンデマンド配信で感染リスクと移動コストを削減
北海道から九州まで、全国各地に保険調剤薬局を140店舗以上展開している株式会社フロンティア。在宅福祉に関連した福祉用具レンタル・販売や住宅改修のサービスも実施しており、2,400人以上の社員を抱えている。同社では、2020年から社内研修や新商品の情報共有に動画配信プラットフォーム「Qumu」を採用。動画を活用してマニュアルの周知やトレーニングを行ってきた。先ごろには勤怠管理システムを全社で刷新。それに伴う概要説明や使い方の解説も「Qumu」を活用して行うなど、社内情報共有における動画の活用を積極的に推進している。
従来の社内情報共有における課題
紙やPDFでは説明が伝わりにくい
アプリやシステムの操作方法は紙やPDFだと分かりにくかった。
対面での社内説明会は感染リスク高
リアル会場での説明会は感染リスクが高く実施が困難だった。
動画サイトには情報漏洩リスクも
一般的な動画プラットフォームの流用はセキュリティ上の不安がある。
「Qumu」でこう解決!
説明・研修・トレーニングなどをすべて動画で代替
紙では伝わりにくかったソフトウェアやシステムの動作・扱い方を誰にも分かりやすく説明可能に。
研修はもちろん、新たに導入した勤怠管理システムの打刻方法から情報管理・出力まで、ステップごとの動画で誰にでも分かりやすく説明できる。
オンデマンド配信ですべての社内説明会を実施
個室環境によって応募書類や応募者の顔も周囲に見えず、相手にも安心感を与えられる。
従来は全国各地を巡回して行っていた説明会が不要に。医療従事者の感染リスクを回避するとともに、スケジュール調整や移動・時間コストも大幅に削減できた。
アクセスコントロールで常にセキュアな視聴環境を構築
部門ごとのアクセス制限や社内の認証サーバと連携したユーザ認証もでき、動画の視聴環境を常にセキュアに保てる。
薬品や新商品に関するコンフィデンシャルな情報も、営業・人事・サポートなど、部門や関係者ごとにアクセス可能なユーザーを設定可能なので、情報の漏洩対策も万全に。
「Qumu」選定のポイントは?
誰でも使いやすい機能とインターフェースを備えているか?
直感的に扱うことができ、動画編集や視聴をスムーズに行えること。
- カテゴリやジャンルなどのインデックスをつけることで動画が探しやすい
- 動画のアップロードや編集が直感的に行え、現場レベルでコンテンツの作成、追加が可能
情報漏えいに配慮したセキュリティ対策がなされているか?
社内情報を扱うため、外部に情報が流出しないセキュリティが整っていること。
- 視聴権限の付与やパスワードの設定、認証サーバーとの連携などのプライバシー機能を搭載
視聴解析・レポーティングができるか?
ユーザーごとの視聴回数やデバイス別の視聴環境などを分析・解析できること。
- どのユーザーが動画を何%まで視聴したかなどを詳細にレポーティング
お客様の声
全国を巡回して行っていた説明会を動画で代替
近年の働き方改革などに伴って、弊社では先ごろ全社の勤怠管理システムを刷新しました。従来はこうした社内システムの変更などは紙やPDFで告知し、その使い方も紙ベースで説明を行っていました。
弊社には薬剤師や看護師をはじめ、2,400人を超える社員がいます。今回のシステム変更は、その全員に新システムの概要や使い方を正しく周知する必要があり、そのうえで動画での説明が不可欠だと考えていました。「Qumu」を利用したことによって、新たなシステムのどのボタンを押したらどの画面が表示されるか、どのように打刻や管理をするのかといったことも、非常に分かりやすく、誰もがいつでもどこでも理解できるようになったと思います。
株式会社フロンティア 総務人事部 後藤 勝志 氏
全社員がいつでも何度でも確認できるので理解度が向上
勤怠管理システムの動画マニュアルはステップごとに計9本制作しました。さらに、従来はシステム変更の経緯や概要について、全国の支店など15カ所以上にリアル会場を設け、私どもが巡回して対面で説明会を行っていました。新型コロナウイルスの感染拡大でこうした説明会を行うことは難しいということもあり、この説明会も「Qumu」のオンデマンド動画配信で代替することができました。
動画で行ったことで、各地でのスケジュール調整が不要になり、移動コストや時間コストが大幅に削減できました。また、説明会では各支店の上席の立場にある人間にしか伝えられませんでしたが、「Qumu」を通して全社員がいつでも何度でも確認できることで認知度・理解度も上がっているように感じます。
株式会社フロンティア 総務人事部 北村 八重 氏
