編集から投稿・共有までを一元化
独自プラットフォームで誰もが使いやすく
全国各地に家電量販店「ジョーシン」を展開する上新電機。本社はもとより各店舗の従業員らが研修用に制作されたマニュアル動画を視聴できるシステムが存在していたものの、投稿のしにくさや、セキュリティ設定に使い勝手の悪さがあった。新たに導入した「Qumu」では、動画の編集と投稿が同じプラットフォーム内で完結でき、多要素認証によってセキュアかつ独自にカスタマイズされた視聴環境を簡単に構築。従業員らが気軽に視聴・動画共有できる環境が実現した。
従来の社内情報共有における課題
動画制作・編集作業と投稿作業が別フローだった
動画の制作者が管理部門である情報システム部へ動画の投稿を依頼する手間があった。
視聴者を限定することでしかセキュアな環境を構築できなかった
動画に個別にパスワードを発行するなどの対応ができなかった。
プラットフォームの使い勝手が悪かった
4000本近い動画がさまざまな階層のフォルダに収められており、視聴したい動画を探すのに時間がかかっていた。
「Qumu」でこう解決!
動画の編集から投稿までを同一プラットフォームで
誰もが簡単に動画を制作、アップロードできるように。
投稿担当者への依頼・調整が不要になり、情報システム部門の工数を削減。
多要素認証で常にセキュアな視聴環境を構築
部門・グループ単位での視聴制限、ID/パスワード認証が可能。
セキュアな環境を担保しつつ、従業員らが気軽に動画を共有できる。
独自のプラットフォーム画面を簡単構築
HTMLとCSSの編集で動画のポータルサイトをカスタマイズ。
従業員らが視聴しやすいのはもちろん、お気に入り登録、コメント投稿などにより視聴しやすいプラットフォームを実現。
「Qumu」選定のポイントは?
動画の編集と投稿が同一プラットフォームで可能か?
直感的に扱うことができ、動画編集から投稿までスムーズに行えること。
- 投稿はもちろん、字幕の挿入やトリミング、動画のカット・並べ替えなどもQumuだけで可能
- 操作性に優れたビデオポータルで、効率よく目的のビデオを探せる
配信に関してセキュアな環境を確保できるか?
コンフィデンシャルな動画についてもセキュリティを確保できること。
- 部門・グループ単位での視聴制限、ID/パスワード認証が可能
- パスワード入力、IPアドレス制限など複数のセキュリティの組み合わせを動画単位で設定できる
ポータル画面をカスタマイズできるか?
- HTMLとCSSの編集だけでカスタマイズ可能
- お気に入り登録やコメント投稿などの多彩な機能で視聴を後押し
お客様の声
社内動画プラットフォームを低コストに実現
弊社では、店舗従業員や営業担当者向けのマニュアル・研修用動画を多数制作し、社内で共有しています。以前に利用していたシステムでは、約4000本の動画をさまざまな階層にフォルダ保存していたため、使い勝手の悪さから視聴率も頭打ちになっていました。
また、旧来のシステムでは、動画を編集する機能と投稿する機能が別々であったため、動画の制作担当部署とそれをシステムにアップロードする部署が異なっていました。そのため、動画を投稿する際には編集担当者が動画を制作後、情報システム部門に投稿を依頼・調整するというフローがあり、情報システム部門に負担がかかっていました。また、視聴者を限定するという方法でしかセキュリティを担保できず、視聴できる社員をグループ化し、動画ごとにメンバーを割り振るという非常に手間がかかる方法を取っていました。
システムの切り替えを検討する中で、複数の動画プラットフォームの中から選定した「Qumu」は、まず動画編集と投稿が共通のプラットフォーム内で完結できます。さらに部門・グループ単位での視聴制限が設定可能で、動画ごとのID/パスワード認証も可能です。加えて、HTMLとCSSの編集だけで独自のプラットフォーム画面を構築できる点も、採用の決め手となりました。
4000本のうち必要な1500本ほどを移行しましたが、「Qumu」は視聴者が動画をお気に入りに追加したり、コメントを入れることもできます。この機能が社内では非常に好評で、実際によく使われている印象です。以前は動画の視聴中に店舗内で呼び出しがあった際など、途中で動画を中断しそのまま見落としてしまう、ということがよくあったのですが、お気に入り登録することでそうした事態が減ったという声がありました。また、タブレットのアプリを使って気軽に視聴できる点も使い勝手の良さにつながっています。
社内運用の面でも、誰でも動画を投稿できるようになったため、情報システム部門の業務効率化につながりました。運用開始7ヶ月で400本ほどの動画がすでにあがっており、いままで情報システム部門に頼めなかった共有したい動画がたくさんあったんだと気づくことができました。
Web会議の内容などを社外の人と共有するといったかたちでも運用を始めています。これにより、多くの社員が自主的に動画を投稿し、またそれを積極的に視聴するというような風土ができつつあり、今後もより幅広く活用していきたいと考えています。
上新電機株式会社情報システム部 萩原大地 氏
上新電機株式会社 様における「Qumu」の活用法
上新電機では、店舗従業員や営業担当者向けのマニュアル・研修用動画を多数制作し、「Qumu」で共有している。従業員らはタブレットなどを用いて「Qumu」上にアップされた新商品の説明動画などを視聴。独自にカスタマイズされたポータル画面で、お気に入り登録をしたりコメント投稿をしたりでき、顧客への適切な案内につなげている。編集から投稿までを同じプラットフォームで行えるため、投稿者が増え、現在では社外とのWeb会議の様子なども必要に応じて「Qumu」で共有するなど、運用の幅を広げている。
1500本を超えるマニュアル・研修用動画を投稿
旧来のシステムでは検索などがしにくかったが、スマートサーチ機能も実装しており、アーカイブにもアクセスしやすくなった。
社外とのコミュニケーションにも
誰もが使いやすいプラットフォームをセキュアに構築できたことで、Web会議の様子なども手軽にアップロードし、必要に応じて社外の関係者とも共有するなど、運用の幅を広げている。