テレビ会議システムのリプレースで 多地点接続にこだわりV-CUBE Boxを選定
調剤薬局業界での売上No.1を誇る株式会社アインホールディングスは、積極的なM&Aでグループ企業や支店、店舗を急拡大している。10年前に導入していたテレビ会議システム更改時期を迎えていた同社では、「既存システムの最新版」「海外製の安価なテレビ会議システム」とともに「V-CUBE Box」を比較。本支店だけで20拠点を持つ同社では、MCUなしでの100拠点以上接続が可能なことが決め手となり「V-CUBE Box」を選定した。
テレビ会議システム導入における課題
20拠点同時接続はMCUのコストが壁
MCUを持っていない拠点が会議を主催する場合、MCUを持っている拠点へ電話で連絡し、接続依頼する必要があった。
ハードウェアの管理が大変
拠点は全国にあるが、札幌、東京などの一部拠点のシステム管理者では管理が大変。
海外製品はサポートに不安
多地点接続をうたった安価な海外ベンダ製品もあったが、故障時のサポートが不十分だった。
V-CUBE Boxでこう解決!!
MCUはクラウド上にあるため 拠点にMCUが不要
「V-CUBE Box」はクラウド上にMCUがあるため、すべての拠点が複数拠点接続テレビ会議を主催設定できる。
既存テレビ会議システムのMCUは、最大10拠点までしか接続できなかった。拠点数を増やすには高額なMCUを導入しなければならなかったが、「V-CUBE Box」は最大100拠点以上の多地点接続をMCU不要で実現できる。
バージョンアップも日々クラウド側で実行
システム管理者の数が限られていても、ファームウェアのバージョンアップ作業が不要。
各拠点にシステム管理者が出向いて、ファームウェアのアップデートを行うのは非現実的であったが、「V-CUBE Box」であれば、自動的にクラウド側で常に対応してもらえる。
24時間対応のサポートセンターで安心
周辺機器も含めてブイキューブがワンストップで提供できたので、いざという時にも安心。
海外ベンダの製品は、販売代理店はあるものの、故障時の対応などは自社で行わなければならず、国内メーカーによる安心感を重視。
V-CUBE Box選定のポイントは?
多地点接続が安価にできるか?
高価なMCUを導入せずに、現在の拠点接続はもちろん、拠点数増にも対応できる。
- クラウドMCUのため、高額な資産を持つことなく100拠点以上との接続が可能。
- 本体・MCUのバージョンアップはクラウド側で行うため、今まで全国個々の端末で行っていたバージョンアップ等の管理業務も不要。
どの拠点からも多地点接続ができるか?
MCUを持つ拠点からだけでなく、すべての拠点が主導となって会議開催できる。
- 多拠点接続ができない端末は、2拠点間会議の開催しか設定できなかったが、「V-CUBE Box」はすべての拠点・すべての端末で会議が開催可能。
- どこからでも会議開催できるため、会議の頻度が上がり、コミュニケーションが円滑化。
誰でも簡単に使えるか?
円滑なコミュニケーションのために、機械が苦手な社員でも迷わずに使用できる。
- 「①電源・LANケーブルを接続、②電源投入、③リモコンで『会議スタート』を選択、④予約した会議室に入室」の4動作で、誰でも簡単に会議を開催可能。
- テレビ会議システムを利用したことのある人であれば、直観的に使いこなせる。
お客様の声:20拠点30台の導入決定から実稼働まで2週間以内の短期間導入
株式会社アインホールディングス 業務サポート本部 情報システム部 情報システム課 係長 菅 健伸氏
従来のテレビ会議システムの更改時期を迎え、より良い製品を求めていた為、製品選定の期間は2年以上かけていました。1つ目の選択肢は、既存国内システムベンダの製品を買い替えるというもの。2つ目は安価な海外ベンダ製品でコスト削減を図るというもの。3つ目が「V-CUBE Box」でした。
本社、拠点間ではテレビ会議システムを活用していましたが、拠点や店舗間では「V-CUBE ミーティング」によるWeb会議を併用していた流れで「V-CUBE Box」の提案を受けた中、もっとも重視したのが20か所の本支社が同時接続できるという点です。MCU導入はコスト的・物理的に難しかった中、MCUフリーで100拠点以上接続は大きな魅力でした。海外ベンダの製品は、当時最大15拠点接続が可能で、年内に最大25台接続可能になるという話ではありましたが、具体的なリリースタイミングもわからず、サポートにも不安を感じていました。
実際に導入にゴーサインを出したのが2016年4月18日。機器のセッティングなども含めて、5月2日の社長期初講話を稼働開始に全拠点接続を行い、V-CUBE Boxでのテレビ会議システム稼働を開始しました。
株式会社アインホールディングス 業務サポート本部 情報システム部 情報システム課 星 湧氏
私はテレビ会議システムについての問い合わせ窓口を担当しています。 通常、新しいシステムにすると、 操作方法などの問い合わせが一時的に増えるものですが、 リプレースしても操作性に関する問い合わせはほとんど入ってきません。
以前は、札幌と東京の10拠点接続できる親機同士をつなげて、その下に他拠点をぶら下げる形の運用をしていましたが、会議前に携帯電話で連絡を取り合い「東京側ではこの拠点と、この拠点」「札幌側ではこの拠点」というように接続拠点を相談し手間がかかった上、結果として接続が漏れている拠点があったこともありました。
現在は、どの拠点からでも会議開催できるので、コミュニケーションが圧倒的に盛んになったと思います。