現場からの声を受け60本近い動画を配信
FP推進室は、新商品の開発をはじめカタログや広告物の製作などを行う部署です。また、社内の営業スタッフを対象にした社内教育も担っています。私は商品開発と車いすをメインに社内研修を担当しています。
従来、特に営業スタッフの研修は全国からスタッフが本社に集まって実習する形式がメインでした。弊社では2020年の春ごろから、新たな商品についての情報を動画で共有し始め、その後「Qumu」を導入したことで配信する動画が一気に増えました。
営業担当者向けの動画は実習系、講義・座学系が主ですが、そのほかにも新入社員向けに会社の理念や概要などについて示した動画も用意しています。商品説明の動画も含め、すでに60本近い動画をアップしています。多くの人が一つの場所に集まるということができない中、会社側が社員に伝えたいと考えていることを、動画によって正しく分かりやすく伝えられることは大きなメリットがあると感じます。
研修後には「こんなコンテンツを動画で用意してほしい」といった要望を受けることもあり、今後もコンテンツを増やしていきたいと思います。
株式会社フロンティア FP推進室 澤田 篤 氏
3分程度のシリーズ動画にすることで現場での使いやすさに配慮
動画制作を担当するうえで、どの動画も最長でも30分程度に収まるようにするなど、現場の営業担当者らが理解しやすいことはもちろん、見たい動画にアクセスしやすくなるようにも心がけています。
たとえばベッドから車椅子に移るための介助用リフトなどについては、テーマやポイントごとに分けた3分程度の動画を、計10本ほどのシリーズにして説明しています。タイトルもそれぞれひと目で内容がわかるようにつけておくことで、営業担当者が現場で説明したり内容を振り返ったりする際にも、すぐに最適な動画にたどりつけるようにしています。
そうしたタグ付けやカテゴライズも「Qumu」は行いやすく、プラットフォーム上で直感的に見つけやすいので、現場でもかなり有効に活用してもらっています。
株式会社フロンティア FP推進室 飯田 悠太 氏
アクセスコントロールでセキュアな環境を構築しやすい
「Qumu」の導入は、各部からの要望を受け、全社で活用できる動画配信サービスとして導入を決めました。複雑な操作を必要とするわけではないので、「YouTube」などの動画プラットフォームでも可能かもしれませんが、やはり社内独自の運用をはじめ、コンフィデンシャルな社内情報を扱うので、セキュリティ面の不安がありました。
そうした点で、アクセスコントロールが細かく設定でき、限られた人間を対象にして社内あるいは関係者だけで動画をセキュアに共有できる「Qumu」は、弊社のニーズにまさに一致していたと思います。
株式会社フロンティア IT開発部 竹原 一貴 氏
誰もが使いやすいプラットフォームにアクセス分析も活用
「Qumu」はそもそも使い方が非常に簡単で、難しい操作説明などなしでも社員の多くがすぐに利用できます。また、デバイスごとにどのコンテンツをどれだけ視聴しているのかを把握できることも、社員の理解度や認知度を図る上で非常に重宝しています。
PCに限らず、スマートフォンからも見やすく操作性も良いため、みなそれぞれの場所で必要な情報に十分アクセスしていることが視聴時間やアクセス数からも見て取れます。「Qumu」による動画での情報が、社内に浸透していると実感しています。
株式会社フロンティア IT開発部 一色 直也 氏
フロンティア 様における「Qumu」の活用法
2,400人以上の社員が北海道から九州まで、全国各地に在籍している株式会社フロンティア。社内研修や新商品の情報は、「Qumu」を利用した動画マニュアルやトレーニング動画で共有している。先ごろ刷新した勤怠管理システムの説明も概要から使い方まで動画で全社に共有。社内コミュニケーションにおける動画の活用が進んでいる。
新勤怠管理システムのマニュアルを動画で配信
Qumuの動画プラットフォーム上に配信した動画では、新システムのどのボタンを押すとどの画面が表示されるか…や、打刻画面の操作方法、管理画面についてなど、すべて実際の挙動を動画で解説している。
全社員がいつでも何度でも確認できるので認知度・理解度の向上にもつながった。
新商品の概要説明や研修はカテゴライズされた動画で解説
たとえば、ベッドから車椅子に移るための介助用リフトの解説動画。動きのステップやポイントごとに、3分程度の動画が10本ほどのシリーズなっている。
タイトルも内容がひと目でわかるようになっており、営業担当者が現場で急遽説明したり内容を振り返ったりする際にも、すぐに最適な動画にたどりつける。