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日本生命保険相互会社 様

新入職員研修セミナーの遠隔配信とフォローミーティングを実施。

V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーによる新入職員研修の成果として、新規代理店開拓件数が前年比で倍増しました。

日本生命保険相互会社様

日本生命保険相互会社は、明治22年に創業し、平成26年7月に創業125周年を迎えるなか、お客様数(被保険者数等):1,155万名、保険金等支払金:3兆7,782億円、総資産:56兆7,907億円(いずれも平成26年3月末現在)となっています。
平成24年度から26年度にかけては、3カ年経営計画「みらい創造プロジェクト」として「新契約販売量の増大」「財務・収支基盤の強化」「人財の育成」の3点を軸に取り組んでいます。

課題
  • 新入職員教育期間を短縮し、早期に戦力化したい。
  • 統一した研修プログラムを、全国拠点で受講させることで、習熟度を一定レベルにしたい。
  • 全社的な働き方の変革の一環として、遠隔地コミュニケーションを実現したい。
用途
  • 新入職員研修のオンラインセミナー配信、録画コンテンツのオンデマンド配信。
  • 新入職員の営業活動フォローの遠隔ミーティングの実施。
  • 全国拠点における、遠隔コミュニケーション促進。
選定した要件
  • 遠隔コミュニケーションが問題なく実施できる、基本機能があること。
  • 営業管理システムとシームレスに連携できること。
  • 運営・サポート体制が十分であること。
評価
  • 新規代理店開拓件数が、前年比で倍増。
  • 新入職員の知識レベル均一化とレベルアップを実現。

インタビュー

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日本生命保険相互会社 代理店業務部 代理店企画グループ課長補佐 高橋弘造氏に、V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナー導入の背景、経緯、活用状況、そして今後の取り組みについて詳しくお伺いしました。

働き方の変革の一貫として、トライアルでWeb会議サービスを導入

日本生命保険相互会社のホームページ

V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーを導入された背景について教えてください。

代理店部門の課題解決と、全社としての取り組みの2つが背景にあります。
当社の営業体制はフェイス・トゥ・フェイスを軸とした直販チャネルがメインで、現在でも売上の9割を占めています。一方、代理店部門の立ち上げは、15年前からと業界では後発にあたります。平成19年には代理店開拓専門職の中途採用を開始しましたが、集合研修は2日程度で、以降は配属先でのOJTが中心でした。教育を担当する所属長はプレーヤーとしての営業活動の傍ら、新人教育、マネージメントを行っています。どうしても個々の考え方や力量によるバラつきがあり、この教育研修を何とかできないかというのが、部門としての課題でした。
もう一つは全社的方針として、生命保険会社が担うべき社会的使命を確実に果たすために、平成24年 4月から3カ年経営計画「みらい創造プロジェクト」をスタートさせています。その一貫として業務の効率化、早帰り、ワークライフバランスの充実など、働き方の変革に取り組んでいます。その中に新たな取り組みの募集があり、当部門が応募した「Web会議サービスを活用した、いつでも・どこでもミーティングができる体制作り」がトライアルの位置づけでの採用となり、平成26年度よりスタートすることになりました。

サポート体制の充実と営業管理システムとの連携

「営業管理システムとシームレスに利用できるメリットは大きい」と高橋氏
「営業管理システムとシームレスに利用できるメリットは大きい」と高橋氏

Web会議サービスとしてV-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーを導入された理由をお教えください。

当社では営業管理システムをすでに導入していましたので、当該システムと連携して利用できると良いなと考えていました。実際に全社での取り組みのトライアルとして当部門が先行して導入を検討する際は、ブイキューブを含む2社を比較検討し、サポート体制の充実度と既存の営業管理システムとシームレスに使用できることから、V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーの導入を決めました。

また、導入にあたり4名の教育研修チームを作り、教育内容を検討した上で、V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーを利用しています。

教育研修セミナーと営業活動フォローミーティングを実施

どのようにV-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーを利用されていますか。

まず、V-CUBE セミナーは、配属後の集中的教育研修に、V-CUBE ミーティングは数人のグループ毎に営業活動をフォローするミーティングに使用しています。

1.V-CUBE セミナー:知識系研修をセミナー配信

入社時の集合研修では膨大なカリキュラムをセミナー形式で週1回・午後の半日をかけてリアルタイムセミナーとして配信しました。9月までの半年間は週1回ペースで、10月からは月1~2回としています。
実は8月まではリアルタイムセミナーでしたが、拘束時間の長さなどからブイキューブと相談しながら改善に取り組み、9月からはオンデマンドセミナー形式で好きな時間に研修を受けられるようにしました。

2.V-CUBE ミーティング:数人のグループに対する営業フォローミーティング

10月から営業活動のフォローとして、3人程度の新入職員と1名の教育研修メンバーがV-CUBE ミーティングを通じて、月1~2回のミーティングを行っています。営業活動管理システムのデータを元に、より具体的な活動状況の報告と情報共有を行い、他の新入職員がどのように活動しているのかを知るとともに、教育研修メンバーがアドバイスも行います。

新人が担当する代理店新規開拓件数が対前年比で倍増

V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーの導入効果について教えてください。

従来は各拠点の所属長に任せていた新人教育を代理店業務部として実施することで、所属長は知識系の新人教育の負担がなくなり、その分のリソースを営業活動などに充てることができるようになりました。所属長によってバラつきがあった教育カリキュラムを統一することができ、新入職員全体のレベルを均一に保ち、かつ短期間でのレベルアップを図ることができたと考えています。また、実際に代理店を訪問しての活動については、所属長の指導がメインとなりますが、月1~2回、数人のグループに対して教育研修グループがフォローを行うことで、細やかな指導も行うことができています。
その効果もあり、新人が担当する代理店新規開拓件数が前年比で倍増するという結果に結びつきました。

また、以前は、営業の業績が、1年~2年は低く、入社3年目から徐々に向上する傾向にありましたが、今回の導入効果を実感できたことで、これまでの新入職員研修期間を2年間から1年間に短縮、早期育成し、2年目から業績向上させられるように計画しています。

社内各部門でのV-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナー活用につながる

V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーの今後の活用予定、ブイキューブへのリクエストがありましたらお教えください。

V-CUBE ミーティング/V-CUBE セミナーは、導入当初は代理店部門のみのトライアル活用でしたが、現在は、他の部署などでの活用や検討が拡がりつつあります。
遠隔ロケーションにおけるコミュニケーションの活性化や、出張による会議のV-CUBE ミーティングへの置き換えなど、新たな取り組みがスタートしつつあります。

当部門の動きは全社展開に向けてのトライアルですので、今後様々な部署で利用が拡大していくと予想されます。単なる会議のみならず、イノベーティブな他社の使い方など、今後のブイキューブの提案とサポートに期待しています。

*取材日時 2014年11月
*記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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社名
日本生命保険相互会社
URL
http://www.nissay.co.jp/
本社
大阪市中央区今橋3-5-12
従業員数
70,806名(うち内勤職員18,481名)(平成26年3月末現在)

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